一枚の写真から

                                         三木 登志也

                   南天実る

 明けましておめでとうございます。

 昨年暮れ、近所の井筒屋敷を散策していますと南天の真っ赤な実を見つけました。

六月に花を咲かせても、あまり目立たない花ですが日光に輝く実はすばらしい。

南天は、難を転じるに通じて、正月の門松飾りになど縁起物に使われます。

朝日新聞「花おりおり」には、古くは、武人は床に枝を挿して、出陣したと記述されて

います。

(                          (令和4年1月10日作成)