あれー、HP更新されてないじゃん、ってな声が飛び交った本番前日。おーもとはまたもや、開いたPCの前で、押入にもたれ掛かった状態で目覚めました。はっ、もう朝じゃん、ヤバ!ってなわけで、朝6時ごろ更新し、よし30分仮眠しようと、そのまま横になったのが運の尽き。次に目覚めたのは8時ごろ!あー!ヴィヴィットホールの撤収作業に間に合わない!!大慌てで衣裳を詰め込み、テキトーに化粧して、家を飛び出しました。なんとかコミセンに着いたら搬入作業も終わってました。みなさん、ゴメンなさい。ホントに申し訳ない…。
さて、予定では10時から第1部のリハ。あわててアップして、ステージへ。さすがに本番直前、体力温存のため、ゲバゲバは繰り返しはカット。音量のバランスだけ調整して、さっさと次の曲。ボヘミアンはソロが多いので、前に出てって吹くことに。ジャパグラはソロ部分は野本さんがやらないと言ったので、お楽しみは本番までとっておかれることに。パイレーツは結局通して練習しました。で、13時まで半端に時間ができ、おーもっちゃんは買い物に。郵便局で1万5千円下ろして、ロックで使い捨てカメラ(デジカメ壊れた)等、2000円ほど買い物し、花屋さんへ。先生や生徒さんに渡す花を注文しに行ったんですが、久美ちゃん命令で、先払いで立て替えとってと。当然財布には1万3000円しかありません。てなわけで必然的に5000円の花束1つ+2500円の花束3つに。で、コンビニに寄って、残った数百円で眠眠打破と軽食を買い、コミセンに戻りました。そして、2部のリハ。マ・メール・ロワ降り番の私は、さっき買ったカメラを持って客席へ。一通り撮影して、客席の階段に座って聴いてたんですが、激しい睡魔に襲われて、そのまま横になりました。ここでも床で寝るおーもと。「つぎショスタコ」という井手さんの声に目覚めたら、目の前にりゅーじ(H6)がいてびっくり、むこうも床から私が起き上がったんでびっくりしてました。久美ちゃんからいつものように撮影係に任命されるりゅーじ。小学校時代の放送委員会ふたたびです。ショスタ5、アンコール、夏の思い出と合わせてたら、結局体力消耗しちゃいました。で、ここでやっとお昼御飯。井手さん命令で、銀行ATMで井手さんのお金を降ろし、コンビニで氷とお茶のおつかいをすませ、ロクソツメンバー+小見山先輩で、総合公園近くの喫茶で食事しました。で、受付の設営をしてたら、次々お客さんが入って来ちゃったので、そのままなし崩し的に受け付け開始。りゅーじと二人でやってたんですが、もうすぐ開演なので、久保先輩(H5)に代わってもらい、楽屋に帰りました。ホント行き当たりばったりです。受付嬢ぐらい任命しておけばよかった。
さあ、いよいよ本番。客の入りはいつもよりは少し多い程度。あーあ、プログラム700部もあるのに余っちゃう…。とか思いながらステージへ。酒井君が登場し、客席に一例したかと思うと、指揮台に駆け上がり、いきなり振り始めました。楽器を構えてなかった私を大慌て。冒頭に間に合いませんでした。そういう始め方するんならリハで予告しといてよ〜!しかもホルンパートは1部は年齢順に座る決まりなので、私の右横には今井さんが。ホルンの構造上、プロに向かってヘボい音を出すという状況で緊張です!しかもこの曲は私が1st。とはいっても簡単な曲だから、まだまだ序の口。力を出し切るわけにはいきません。そんな感じでゲバゲバ90分が終わり、尾崎さんの司会が入ります。アナウンサー不在なので、楽器をマイクに持ち替え大変です。次のボヘミアンラプソディはサックス陣大活躍。ちょっとゴチャゴチャしたとこもあったけど、尾崎さんのソロも決まりなんとか終了。でまた会長MC。ふとトランペットのほうを振り返ると、尾崎さんのいた1stの席に移動しようと野本さんがMCが終わるのを待ってます。おお、いよいよジャパニーズ・グラフィティXIですね!太陽にほえろ!はサックス、Gメン’75は野本さん、はぐれ刑事のオーボエソロがあって、いよいよ例のメロディーです。パリラリラ〜!ステージ上のみんなが振り返りたかったにちがいありません。野本さんがどんな顔して吹いてるのか、そして、いつもの吹き終わった後のキメポーズはあるのか!まあそれは今度ビデオで確認しときます。実は小川さんがオクターブ下でフォローしてたらしいですが、あのハイトーンを吹きこなし、安浦刑事は見事に決まりました。後で本人に聞いたら35点じゃって言ってましたが、さすがやるときはやる男です。そしてパイレーツ・オブ・カリビアン。おーもとはどうしても吹けないところは吹かない戦法に。だってホルン9人いるし。若干テンポ速めのパイレーツは多少の難点がありつつも無事終了。そして2部現役にバトンタッチ。私たちは急いで着替えて、客席に聴きにいきました。合同演奏から聴けたんですが、まあパーカッションの多いこと。総勢21名とか。しばらく聴いてましたが、やっぱり現役は上手いですね。驚きです。で、花束贈呈メンバーをその場でかき集め、またもや行き当たりばったりに。うーん、やっぱりステージマネージャーは必要なようです。そして休憩を挟んで第3部。
マ・メール・ロワはホルンは6人降り番。客演の三島さんも、今井さんもお休みという超もったいない状態。おかげで、袖ではいろんな話が聞けて楽しかったですが。マ・メール・ロワはおーもとが寝ちゃうくらいですから、客席はどうだろうと思いながら、ショスタコーヴィチの交響曲第5番第4楽章。私の右横は三島さん。またもや緊張の一瞬です。チョコチョコあやしいとこはありましたが、まあまあにはできたんじゃないかな。で、荒川選手が今年金メダルをとったあの曲「トゥーランドット」。井手さんの指揮はドイツじゃと指摘されて以来、なんとかイタリア系を目指す井手さんは、ねちっこく振ります。佐渡さんかというぐらい激しい振りで。とにかくしんどい曲をしんどい指揮でやるんですから、吹き終わったらみんなイナバウアー?でついに、夏の思い出です。ホルンソロは久美ちゃんが志願してたくせに、結局黒尾くんにやらせてました。しかも今井さんのフォロー付き。こうしていつもよりかなり早く演奏会終了。余韻と数々の教訓を残して幕を閉じました。
打ち上げは国際ホテル。聴きにきてくれてたりゅーじとみずまんを入れてロクソツメンバーが揃いました。舞さんはロンドンですが。他の学年もこの時はやはり固まって、高校生に返ります。阿部先生、浜辺先生、会員のご家族。ステージには上がれなかったけど、聴きに来てくれた会員も加わり、大いに盛り上がりました。やはりこの打ち上げを心から楽しむには、演奏なり、運営なりに加わってもらうのが一番ですね。青春時代を共に過ごした仲間たちは何にも替えがたい大事な宝ですし。
日曜日ということもあり、1次会で帰る人が多いなか、ロクソツは私ひとりゴスペルへ。弥生ちゃん(H9)や大坪ちゃん(H7)、教男さんも加わってふたたび盛り上がりました。お疲れだったのか酒井君はすっかりつぶれてましたけど。
こうして第33回音萌の会演奏会は幕を閉じました。それぞれのイタい思い出や、やらかしちゃった事なんかは適当に脳内で美化して、来年にそなえましょう。
さあ、来年はラプソディ・イン・ブルーだ!! |