指紋後籐解説

 指紋後藤は後藤大平氏が考えた技法をアレンジし、指先で模様を作り出すものです。まず、朱うるしを厚めに塗り、乾かないうちに凹凸をつけよく乾かしてから朱合漆(半透明のうるし)を塗りさらに乾かして模様を研き出しつやを出す等の工程を十数回繰り返し、模様の高いところが透けて赤く鮮やかになり、低いところは褐色の漆が黒くたまって美しい地紋に優雅さが生まれ使うほど渋みと味わいが出てきます。
 指先を三本使うことによって大きめの模様になり座卓・飾棚等室内調度品にまた、指先一本を使う小さめの模様に菓子器・硯箱・お椀・茶托等指先でたたいて仕上げます。
指紋後藤は堅牢さと、優雅さから高級品として広く愛用されています

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\577,500

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