公正.妥当な貿易ルール


WTO次期農業交渉を前に、早くも農業協定の対立の構図がはっきりしてきてると
いいます。

農業の多面的機能など「非貿易的事項」に重大な関心を寄せる日本.EUに対して、
米国.豪州は貿易チャンスのさらなる拡大を求めているのだそうです。
特に、豪州は「農産物を鉱工業品と同じ扱いにすべき」との強硬な姿勢を崩さない
といいます。

私としては、、、食料は、生命の維持.健康的生活の基盤として重要なものであり、
鉱工業製品とは異なった取り扱いが必要であると思います。

また、農村で農業生産活動によって生ずる多面的機能(国土の保全.水源のかん養.
良好な環境の形成.文化の伝承)の果たす役割を積極的に評価していきたいと思いま
す。

そして、各国が独立国としての誇りを持ち、不測の事態に対処出来るよう自国の食料
自給率を高めつつ、無理のない公正.妥当な貿易ルールを一日も早く確立して欲しい
ものです。

みなさんは、如何お考えでしょうか???
よかったら、ご意見をお聞かせ下さいませ。。。
    ではでは、また。


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