久美ちゃん、結婚おめでとう!



 2009年5月5日。ついにこの良き日を迎えました。
未婚率が高いと言われるロクソツから、ひさびさのめでたい報告です!周囲に何も言わず突っ走る傾向のある久美ちゃんに「結婚するならちゃんと経過報告してよ、いきなり招待状なんてナシよ!」と常々言っていましたが、ダッタンさん(仮名)と付き合うことになったと報告を受けてから、今日まで様々なドラマがあったような無かったような…。
 思えばロクソツドライブ中にお相手の名前を聞き「辰段(たつだん)」が覚えられず、たかだんとかたんたかとか言ってるうちに「ダッタンさん」に落ち着き、勝手にテーマ曲は「だったん人の踊り」と決定。愛響の演奏会でもお会いしたんだけど、久美ちゃんが紹介してくれないものだから挨拶もできず、あーこの人かと思っただけ。その後挨拶ぐらいはしましたが、おとなしい人で、話は膨らまず。そして早くもイニシアチブは久美ちゃんっぽい気配。で、色んな都合で入籍して、転居したのが久美ちゃんが住んでた家の一本辻違い。うーん、引っ越し楽でいいね、久美ちゃんは。
 今回は人前婚ということで、みずまんと私が好きにアイデア出していいと言われたので、ダッタンさんに断りもなく、あれこれ提案。ウエルカムボードは愛媛らしく砥部焼に決まり。いざ製作の日。私は組合のデモ行進から直行、みずまんは仕事の都合で欠席。遅刻しつつ砥部の創作館に行くと二人がもうそれはそれはラブラブな感じで粘土をこねておりました。ううっまぶしい!結婚ってこんなに人を変えるんだ!ダッタンさんもしゃべってるぞ。
作業は二人だけでも順調に進んでいたので、私は横で鯉のぼり製作。こどもの日挙式だしね。夫婦の鯉を作ってたら、久美ちゃんがあまった粘土で子供の鯉を製作。おおっ、ちと気が早くないかね。で、乾燥のため数日を経て、絵付けのときはダッタンさんは欠席。みずま画伯が一筆入魂、ボードに命を吹き込みました。割れ物だから完成まではヒヤヒヤ。結婚式に割れ物は不吉だったかなーと。

迎えた5月5日。会場には懐かしい顔。受付には山ちゃんと潤美ちゃん。あ、二人が出会った合○ンのメンバーだ。で、九州在住のかおるちゃん、東京から駆け付けた大財くん、りゅーじ。もちろんみずまんも。舞ちゃんは体調不良で遅刻するとのこと。いよいよ式が始まりました。会場が屋外だったので「むしゅ〜(虫)」が飛び交う中、かおるちゃんが最も危険なカメむしゅ〜を撃退。私は新郎に渡すデイジー(?)に付いた羽むしゅ〜に平和な交渉により退去してもらいました。
 花婿の入場曲はホルン生演奏による「だったん人の踊り」。新郎のテーマ曲の演奏に大爆笑!いいねえ、いい選曲だよ。みんなが一輪ずつ持った花を新郎に手渡し、それを新郎が花束にして新婦に渡すという演出。お父さんとともにバージンロードを歩いて来るくみちゃんは純白のウェディングドレス。キレイ!しかし必要以上に歩きにくそう。ちゃんと練習したのか?
 人前婚なので、私たちの前での誓いの言葉。互いを愛すること、幸せな家庭を築くこと、そして新郎が料理を手伝うことを誓い、「新郎、辰段学。」としめくくり、次いで久美ちゃんが「新郎、宮内久美子。」感動して聞いていた一同は大爆笑!かおるちゃんに至っては笑いが止まらず涙まで。式でこんなに笑ったのは初めて。そして指輪の交換も期待通り。なかなか新婦の指にはまらないので、クスクス笑い声が。太ったのか?と思ってたら今度は新郎の指にも入らない。さすが久美ちゃん、ベタな展開を外しません。フラワーシャワーの後、集合写真を撮り、2階からのブーケトス。放たれた3つのブーケはひとつは山ちゃん、ひとつはおーもとがゲットしました。私はこれで3つ目のブーケゲット。5つ集めたら銀のブーケ、10個で金のブーケになって晴れて結婚?
 そして披露宴。なぜか席をばらばらにされたロクソツ。集めるとうるさいからでしょうか。それでも懐かしい雰囲気に思い出話で盛り上がります。しかし先ほどの誓いの言葉のダメージか、司会者も、新郎側の友人も「新郎」、「新婦」の言い間違いが多発。まあ、いいんじゃない、久美ちゃんが新郎で。
 久美ちゃんは、えすかるごのみなさんと演奏を披露。曲は映画アラジンの「ホール・ニュー・ワールド」。そして、久美ちゃんが演奏から抜けて、曲は「てんとう虫のサンバ」。「口づけせよとはやしたて〜」でキスをする羽目に。さっきの誓いのキスはおでこでしたが、素人カメラマン囲み取材のなかでのラブシーンになりました。新郎側の余興はコンピュータメーカー勤務らしく、パワーポイントを使ったプレゼン形式。沢山の想い出写真の中に自分の若き日の姿を見て、感慨深いものがありました。

 高1のとき吹奏楽部で出会い、パート日誌をサボる私をしかってくれた久美ちゃん。「ブルマを下にはいてるからいいんだ」とス制服のスカートであぐらをかく私をしかってくれた久美ちゃん。大学で楽器のローン返済のために長珍○でもバイトしてた久美ちゃん。社会人になって、周囲に何も言わず青函トンネルとか中国とかに行ったりする久美ちゃん。こたつはいつも「強」にする久美ちゃん。
 そんな久美ちゃんの傍らには今日からはパートナーがいます。自信満々で間違った道をずんずん進んじゃう久美ちゃんですが、ダッタンさんがきっと軌道修正してくれるでしょう。いつまでもお幸せに!そしてたまにはロクソツの集いにも参加してね。

 で、遊び足りないロクソツは大財くんと潤美ちゃんを連れてカラオケへ行き、数時間歌い倒して、最後は「夏の思い出」でしめくくりましたとさ。





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