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店主、川田一高のプロフィール
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品名 / 材質等
価 格
備  考
SKW・SK・SKH・プレスティ
インディアンローズウッド
ココボロ・ ジリコート
ハカランダー
独松・米杉
\350,000
から
\1,000,000
鳴りだけではなく、音色のコントロールにも留意した
ワッフルタイプ、SKW。

重厚な低音確固とした存在感を表すブーシュタイプ、プレスティ。

2016年05月18日更新

2016年 製作暦50周年

早いもので2016年4月で製作暦50周年を迎える事となりました。
この経験を基により良い楽器を製作作るよういっそう努めてまいりますので
今後ともよろしくお願いいたします。

5月3日現在SKW−45とSKB−50が試奏可能です。 お知らせ頂ければ
お送りいたしますのでこの機会に是非お試し下さい。

 

2015年10月完成最新作のご案内です。

SKB−50(松 ローズ 650mm)ブーシェモデル
SKH−50(松 ローズ 650mm)ハウザー1世セゴビアモデル
SKW−50(杉 ローズ 650mm)ワッフルモデル 訳あり大特価 ※SOLD OUT
SKW−45(松 ローズ 650mm)ワッフルモデル


SKB−50
今回製作致しました楽器は、故稲垣稔氏が絶賛した愛媛県在住のS氏所蔵のブーシェ
を基に製作した再現モデルです。オリジナルは松、ハカランダーですが、松、ローズ
で製作致しました。
 

SKH−50
いわずとしれた1937年ハウザー1世セゴビア使用の再現モデルですが、松 ローズ
で製作してみました。
   

SKW−50
量感溢れる音が魅力の楽器ですが、試奏中に立てかけてあった楽器をあらぬことか
将棋倒しにしてしまい、表板にキズをつけてしまいました。 
キズを消す為に表板をサンディング処理で削り落とすのではなく、キズを透明樹脂で覆う
事で音への影響が全くない方法で修整をしています。
大特価価格につきましてはお問い合わせ下さい。

※こちらの商品は売り切れました
     
     


SKW−45
量感溢れる音が魅力のモデルですので、ギターコンクールに参加をされる方には
是非試して頂きたいと思います。
   


全ての楽器は試奏出来ますので、この機会にぜひお試し下さい。
お知らせ頂けましたら楽器をお送りいたします。

 

 

累計製作本数1500本達成!

限定記念モデル発売

 昨年の40周年感謝企画では多くの新しい出会いがあり、
川田ギターを知って頂く機会となり嬉しく思っています。

ありがとうございました。

今年2015年は、いよいよ製作本数が1500本を超える年となり、
今までの集大成といえば大げさですが、
それぞれタイプの違う楽器(プレスティ、SK、SKW)を松、ハカランダーで3本製作し
5月初めに完成致しました。

今回は1500本目のプレスティの紹介です。


プレスティ120LP

表板 ハーゼルスプルス 横板 ハカランダーとシープレスの合板
裏板ハカランダーとメープルの3枚ハギ合わせ。

ヘッドプレートはカリンバール材、白蝶貝、黒檀等によるインレイ
サウンドホールにも白蝶貝、アワビのインレイを施してあります。  

糸巻きは自作のイッカク鯨の歯牙を用いたつまみを装着しました。

いずれの楽器も試奏する事が出来ますので、ご希望でしたら楽器をお送り致しますので、
是非ご自身の手でお試しいただければと思っています。

それでは、よろしくお願いいたします。

 

クリックすると拡大します

   

 

 

※こちらの企画は終了しています 
2014年 40th Anniversary

  
川田ギター工房 2014年特別企画 40周年に感謝!!

川田一高製作クラシックギターを特別感謝価格でこの一年間ご提供いたします。


 今年、2014年という私にとっては節目となる年を迎えることが出来ました。

1974年にフリーとなりギター製作に独りで携わってまいりましたが
今年で40周年を迎える事となりました。
1966年より故田村満にギター製作を師事してからは48年目となります。

現在までに千数百本の楽器を製作して来ましたが、ここまでの本数を作ってこれたのも
販売に携わってくださった楽器店や、私の楽器を選んで、手にして下さった皆様の
おかげだと、心より感謝いたしております。 感謝!! 感謝!!

それで今年は思い切った感謝の気持ちをお伝えする事が出来ればと、
この一年、特別価格で楽器をご提供する事に致しました。

今手持ちの在庫楽器、今年中にご注文をお受けする楽器、全て特別価格にて提供させて頂きます。
ボディサイズ、弦長、弦幅など、ご要望には全て対応いたします。


今在庫の楽器は次の通りですが、全て試奏の為に楽器をお送りする事が出来ますので
試奏ご希望の方はお知らせ下さい。

SK−35(オリジナルモデル) 
プレスティ85−LP(ブーシェ系 オリジナルモデル)
SKW−45(ワッフルモデル)一月末完成予定
SKW−55(ワッフルモデル)一月末完成予定

楽器の特徴につきましては、

SK(オリジナルモデル)は鳴らしやすさ、弾きやすさ、
遠達性に富んだバランスの良い仕上がりになっています
(価格 35、45,55,65,75,85、100 税別)

SKHはセゴビアが使っていた1937年製のハウザー一世の音の再現モデルです。
(価格 50、65、税別 )

SKW 2014年モデル
SKWはスモールマンタイプの力木を斜めに組み合わせた音量に優れたモデル。
スモールマンタイプは表板を極限にまで薄くして、素材にカーボンフィルム等を用いて
作られていますが、SKWは全て天然の素材、スプルス材を組み合わせて、今年は新たに
設計した、表板にしっかり厚みをもたらしたモデルで、今までとは違った切り口の鳴り方の
楽器に仕上がっています。 是非試奏してみて下さい。
(価格 45,55,65,75,85、税別)


プレスティはギタリストの故、稲垣稔氏との対話の中で生まれたもので、
ブーシェギターの低音にトーレスギターの高音を持つ楽器とのコンセプトで製作されていて、
良く伸びる音で、重厚な低音、明瞭な高音が特徴です。

”いちむじん”も2012年より使用。

(弾き込む程に良く鳴ってくる長期熟成型)
(価格 45,55,65,75,85、100、税別)


85,100は特にコンサートステージを意識して製作したもので、横板がメープルとの合板。
ライニングにプレートを取り付け、一段と剛性を高め、音の伸び、遠達性、
指向性に富んだ作りになっていて、ネックもセミRFで弦のエネルギー伝達効率も良く、
ハイポジションの演奏も容易に出来る仕様となっています。

材料は表板スプルス(米杉も可)横裏は35,45はインディアンローズウッド
55はココボロローズウッド 65〜85はマダガスカルローズウッド
100はハカランダーを使用。
塗装は35,45は表がセラック、横裏ネックがラッカー塗装、それ以外
50〜100はオールセラック塗装になります。

弦長 635ミリ 640ミリ 650ミリ  弦幅 51ミリ 52ミリ

ボディサイズ 7/8、S、M、L、H1

7/8は縮小されたサイズで短弦長用。 Sはロマニロス、ケヴィン、アラムのサイズ。 
Mはブーシェ位のサイズ。 Lはフレタ位のサイズ。
H1は1937年製ハウザー1世のセゴビアモデルのサイズ。

弦長、弦幅、ボディサイズは自由にお選びする事ができますので、ご自分の手や体格に合った
サイズをご指定下さい。

ご注文をお受けしてからの製作となりますので、お渡しするまでに2〜4ヶ月程度、製作期間
を頂くことになりますのでご了承ください。
 
尚、ご注文頂いた楽器のキャンセルはご遠慮願います。
ご注文に際しては、最初に2割程度の着手金をお願いいたします。


今年一年間、特別価格でのご提供の予定ですが、なにしろ製作本数が月産2本程度
ですので、年間の製作本数が限られています。
 
それで、あまりに数多くのご注文を頂きますと、今年中には対応できなくなる事も考えられます。
その場合は、今回の企画を途中で打ち切る事になるやも知れませんが、その場合はどうか
ご了承いただきますようお願いいたします。

特別感謝価格についてですが、きっと皆様に喜んで頂けるものと思っています。

(特別感謝価格につきましてはお問い合わせ下さい。)
e-mail:gwsk74@minos.ocn.ne.jp

それでは、今年一年、どうかよろしくお願いいたします。

40周年記念特別価格でのご予約、まもなく終了

夏の暑さも終わりを告げ、秋の気配を感じる頃となりました。

早いもので今回の企画も間もなく終了の運びとなります。

10月中旬をもちまして、記念特別価格でのご注文受付を
締め切らせて頂きます。

いよいよ最後の製作となりますので、是非この機会にご希望の
楽器を手にして頂ければ嬉しく思います。

この企画を通して、新しい出会いや、私の楽器をお選び下さった皆様、
誠に有難うございました。感謝いたします。

それでは最後のご注文お待ち致しております。


尚、10月後半にはプレスティ65が完成予定です。
(ドイツ松マダガスカルローズウッド)
試奏できますので、ご希望でしたらお知らせ下さい。

楽器をお送りし、ご試奏いただけます。

それでは宜しくお願いいたします。



川田ギター工房
〒780−0955
高知市旭天神町100
川田一高
088−843−0700

 

08年3月3日更新  その他のオリジナルギター いちむじんSPを紹介
☆川田一高新作オリジナルギター(プレスティ)

 製作の経緯

「トーレスタイプのブーシェの高音にオリジナルタイプのブーシェの低音をあわせ持った楽器があれば最高だが!!」

 2001年の暮れ、ギタリストの稲垣稔氏と久しぶりにあれこれとギター談議の際、ふと、口をついてでた言葉が前記の様なものでした。

 稲垣稔氏はフランス留学中に、ロベール・ブーシェ氏から直接、氏のギターを手に入れられ、以来度々工房を訪れては親交を深めておられ、演奏家としての立場からブーシェギターの素晴らしさを良く理解し、その楽器の持つ特性、本質を十二分に引き出す事の出来る数少ないギタリストの一人であり、その事は氏のCDアルバム「ファンタジア」の中に収められているソルの幻想曲等を聞けば良く理解出来るでしょう。 
 
 前記の言葉は、そのような稲垣氏の演奏家として、楽器を知り尽くした上での発言であり、音楽表現手段としての楽器のより高い理想を求めての言葉だったので「それだ!!」と、思わず心の中で同意していました。

 ロベール・ブーシェの生涯における音作りの変遷は、1期から4期に分けられ、
    (ロベール・ブーシェ年譜)

1期 トーレスシステム  表面板の厚み約1.5mm
2期 トーレスシステム  表面板の厚み約2.2mm
3期 オリジナルの音作り 5本バスパー.駒下トラベルスバー
4期 7本バスパー. 駒下トラベルスバー

 このように音作りの為の方法の違いがそれぞれの時期における楽器の鳴り方の違いとなっていて、その3期の重厚でねばりのある低音と、2期の艶やかでヌケのよい高音を融合させようというのですから、なかなかにとんでもない話なのですが、実現すれば素晴らしい楽器になることは間違いないとの思いから試作に取りかかり、これまでに数本の試作を重ねて来ましたが、今回是非皆様にその成果の程を知って頂きたくこのコーナーを設けました。

    仕 様(05年3月完成モデル)

表板   ドイツ松
裏、横  中南米ローズウッド
ネック  マホガニー
指板   エボニー
弦長   650mm
ヘッドプレート:ハカランダー
ブリッジ:ハカランダー
塗装:オール・セラックタンポ塗り

 特に表板はロベール・ブーシェ氏が使用していたのと同じセラックニスを用いて仕上げてあります。
このモデルは当ギター工房およびウェブ上でのみ紹介している特別モデルです。


この特別モデルは年間数本しか製作しておりません。それだけに非常に趣味性が高く(というよりは趣味で製作しているようなものですが^^)これまでに購入いただいたお客様からは大変好評を得ております。
試奏できますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

※どうぞ下記の写真をご覧下さい。

web特別価格¥500,000〜

通常タイプ

基本モデルです。
クリックすると拡大します
カッタウェイタイプ

注文により製作した楽器で、割とおだやかな感じのカッタウェイ仕様ですので、クラシックギターとしてもあまり違和感のない仕上がりとなっています。

ピックアップ等の取り付けも可能です。
 
クリックすると拡大します
RF(レイズド・フィンガーボード)タイプ
  クリックすると拡大します
その他のオリジナルギター
ピックアップ取り付けタイプ
 渡辺香津美モデル
  世界的に活躍中の渡辺香津美氏のために製作
 ※ピックアップはテディーズギターにて取り付け
  クリックすると拡大します
緩やかなラインのカッタウェイ インレイは渡辺香津美オリジナルロゴ
       
       
   いちむじんSP    
       
    クリックすると拡大します    
   
   高知出身の山下俊輔と宇高靖人によるクラシックギターデュオ「いちむじん」。
2006年11月、高知でのファースト
アルバム「Rui」発売記念コンサート。
 2006年4月「いちむじん」の二人の為に製作したモデルには、あらゆる演奏条件に対応出来る様に、LRバッグスのピックアップシステムを内蔵。生音に影響を与えないようにサドル部にピックアップを取り付け。     ヘッドのインレイ
     
   チューニングマシンのつまみは
カリンバール材のオリジナル。
 サウンドホールのモザイクには真珠貝のインレイが施され、いちむじんスペシャルの特徴となっています。
 テールエンド
 
   山下俊輔氏仕様ギターの裏板。
   宇高靖人氏仕様の裏板。  爪の性質やタッチの異なる二人の
為に、デュオの時のバランスを考慮して、楽器の性格を設定しています。
   
   駒は剛性の高いオリジナルタイプ。     楽器全景