障害者施設建設足踏み




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女性1 平成10年10月9日の朝日新聞に、「障害者施設建設足踏み」とありました。
各地で、知的障害者施設の建設が地元の反対にあい中断したりしているようです。

新聞によりますと、その理由には「子供に危害を加えるのでは?」「周辺の地価が
下がる」等があるそうです。「緑がなくなる」「風通しが悪くなる」という本当の
理由とは思えないものもあるようです。「住宅等、その他の施設の建設ならこんなこ
とは無いのでは」・「その根底には知的障害者に対する誤解、無理解、差別等がある
のではないか」などト書かれていました。

一般の方々の誤解や差別をなくすよう何らかの形で働きかけることは必要でしょうが、
それには、障害者の側も助けてもらうのが当たり前との考えを改めるのも必要では
ないでしょうか?助けていただいているのです。卑下することはありませんが、その
気持ちは大切だと思います。

親の方の1部にでしょうが、自分の子供をそういった施設にやっておけば安心だと、
極端に言えば厄介払いをしている状況も見られます。
そんなことでは、十分な理解を得ることはないでしょう。自分の子供なのです。
彼らは「羽の無い天使達かもしれません。」もっと彼らと話してみてはどうでしょう。
まず、親が子供を理解することから始めなければと思っています。
「私がどうか」と聞かれると、よくわからないところですが...。




button 知的障害者関連施設

ところで、施設っていったいどんなものでしょうか?

以下に、香川県における施設を示します。呼称、区分については、香川県社会福祉展で
いただいたものを参考としています。他の県においては別の名称、区分かもしれません。
平成9年10月現在の資料となっています。

    1. 精神薄弱者更生施設
        18歳以上の精神薄弱者を入所又は通所させて、これを保護すると
        ともに、その更生に必要な指導および訓練を行うことを目的とする施設。
          県内に8箇所の施設があります。

    2. 精神薄弱者授産施設
        18歳以上の精神薄弱者であって、雇用されることが困難なものを
        入所又は通所させて、自活に必要な訓練を行うと共に、職業を与えて
        自活させることを目的とする施設。
          県内に10箇所の施設があります。

    3. 精神薄弱者福祉ホーム 女性3
        就労している精神薄弱者であって、家庭環境、住宅事情等の理由により
        住居を求めている者に対して、日常生活の安定を確保し、その社会参加を
        促進することを目的とする施設。
          県内に2箇所の施設があります。

    4. 精神障害者生活訓練施設
        独立して日常生活ができず、生活の場が必要な回復途上の者に対し、
        生活の場の提供、生活指導、作業訓練を行い、社会的自立を促進する
        ことを目的とする施設。
          県内に2箇所の施設があります。

    5. 精神障害者通所授産施設
        相当程度の作業能力を有する回復途上の者に対し、必要な授産的訓練
        を行い、社会的自立を促進することを目的とする施設。
          県内に1箇所の施設があります。

    6. 精神障害者福祉ホーム
        自立能力のある回復途上の者に対し、生活の場を提供することを
        目的とする施設。
          県内に1箇所の施設があります。

    7. 心身障害者小規模通所作業所
        心身障害者であって雇用されることが困難な者等を通所させて必要な訓練を
        行い、かつ職業を与え、その自立を促進することを目的とする施設。
          県内に25箇所の施設があります。


もう少し詳しく知りたい方は、 香川県健康福祉情報システム  で!



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