俳句の部屋

黙々と  梅雨の晴れ間の  わき芽とり              古森  7/4
未来志向  梅雨の晴れ間の  立ち話           古森  7/4
庭いっぱい  梅雨の晴れ間の  布団干し             古森  7/4
朝曇り  たばこの乾葉  袋詰め               古森  8/1
取り下ろす  乾葉匂へる  テラスかな           古森  8/1
老人も  来て懐かしむ  朝仕事             古森  8/1
満天の  夢多かりし  星祭り               古森  9/1
星祭り  南を見れば  火星かな              古森  9/1
子供らの  それぞれの夢  星祭り            古森  9/1
本を閉じ  心澄ませば  秋の声               古森  10/2
人恋し  窓を開ければ  秋の声              古森  10/2
CDの  曲も流れて  秋の声              古森  10/2
踏まれても  欠けし花びら  野菊かな            古森  11/2
黄昏れし  足元見れば  野菊かな             古森  11/2
月光を  浴び一面に  野菊咲く             古森  11/2
湯豆腐や  湯気立ち上り  はずむ声             古森  12/1
湯豆腐や  妻あから顔  旅の宿               古森  12/1
湯豆腐を  箸でつつけば  夜も更ける            古森  12/1

戻る