消費税5%に
.....平成元年(1989年)の消費税3%導入以来、8年目にして税制改正で5%に.....平成7年度(1996年度)の農業白書を発表
今回の白書は、1960年代以降の食料、農業、農村の変貌を総まとめにしたもので、特に食料自給率の急激な低下、農地の大幅な減少、 担い手不足の深刻化など、国内農業の「悩める」姿を改めて明示している。台風情報がより早く精密に
気象庁は7月から72時間(3日)先までの予報を提供することになった。気象予報の精度アップにより可能となったもの。また、従来の 1日4回予報が1日3時間置きと小刻みになり、台風情報がより早く、精密になりそうだ。米国産トマト解禁
農水省は、米国産トマト生果実の輸入解禁を決めた。タバコべと病の侵入の恐れがないと、判断したもので、解禁品種は「サニュー」など 赤色系の25品種。生食用に向かないとの見方が大勢だが、一部外食産業が使用する予定。
国内生産は必要
.....新農基法の制定に向け、第二回の「食料.農業.農村基本問題調査会」が開催された。食料の自給、農地の確保、価格政策に 代わる所得政策、市場原理と効率性、担い手、国民合意などに意見が集中したが、一定水準の国内生産は必要との認識で一致をみた。 また、そのため新たな農業振興策の検討が必要、との意見も.....。ウルグアイラウンド農対見直しへ
自民党農林合同会議は(1)構造改善事業の拡充(2)低利資金枠の拡大と要件緩和(3)定年就農者新規就農対策(4)中山間地域 モデル事業の創設などを柱とする、ウルグアイランド農業対策の事業内容の見直し方針を決めた。麦価6年振りに引き下げを決定
藤本孝雄農水相は6月5日、米価審議会に、本年度の政府買い入れ価格を前年度より0.95%引き下げ、小麦60kg当たり九千二十 三円とすることを諮問した。審議会は同日、諮問どうり答申、麦価は平成3年以来、6年振りに引き下げとなった。
コメ第1種出荷取り扱い業者が169減少
食糧庁は14日、米の出荷取り扱い業の登録状況を発表した。第1種出荷取り扱い業は6月30日現在で3127業者。JA合併などで 169業者減少し、新たに登録されたのは12業者ですべて全集連系だった。総合農協3年振りに減収
JA全中は16日、東京.大手町のJAビルで、理事会を開き、平成8年度の総合農協の経営状況を報告した。事業利益は前年度に比べ 24.3%減、経常利益も同18.8%減となった。信用事業利益が同7.7%減と落ち込んだことが主な理由。JA全共連が総代会開く
JA全共連は、17日、東京都内で通常総代会を開いた。平成8年度決算は、経常収益が前年度より3.2%減少したが、経常費用も 5.2%減少したため経常収益は10.5%増加し、5967億円となった。