薄墨桜「俳句ポスト」99 (平成11年度)

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3月29日 小雨花冷え
西法寺境内の開花状況
陽光・・・・・・五分咲き
そめいよしの・・二分咲き
西法寺桜・・・・二分咲き
大島桜・・・・・開花
薄墨桜・・・・・つぼみ 
相傘の坂登り来る初桜        薄墨快風
3月31日 晴天
陽光が満開となる
この見頃うすずみ桜人を待ち     熊井辰太
うすずみの桜の色や西法寺       松巌
何云わぬうすずみ桜心清        松巌
うすずみの桜を見ても母恋し     村上由紀
4月 2日 小雨
そめいよしの・西法寺桜満開
さくらの木ピンクのふく着ておしゃれだな  九歳 西原彩香
4月 3日 花冷え
西法寺桜満開
子育て地蔵さま乳いろに花ざかり   西本ヤエミ
咲き初めしうすずみ桜や甘茶仏      文女
4月 4日 晴天 うすずみの花を観たさに二度三度   高市利幸
念ずれば花開くかな心の力      笑福亭冷ややっこ
うすずみの桜にひかれて西法寺     知子
人も湯もぬくいうすずみ花のいろ    今泉マス 
うすずみの桜の色や西法寺       松巌
師の句碑にまみえ薄墨桜訪う     児玉千鶴
一、二輪薄墨桜咲きにけり       児玉千鶴
春の山ピンクにつつまれきれいだな  八歳 薄墨早紀
4月 5日 薄墨桜開花 遠き道たづね来て見るうすずみ桜   先本春子
咲き満たし花の中なる如来像     武市ヨシカ
四方の花皆咲き競ひ花の寺      武市ヨシカ
4月 6日 酌みかわす甘酒もあり花の句座    宝来汐路
4月 7日 薄墨桜一分咲き うすずみの桜見たさに遠出かな     真鍋益郎
ももいろにそまりし寺は西法寺      真鍋榮美
うすずみのひかりかがやくさくらたち   真鍋千佳 
4月 8日 晴天
花祭り
鐘の音や花の雲居の西法寺      青野 茂
いとしさは水子の池の花筏       青野 茂
4月 9日 観桜者多し 伊予路ありうすずみいろの桜めで  志内正武
うすずみの桜をたづねて伊予の旅  志内郁乃
このさくら何代目かや西法寺    手島 源
薄墨や大島桜の如育て       手島 源
玉垣に囲はる薄墨桜かな      手島 源
4月10日
雨後曇
そめいよしの桜散り始める
ここに来てうすずみの花やっと知り   洋子
散る花を傘にいただき寺を辞す     快風
4月11日 薄墨桜見頃となる 右大島左薄墨花の寺        宮内 宏
蕊降らしゐる西法寺ざくらかな   宮内 宏
人の世の有情と覚えうすずみの      栄 
奥伊予にゆかし薄墨桜かな     大下典子
花びらを重ね薄墨桜咲く       大下典子
薄ずみの花びら池に春は逝く      信子 
山里に薄ずみ咲きて春うれし       信子
山門の庭に咲いたるうすずみ桜   桧垣建治
西法寺礎石にさくら吹雪かな    川手恵美子
人ごゑの過ぎし薄墨桜かな     川手恵美子
僧正と話てやすけき桜時       川手恵美子
ひこばへに薄墨桜咲きゐたり    川手恵美子
てのひらに享けて薄墨桜かな    川手恵美子
うぐいすの鳴く声山にこだまして
         薄墨色のかすみたなびく 貴祉子
一枚の花びら集まり春かざる     詠人しらず
来て見れば先代しのぶやよいかな    永史
4月12日 小雨 伊予節の名あれ薄墨桜かな     八塚信直
転居時に薄墨桜しかと目に      八塚信直
クローンでも西法寺桜すくすくと   八塚信直
薄墨や伊台の里の桜かな      八塚信直
遠きより想いでふかしうすずみよ  瀬戸山陽子
4月13日 曇 風強く花吹雪となる 初めてのうすずみ桜かれんにて    ノ村
ほほべにのうすずみ桜かぜうけて  詠み人知らず       
リュック背に歩く遍路に桜散る     稲荷 孝
4月14日 花嵐過ぎて一輪顔残し         詠み人知らず
ふるさとに友の集いや遅桜      快風 
4月15日 西法寺桜・・・・・葉桜となる
大島桜・・・・・・ほとんど散る
そめいよしの桜・・残花あり
薄墨桜・・・・・・少し散る
うすずみの桜散りしく仏道       伊勢谷紅月女
招福の絵馬虎の絵や花の寺     伊勢谷紅月女
寺一山うすずみに染め桜咲く     伊勢谷紅月女
鶯や十三仏様眉目美しき       伊勢谷紅月女
水子仏そよふく風に風車舞ふ     浜田花女
静寂の寺に鶯声澄みて        浜田花女
薄墨の名桜一樹咲きにけり      鈴木文野
気品ある薄墨桜八重に咲く      鈴木文野
4月16日 晴天 観桜者続く うすずみの花散り始む西法寺      詠み人知らず
うすずみのさくらはきよし伊予の旅   詠み人知らず
4月17日
4月18日 曇天
境内の桜はほとんど葉桜となり
観桜者ぼつぼつ。
散る花に春の心を惜しみけり    平井天人
散り急ぐ桜に来鳴く不如帰      平井天人