おーもっちゃんの「音萌の原稿の書き方講座」


 音萌の原稿を依頼されたけど、何を書いて良いか分からない!そもそもどうやってかけばいいの!?という悩める子羊さんたちに送る企画。あくまで音萌の会の原稿に限られますよ~。よそでこの調子で書くと非常識と言われちゃいますよ~。

☆音萌の基本
 印刷物はB4二つ折り(原稿はB5)。編集はPCで行いますので、原稿はできればワードやメールソフトなどで書いた電子編集可能なものがうれしいです。写真やイラストもデジタル化したものが良いですが、スキャナで取り込むこともできますので手書きイラスト郵送でもかまいません。手書き文章は締め切りに余裕を持って送ってください。

☆会報編
 音萌の会報は年1~2回発行されています。主な読者は全国各地に散らばる松山東高吹奏楽部OB・OGで、700人を超えます。地元にいない会員は音萌の会員の近況や、現役吹奏楽部の活躍を知る情報源として楽しみにしています(のはずです)。
●新音萌さんの場合
 高校を卒業したばかりで現役部員のことが気になるでしょうが、待って下さい。この会報は音萌の会の会報で、新入会員である自分に原稿を求められたのですよ。まずは会員のみなさんに初めまして、自分はこういう者ですと自己紹介をしてください。この際、型にはまる必要はありません。敬語も気にしなくてもいいですよ。自由な表現で、高校卒業後の生活や音楽への取り組み、初めてのバイト経験、自分に起きた事件などについて書いてください。イラストや写真もOK!
 文字数は800~2000くらいが良いでしょう。10.5ポイントでB5の半分か1ページを意識してくれると編集が楽です。数人のリレー形式で文章を引き継いでもいいですね。
文章が書けたら必ずタイトルを付けて下さい。タイトルが無い場合、編集者が勝手に「近況報告」とつけますよ。次は卒業年と氏名。音萌の場合和暦を用います。今年の3月に卒業した場合「平成28年卒○○○○」となります。
 また、携帯電話などで書いた場合、改行が多くなるので編集者が適当に削除してしまいます。意図した改行の場合その旨書いていただけると助かります。顔文字は大丈夫ですが、絵文字はだめですよ。
●ベテランの場合
 脱マンネリ!頼みやすい人には原稿依頼が集中しがち。何度も書いたなあという方もいらっしゃると思います。孫ができたとか、子供が結婚したとかイベントがあれば書くこともあるけど…と言う方はテーマを先に考えて熱く語ってください。音楽と無関係でも問題なしです!各地での音萌の会員との遭遇情報や、飲みに行ったなんて報告もいいですね。


☆プログラム編
 音萌の会の演奏会プログラムは他とはまったく違います。読んで楽しい、見て楽しいを目指して変な気合いの入った摩訶不思議なものになっています。各記事とも最終締め切りは演奏会の3日前、できれば5日前と考えてください。
●曲紹介
 コピペはいろいろ問題があるのでなるべく避けて下さい。オペラなどはストーリーをざっくり紹介してください。曲の解説も素人レベルでお願いします。アニメメドレーなど書きようが無い場合は逆にアニメのマニアックな情報をもってきてもかまいません。その曲への思い入れ、コンクールでの体験談などもいいですね。
●指揮者紹介
 編集者は誰に依頼するかひじょうに悩みます。依頼は気軽に引き受けてください。同じ指揮者が何年も続くことが多いのでマンネリ化しがちです。工夫をこらした表現や、自分だけが知るエピソードが期待されます。ことば遊び形式にするのも手段のひとつです。

あいうえお作文
現役部員が伝統的に好んでいますが井手さんからのうけは今ひとつ。
良いあいうえお作文は本人の人柄を入れ込むのはもちろんのこと、全体を通してつながった文章として読めること、落ちをつけること。先頭の文字で作文すること。

川柳・狂歌・都々逸
川柳:5、7、5   狂歌:5、7、5、7、7   都々逸:7、7、7、5
に風刺や皮肉を盛り込むものですが、指揮者の特徴や名前を詠みこんでもおもしろいでしょう。

回文
上から読んでも下から読んでも同じ音になるように指揮者紹介が作れたら素敵ですね!
まだおーもとは挑戦したことがありません。

謎かけ
「○○とかけまして△△とときます」そのこころは?「どちらも□□でしょう」
これで指揮者の人柄を表現してみましょう!

落語風
和尚さんとかご隠居さんとか、知識のある人に無知な町人などが質問します。これもよく使われます。おーもとの場合知識のある人:ネモ太郎艦長、質問者:クルー(やまだ、わたなべ、こばやし)になっています。

小説
実際に以前のプログラムでは、指揮者全員を登場人物にした小説(まあまあ長文)が数ページにわたり掲載されました。またひらがなばかりで童話風というのもありました。

絵日記
絵と短い文章でたいへん盛り上がりました。

漫画
4コマでもストーリーでも。

●その他の記事
 ページの都合で急にコラム的な原稿やイラストが必要になることがあります。たいがい編集部ででっちあげますが、演奏会にからんだことや近況について、音楽への情熱などをこちらが指定した文字数で書いていただけると嬉しいです。音萌ですので、どんな記事でも許されます。(断言)





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