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ラリーポイント制のルール

ラリーポイント制のスコア

ラリーポイント制の概要

試合時間の短縮を目指し、IBF(国際バドミントン連盟)は21点ラリーポイント制の試験導入を2006年2月より始める。正式な採用可否は2006年5月となった。2006年4月に日本で開かれたトマス杯ユーバー杯から試験導入され、国内大会も順次、新ルールで行われてきた。

これまでのルールでは、1ゲームは15点(女子シングルスは11点)で、サーバー側にのみ点数が入ったが、今後は1ゲーム21点、サービス権に関係なくラリーに勝ったほうが得点するシステムになる。


試合時間が短くなる
21点ラリーポイント制とは、どんなルールなのか。どちらにサービスがあろうが、ひとつミスをすれば点が動くこのシステム。ゲーム展開が速まり、試合時間はだいたい30分〜45分に収まっている。ファイナルでも60分程度で、「体力的に助かる」という選手の感想も聞かれた。一方で常に集中力が必要とされ、精神的にはより厳しい戦いになりそうだ。
新システムの主な内容は、セティングは、これまで14−14(女子シングルスは10−10)からあと3点だったが、今度は20−20から2点、そして連取しなくてはいけない。インターバルはこれまで1ゲームと2ゲームの間が1分半、ファイナル前は5分だったのが、新ルールではゲーム中、一方が11点の時点で1分、ゲーム間は2分に。またアドバイスについてはすでに海外では実施されているが、ラリー中でなければ試合中にコーチが声を出して助言できるよう検討されている。
ダブルスのサービス順で混乱?
最もややこしいのがサービスだろう。シングルスは現行と変わらないが、問題はダブルス。パートナー同士、どちらがどこでサービスをするか、よく慣れる必要がある。一番混乱しやすいのは、サービスオーバーして自分たちにサービス権が戻ってきたとき。ここでの注意点は、直前のラリーの最初に、自分がどこに立っていたのか覚えていることだ。自分たちの点数が偶数なら右側のサービスコートに立っていたほうがサービスし、奇数なら左側に立っていたほうがサービスする。
サービスオーバーを4回したら、4人の選手が順番にサービスをすることになり、この順番は変わらないので、それを手がかりにするといいかもしれない。
 
新スコアリングシステムの主な内容
スコアと方式  ・21点×3ゲーム(2ゲーム先取)のラリーポイント
  (全種目)
セティング  ・20−20になったら2点連取したほうが勝ち
  (最長30−29で終了)
インターバル  ・一方が11点を取ったときに1分(各ゲーム)
 ・ゲーム間は2分
サービス  ・ラリーに勝ったほうが行なう(単複)
ダブルスの
サービス
 ・サーバー側がラリーに勝ったら同じサーバーが左右を替えてサービス
  (サービスで得点したら左右を交替)
 ・レシーバー側がラリーに勝ったらレシーバー側がサービス。自分の得点が愚数なら右から、
  奇数なら左から、ラリーの最初にその位置にいた選手がサービスする。
  (サービスが戻ったら前回と異なる選手がサービスする)

サービス順序の例
ルール
習うより慣れろ。まずは、実際にコートに立って繰り返しやってみることが大切だ。