10/29 朝日新聞を読んで...


米国のトウモロコシ農家(ノースダコタ州ビスマーク郊外)では、穀物価格が
急落し、市場経済化の荒波に苦慮しているという。
もともと独立心の米国の農業は、政府による作付け制限にうんざりし、世界の
市場動向を見て自ら判断して作物を栽培する道を選んだ。

だが、実際は多くの農民の期待に反し、価格は転落した。
さらにアジアの経済危機で需要は落ち込み、過渡的な政府補助金を足しても、
生活費に遠く及ばなかったという。(10/29 朝日新聞より)

やはり、米国においても、、、農業は市場の原理のみでは、成り立たない産業
なのであるのだろうか?

私は、結果は別として、米国農民の勇気ある選択に敬意を表し、拍手を送りたい。
これに懲りず、頑張って頂きたいものである。

日本においても早く体質強化をはかり、市場経済化の荒波を乗り越えられ農業
経営体の出現を期待したいものである。

その為には、どうしても農地の集積をし、効率化を図る必要があると思われます。


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