97年度農産物生産量は微減の見込み
農水省では、97年度農業観測を発表した。これによると、農産物全体の生産量は微減で、ミカン、麦が増加、米、肉牛が減少するとの 見込みを立てている。一方、生産資材の値上がり見込みなどを総合すると、農家経営への影響が心配される。早期米、前年価格に比べ大幅な下げでスタート
自主米センターでは、早期米の初入札を行い、9銘柄が上場され全量落札された。平均価格は前年価格に比べ2,000円以上の大幅な 下げとなった。
行政会議中間報告
政府の行政改革会議は、新米出回り落札大幅減
(1)内閣機能の抜本的強化
(2)中央省庁の1府12省庁への編入
(3)簡素、効率化、透明性アップを目指す独立行政法人制度の導入
.....等を柱とした中間報告を決めました。
農林水産行政は、建設省河川局を取り込み「国土保全省」に移管されますが、
省名に農林水がないことから、早くもその位置付づけを危ぶむ声がでています。
11月末には最終報告をまとめるとのことですが、調整は難航が予想されます。
食糧庁は3日、平成7年産(古米)政府米の値引き売却の結果を発表した。脱脂粉乳、追加輸入へ
5回目の7年度産米値引き入札は、60キロ当たり総加重平均落札価格(1〜5類平均)16,131円(税抜き)
前回(8月4日)より33円安くなった。
農水省は5日、脱脂粉乳の追加輸入を公表した。輸入が義務付けられているカレント.アクセス分を越えて追加輸入するのは
3年連続。追加輸入量は、1万2千トン。
追加輸入で国産生乳需給が緩和すれば飲用乳価の交渉にも影響を与える。
9年度産1等米比率、84.6%
食糧庁は6日、平成9年産米の検査結果(9月末日現在)を発表した。「ごはん”大好き”まつり」に20万人
水稲うるち米の検査数量は全旬(9月20日現在)より54万4900トン増え123万9300トン。
1等米比率は全旬より3.3ポイント上昇して84.6%となった。
「TOKYOごはん”大好き”祭り」(主催=JA全中)が10〜12日、東京.江東区の臨海副都心ワンザ有明ベイモール林政審、民有林対策で意見聞く
などで開かれた。
全国のごはん料理試食、コメ加工品の展示.販売の他、キャラクターショー、ごはん大好きトークショー、クイズラリーなど
多彩なイベントが繰り広げられた。
林政審議会は9日、都内で第19回森林.林業基本問題部会を開き、学識経験者、林業研究者らが民有林対策について意見を聞いた
学識経験者からは、「森林計画制度を導入し、流域や地域単位で森林地図を作る。」「家族労働型の経営体系を構築する。」などの
具体的な案が出された。