薄墨桜「俳句ポスト」96
(平成八年度)
薄墨桜に異変あり!! 薄墨桜は六本ありますが、その内中央のメインになる桜が突然に枯れました。樹医さんによりあらゆる手当を施し、「人事を尽し天命を待つ」の心境でしたが、遂に枯れました。早速、薄墨桜の若木を移植したところ、見事な薄墨の花が咲いたので安堵しました。
 四月十二日
 薄墨の 命伝えて 若桜

 鮎川
 四月十三日
(薄墨桜開花)
 四月十八日
 西法寺 薄墨桜 若返る

 宮内小百合 

 花冷えに ためらいつつも 満開す

 薄墨 美沙

 名桜や 二世に花あり 夢のあり

 薄墨 快風
 四月二十一日
(薄墨桜満開)
 四月二十二日 
 青空に 薄墨桜 透けており

 首藤千鶴子

 法の座 うすずみ桜 咲き満ちて

 奥村美津子

 花散るや うすずみの新樹に 願を託し 

 よしか

 散る桜 先代の薄墨 しのびつつ

 よしか

 名桜の 復活見んとて 人雑踏

 薄墨 快風
 四月二十八日
 風もなく 迷いも見せず 散る桜

 快風
 平成八年は、後継ぎの薄墨桜に見事な花が咲いたと言う事実が、NHK全国ニュースでテレビ放映があり、例年より観桜客がたくさん見えました。