平成9年2月、インフルエンザに罹患したA.K.君12歳の体温表です。


 2月4日の午前10時過ぎ、発熱(38.3度)、頭痛、咳、鼻汁、全身倦怠感を訴え来院、インフルエンザと診断しました。そのとき、聴き取った熱を体温表にプロット、これをコピーしカルテに貼付しました。
 2月6日、朝方39,4度あり、解熱剤を服用してから10時過ぎ体温表を持って来院、体温は37.9度でした。もう一枚の新しい体温表を張り合わせ、それを再びコピーしカルテに貼付し直しました。
 2月10日に再来、体温表をみますと、6日に帰宅後再び高熱が出て、解熱剤を服用、その後次第に解熱していったことがわかります。
矢印は解熱剤を使用したことを表わします。
 患者が持参した体温表は、改めてカルテに貼付し直します。
 ここにお示しした体温表はカルテに実際に貼付していたものです。
 コピーは診察机の横に設置しているファックスを用いています。感熱記録紙のため、時間とともに変質するという欠点はありますが、患者の目の前でコピーができ、極めて便利です。


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