俳句の部屋

灼熱に  耐えて「ひまわり」  濁りなく             古森  7/2
「ひまわり」や  支え無くとも  凛と立つ        古森  7/2
「ひまわり」や  みんな元気を  取り戻す             古森  7/2
一隅を  照らすごとくに  晩夏の陽(ひ)             古森  8/2
たばこ畑  収穫終えて  晩夏の陽(ひ)          古森  8/2
たばこ圃地  水を溜めれば  晩夏の陽(ひ)            古森  8/2
正座して  新米食ぶる  母老ゆる                 古森  9/4
新米と  言われほころぶ  父の顔             古森  9/4
新米の  湯気(ゆげ)の香りや  邪念なし             古森  9/4
名月や   出荷準備の   「たばこ」の包             古森  10/2
名月や   明日惜別の   「たばこ」の包             古森  10/2
名月や   暮らしを託す  「たばこ」の包              古森  10/2
友情と  知りて急げば  花野かな                  古森  11/7
駆け抜けて  息弾ませば  花野かな              古森  11/7
指先で  花びら数え  花野かな               古森  11/7
冬の蝶  お地蔵様に  願かける                   古森  12/10
冬の蝶  少女の手には  チョコレート              古森  12/10
冬の蝶  わんぱく坊主も  居てる村               古森  12/10

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