第7回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会会長挨拶


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第7回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会 2016
学術集会会長のごあいさつ

「第7回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会」開催にあたって

テーマ:「故郷(ふるさと)を支える医療 〜地域医療を守るために今、何をすべきか〜」

第7回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会会長
大久保 啓二(社会医療法人北斗会 大洲中央病院 院長)

この度、第7回日本医療マネジメント学会愛媛県支部学術集会を平成28年11月23日(水曜日)に大洲中央病院で開催させていただくことになりました。始めに会員の皆様には、平素より日本医療マネジメント学会の活動に対して多大なるご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。 昨年度は、HITO病院石川賀代会長のもと「地域協働の医療を目指して 〜高齢化社会を見据えた医療連携〜」のテーマを掲げ、多くの方の参加と活発な討議があり実り多い会となり、私たちの病院運営において多くの示唆を頂けました。
今回は南予地域で初めての開催となります。会員50名で発足した愛媛県支部も会員200名を超えるまでになり今後の発展が大いに期待されるところですが、南予地区の病院には活動が十分認知されるところまでには至っていないように思われます。今年度は初めての南予地区の開催であることから、この会の活動が南予地区を含めて全県的広がりになる一石となればと願っています。
今回のテーマは「故郷(ふるさと)を支える医療 〜地域医療を守るために今、何をすべきか〜」を掲げました。2016年診療報酬改定の中で、社会の高齢化・医療財政の逼迫などの問題に対して、地域包括ケアシステムを推進するため、かかりつけ医・かかりつけ薬局の充実を目指した方向性が強く打ち出されました。一方、地方・へき地においては急速な人口減少と高齢化を迎え、地域経済が衰退すると同時に医療基盤そのものが崩壊しつつあります。このような状況の中で医療体制をいかに維持しマネジメントしていくのか、解決困難な課題が山積しているように思われます。
今回は、宮ア久義先生(日本医療マネジメント学会理事長)に特別講演をいただけることとなりました。日本医療マネジメント学会の活動意義と全国的な広がりを振り返りながら、愛媛の今後の課題と方向性についての貴重な示唆をいただける講演になるものと期待しています。
今年度も多くの一般演題のご発表を期待しております。また、ランチョンセミナーも予定しておりますのでたくさんのご参加をお待ちいたしております。
詳細は日本医療マネジメント学会愛媛県支部ホームページ
(http://userweb.shikoku.ne.jp/takobaya/jhmes/)にアクセスしてください。

平成28年11月23日


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