11月句会より 平成12年11月17日
 

 牡蠣船の 淡き明かりの ありし跡

 快風 

 殻の山 築きてなほも 牡蠣割り女  

 八起 
 

 奥入瀬の 紅葉に夫と 染まりけり


 綾子

 手の瘤は 年輪きざみ 紙漉き女


 多津子

 平穏は 無為の同意語 冬ぬくし 


 敦子
 

 声のみの やりとり峠の 蜜柑摘む 

 スマ子

 落葉掃き 見返り掃きて 又も掃く  

 賢二
 

 立冬の 日和続かず 農休み  

 英子