[石毛宏典の「独立リーグ」奮闘記]

石毛宏典の「独立リーグ」奮闘記
石毛 宏典
四六判・248P
¥1429+税

野球愛から始まった小さくて大きな挑戦

 これは、元プロ野球選手の単なる回顧録でも根性物語でもない。国境を越えて海外に飛躍する選手たちの増加と、日本プロ野球の現状を見て、「野球の世界も改革しなくては」と独立リーグづくりに向けて行動した、一人の野球人の挑戦を著したものである。

 2005年、愛媛県松山市で開幕した「四国アイランドリーグ」。三年後、石毛の名はそのリーグから消えた。だが、彼のチャレンジは終わったわけではない。松山でリーグを見守りながら、彼が目指しているのは何か。沈黙を破って、今、石毛が語る。

プロローグ 「野・ボール」のまちより
第1章 アマチュア野球時代
 少年野球から社会人野球まで
 ・野球が好きではなかった野球少年
 ・強豪「銚子商業」のライバルとして
 ・野球漬けだった駒澤大学野球部時代 その他
第2章 プロ野球時代
 選手、コーチ留学、監督
 ・一流の人間ってなんだ!? 年俸一億円になって考えた日々
 ・電気釜を背負って見たアメリカの野球
 ・ジャンケンによる打順で誤解されたダイエーホークス二軍
  監督時代 その他
第3章 独立リーグ創設
 四国アイランドリーグから、関西独立リーグ設立まで
 ・スポンサー探しに駆け巡った日々
 ・ナイターはできるのか、頭を痛めた「照明」問題
 ・羽ばたいていった選手たち、指導者たち その他
第4章 野球の未来に向けて
 子どもたちの育成と、より地域に密着した球団へ
 ・日本独立リーグ機構設立に向けて その他
エピローグ 野球の未来図を描く
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