俳句の部屋

天と地に  光あふるる  初日かな             古森  1/1
会う人は  みな知り人や  初詣               古森  1/1
初風呂や  長く大きく  横たわる            古森  1/1
残雪の  尾根を歩けば  たばこ畑             古森  2/5
行儀よく  マルチ張られて  名残雪           古森  2/5
名残雪   我が家の窓に  灯がともる            古森  2/5
大特価  宣伝旗に  春一番                古森  3/3
春セール  妻の帰宅の  遅かりし            古森  3/3
春一番  ハウスの中は  たばこ苗              古森  3/3
ウグイスの  初鳴き聴きし  たばこ畑            古森  3/14
ホーホケキョウ  初老夫婦に  春の風           古森  3/14
ウグイスと  競演をして  ホーホケキョウ            古森  3/14
つくし摘む  妻も私も  童(わらべ)かな          古森  4/5
つくし摘む  昔はあった  うさぎ小屋           古森  4/5
さながらに つくしを摘めば  紫煙かな              古森  4/5
出来たての  ムシロの上の  新茶かな            古森  5/4
古茶よりも  新茶がよくて  初メール           古森  5/4
くつろぎし  新茶の後は  タバコの香              古森  5/4
衣替え  腕ひんやりと  城下町               古森  6/4
衣替え  マドンナもいて  子規の町             古森  6/4
衣替え  「坊ちゃん列車」  待ちにけり             古森  6/4

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