残留農薬調査結果
農水省は、国産野菜の第2回残留農薬調査結果を公表しました。
25種類372品の野菜などを検査したもので、前回調査に引き続き、
食品衛生法の基準を超えるものはでませんでした。
関税引下率
農水省は、WTO農業交渉における関税引下率 について農産物平均で36%、
最低15%を提示したEU提案を支持しました。これは大幅な削減を求める
米国などに対抗するためです。また、ミニマムアクセスに付いては「国内消費量
に基づべきもの」とのルールの変更を主張し、独自に削減を目指しております。
中国でダイコンを生産
大手総合商社.住友商事が、このほど「中国で一年以内にダイコンの
周年生産を始めると」と発表しました。
いよいよ農業分野に大手の総合商社が本格的に進出する背景には、厳
しい経営の中で基幹ビジネスである鉄鋼などに代わる新たなビジネス
を創出する必要性に迫られているものと思われます。
イラクに対する政府米の支援について
農林水産省イラク問題対策本部において、イラクに対する政府米を利用した食糧援助
としてタイ産米7,600トン、国内産米2,400トンの計1万トンを名古屋港から5月中旬
までに積み出すことを決定。
認定農業者数17万人超える
農林水産省が公表した農業経営改善計画の認定状況によると、認定農業者数は全国
2983市町村、17万1796となった。前年3月末から見ると19市町村、
9005(その内法人は600)増加した。
農村の地域資源に関する研究会
農水省は、農村の地域資源に関する研究会を設置し初会合を開いきました。これは、
過疎化や高齢化に伴い、農地、農業用水、農業水利施設などの地域資源管理などの
粗放化が進んでいるこから、今後の適正な地域資源管理の方向性を検討するものです。