歌劇「天空の町〜別子銅山と伊庭貞剛〜」
荒廃した製錬所周辺
銅鉱石には硫黄分が多量に含まれ、製錬によって亜硫酸ガスが発生していた。
四阪島への移転で予想に反して煙害は海を越え、
東予一帯に拡大し新たな煙害が発生した。
34年後の技術革新で脱硫装置の完成を見る1939年(昭和14年)まで
煙害解決はできなかった。
脱硫装置の開発で硫安という化学肥料が新たに生みだされ、
化学肥料産業の新たな創出につながった。住友化学株式会社の誕生
明治38年(1905)四阪島製錬所操業開始
荒廃した別子の採鉱場 緑が復活した別子の山々
惣開製錬所