選挙権


点 衆議院選挙

羽根 平成12年6月25日に衆議院選挙、最高裁判所裁判官国民審査があります。 そこで、我が家にもいつものように「投票所入場券」なるものが届きました。

私は、選挙権を得て以来、1度も棄権したことはありません。 少なくとも、選挙には行くべきです。行きもせずに政策がどうのこうのと文句や苦情は 言うべきでは無いと思います。棄権は反対したことにはならないと思うからです。 自分の考えに一番近い政党に投票してはどうでしょう。(私はそうしています。) 全てが同じ考えの人ばかりではありませんので。

私は、棄権ばかりしている人は選挙権を無くしても良いのではと考えていたりしますが、 どんなものでしょう?




点 知的障者の選挙権

ここでは、一般的なもので無く、知的障害を持った私の娘の選挙権についてです。 20歳になってから初めての選挙です。 やはり、「投票所入場券」が届けられたのです。と言っても1枚の葉書きに人数分が 印刷されているものです。(当たり前ですけどね)

人権がどうのこうのとの議論はあるのでしょうが、私の娘にはこれらの政策などについての 判断は全然できません。「選挙に行って来い」と言うだけでは選挙に行けません。 細かな順序を教え込まなければ、行って何かを書いて帰ってくると言うことも出来ません。

そばについていなければ、何も出来ないでしょう。ただ1回でもやれば、その後は そんなに気にすることなく出来る(?)かも知れません。

名前を見て書くのなら読める程度には書くことが出来ますので、選挙もできるでしょうが 一つ一つそばで教えながらしなければなりません。そのようなことで行けるのでしょうか?

私か、妻が2票持っているようなものです。 どうしようかと考えているところです。今まで、選挙が無かったもので、ひょっとしたら、 選挙権は無いのかもと思っていました。無ければ無いでおかしな気もしますが、 あればあったでこれもおかしなものです。

色々な考えがあるのでしょうが皆様の考えを聞かせていただければ幸いです。 そして
本当はいけないのかもしれませんが、不在者投票に行って来ました。
本当はいけないとの意味は、当日自宅にいるのです。それなのに不在者投票に行きました。 妻と一緒に出かけ、知的障害の旨告げて投票しました。一度に全て渡すと混乱するからと、 1つづつ渡されたそうです。 あらかじめ何を書くかを練習して出かけました。妻が2票持っているようなものでした。

高校時代(養護学校高等部)の友人たちから、選挙当日に連絡があり、選挙に行ったかと 聞かれました。(1本は、娘が出かけている時に、私が受けました。) 彼らも選挙に行ったようです。

どのような形で選挙とかかわったのか解りませんが、選挙に行ったと言うことで、少しばかり 「ホッ」としていたりします。反対に、これで良いのかな?との気持ちも何処かに。



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