「西法寺ニュース@」

バイオテクノロジーで「西法寺桜」の後継樹苗の培養に成功


 西法寺桜は天然記念物の薄墨桜とソメイヨシノが自然交配し、実生で西法寺で育っている桜で、両者の性質を合わせた新品種であり遺伝学上でも貴重なものと評価され注目されている。愛媛県林業試験場(久万町)に於いて西法寺桜の組織栽培を下記の目的で実施している。 林業技術研究会(平成9年1月23日)で中間発表を下記の通り行った。

研究の目的
 天然記念物などの希少な樹木は、古くから地域文化と密接に関連しており、地域住民の心のよりどころとなっているものが多く、また、遺伝資源としても大変貴重なものである。本試験を実施することにより、貴重樹木を組織栽培技術により確実に保存し、また後継樹苗を地元に還元することが期待でき、樹木とともに培われた地域文化を継承する一助となるとともに、貴重な遺伝資源の保存につながるものと思われる。

成果の概要
 1 水さし枝から発生したえき芽を材料
   にして培養した結果、発根に成功
   した。(発根率25%)写真右
 2 現在は発根苗をガラス室内で鉢上
   げし管理中である。写真下


 3 今春路地に移植し苗を仕立てる予定である。

 4 西法寺へ還元するのもここ1・2年の内という明るい見通しである。

研究及び資料提供者   愛媛県林業試験場主任研究員 余吾 初徳氏
               
現在、余吾さんは転勤になり、林業専門技術員の 鋤先 孝一氏 が研究を継続している。


NHK総合テレビは、西法寺のホームページの『バイオテクノロジーで「西法寺桜」の後継樹苗の培養に成功のニュース』を見みて、この内容を平成9年4月10日午後6時30分よりのローカルニュースで放映しました。


同じく、「西法寺桜」人工培養に成功という記事で、
産経新聞平成9年4月15日の四国版に掲載されました。


「クローン桜銘木永遠に」県林業試験場 増殖研究着々と という記事で、
愛媛新聞平成10年4月22日版に掲載されました。


愛媛朝日テレビ 平成10年4月27日午後6時30分より ニュースBOXで「バイテク後継苗を育てる」という内容の放送がありました。