日本医療マネジメント学会愛媛県支部長挨拶


日本医療マネジメント学会愛媛県支部発足のご挨拶

この度、四国・愛媛にも、日本医療マネジメント学会支部が誕生しました。支部長のご推薦をいただきました  櫃本 真聿(ひつもとしんいち:愛媛大学医学部附属病院医療福祉支援センター)と申します。どうかよろしくお願いいたします。正式には本年11月21日に開催予定の第1回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会に併せて発足することになります。日本医療マネジメント学会宮崎理事長様はじめ関係の方々にご支援をいただき大変お世話になりました。特に十全総合病院の古林太加志院長と学会の坂本すが理事との親しいご関係が原動力となり、十全総合病院の皆様のご尽力により支部発足にたどり着きました。心から感謝申し上げます。
医療崩壊と言われるこの時代に最も大切なことは“信頼関係を築くコミュニケーション”だと痛感しています。ツールやマニュアル主導型の地域連携や医療安全対策ではますます医療は疲弊していくように思います。愛媛県内でも地域医療ネットワーク構築のための話し合いの場は増えて参りましたが、互いの取り組みの評価や学術的な検討を行う場は乏しいのが現状です。本学会支部が、その一躍を担うことで、医療者間はもとより、医療者と患者・住民・地域との信頼関係が充実し、公衆衛生の普及向上に繋がればと期待しております。
本学会の趣旨をご理解いただき、多くの方々のご参加を心からお願いする次第です。


 平成22年7月7日

櫃本 真聿(日本医療マネジメント学会愛媛県支部長)


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