第10回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会会長挨拶


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第12回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会 2022
学術集会会長のごあいさつ

「第12回日本医療マネージメント学会愛媛県支部学術集会」開催にあたって
 学術集会会長あいさつ
 第12回日本医療マネージメント学会愛媛県支部学術集会会長
梶原 伸介(宇和島市病院事業管理者)

テーマ: 地域連携

第12回日本医療マネージメントを開催するにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
本来なら昨年10月に開催する予定で、当市立宇和島病院院長としての最後の仕事としてお引き受けしようと思っていましたが、第11回の学術集会が新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、本年10月1日に開催することとなりました。私は院長の職を辞することは確かであったので、どうしようかと幹事の主要メンバーにご相談したところ、宇和島の開催でいいのではないかということで開催することとなりました。
 宇和島での開催の話が出た頃はコロナウイルスの話もなく、ましてやロシアのウクライナへの侵攻など夢にも思っていませんでした。コロナウイルスの第6波もこの時点では収束傾向になると考えていましたが、まだ高止まりで、今後どういう状況になるか見通しは立ちませんが、いつまでもこのような制限された状況ではないと思っています。人間の歴史を振り返ると、こういう未知の感染症との戦いで、幾多の人が犠牲となり、それを乗り越えて人類は進歩し、色々な手段を手に入れ、免疫を獲得し、新たな世界に足を踏み入れてきたのだと思います。
 当院は四国西南地域の中核病院としての機能を果たしてきましたが、全てのことを最初から最後まで行うのは無理があり、地域連携の大切さを身にしみて感じていました。そこであじさいネット、まめネット等の先進地域を参考に、地域連携がよりスムーズに行えるよう、きさいやネットを導入し、一定の効果を上げて来ました。今回、特別講演に島根県立中央病院の小坂先生、厚生省で長らくお勤めであった宇都宮氏をオープニングセミナーにお呼びし、活発な、有意義な会にしたいと思います。
 主題は地域連携ですが、マネージメント学会は色々な分野が絡み合い、多岐にわたる学術集会だと思います。皆さんの御発表と活発な討論をお願い致します。
 2022年10月1日



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