ご挨拶
愛媛県小児科医会
会長 真鍋豊彦

愛媛県小児科医会は県内の小児科医のうち、殆どの開業小児科医が加入している組織です。

会員数は130人ほどですが、平成16年に設立20周年を迎えました。前身は昭和37年(1962年)に設立された日本小児科学会愛媛地方会で、それから数えますと、40年以上の歴史があります。

平成14年4月、社団法人日本小児科医会愛媛支部と改組されましたが、事業はそのまま継続されています。

少産・少子・高齢化が進むなか、子どもを取り巻く生活環境は大きく変わり、地域の小児科医会が社会から求められる内容も次第に変化してきています。私たち愛媛県小児科医会は、それがデマンドであるのか、ニーズであるのかはっきりと見定め、ニーズであれば万難を排して積極的に取り組んで参ります。

最近の取り組みや実現した事業などは、以下のとおりです。

1.「予防接種広域化の実現」:平成17年4月から愛媛県内の住所地以外の市町で、定期予防接種を受ける体制が実現した。

1.「県下の小・中・高校の敷地内禁煙」:1昨年5月、県立学校の敷地内禁煙が実現したが、それを市町立、私立の小・中・高校にまで拡大したい。

1.「世界禁煙デーin えひめ2006」、「禁煙推進の会えひめ研修会」への協力:本年度から積極的に協力する。

1.食物アレルギー診療マニュアルの作成:愛媛県医師会とタイアップし、愛媛県小児科医会版を作成する。

1.「愛媛県小児科医会ホームページの充実」:15年8月に設置、地域ごとの週間疾患情報やタバコ関連情報、愛媛の元気な小児科医、育児支援に役立つ情報、小児救急医療情報など、内容の充実に努める。

1.愛媛新聞の「救Q箱」、「健康ナビ」:新聞社と連携し、患者や家族に役立つ医療情報を提供したい。

1.「未就学児の通院医療費無料制度の実現」:入院患者が対象となっている現行の“未就学児の医療費無料制度”を通院患者にまで拡大するよう、引き続き関係機関に働きかけたい。

1.「子どもの健康週間事業」:毎年10月初めの日曜日に電話相談をしているが、新たな事業についても検討する。

そのほか、国や県が進めようとしている「子ども救急電話相談事業」、日本医師会・日本小児科医会が進める「予防接種週間事業」などについて、引き続き検討したいと思っています。 (平成18年4月)


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