社民党、米緊急対策決める
社民党は11日、米の需要と価格安定のための緊急対策を決めた。東京都と協定結んだ熊本産有機農産物が店頭に...
具体的には、米在庫を2年間で200万トンに適正化し、古米在庫の一部を棚上げ備蓄とする。
9年度米の政府買い入れ数量は120万トン〜130万トンとし、生産者団体の調整保管に追加助成を求めた。
生産調整面積の17万haの上乗せとあわせて、転作に対する所得補償や助成金の抜本的見直しを求め、食糧法の趣旨にのっとった
「全国とも補償」の推進を求めた。
稲作経営安定対策では、米価下落補填のための仕組みを10年産からの発足、農業共済制度と組合わせた「収入保険制度」の検討を
求めた。
東京都と流通協定を結んだ熊本産の有機農産物等が17日、都内に初入荷、店頭販売が始まった。
販売されたのは、減農薬.減科学肥料栽培の早生ミカン2.3トン。
都内13カ所の協定品販売小売り店で、一斉に売り出された。
1ケース(10kg当たり)2,000円。店頭価格は1キロ当たり約300円程度の見込みだ。
12月中旬までに早生ミカン15トン、12月中旬から1月中旬まで青島ミカン30トンが入荷。
この他ポンカンやトマト、レタス、カボチャ、タマネギ等の入荷も予定せれている。
葉たばこ耕作者の就農相談
全国たばこ耕作組合中央会はタバコ耕作の新規就農希望者に対し、就農の様々な相談に地球温暖化防止京都会議
のっている。
タバコ作は農家と日本たばこ(株)の売買契約に基づいて行われ、契約された葉たばこは
原料として適さないものを除き、同社がすべて買い取る。
たばこ耕作組合は中央会の他、全国82支所あり、栽培技術指導なども受けられる。
問い合わせ先は、全国たばこ耕作組合中央会(03−3432−4401)
21世紀に向けた地球温暖化防止策を議論する気候変動枠組み条約第3回締約国会議土地改良法施行令を改正
(地球温暖化防止京都会議)が1日から10日間の日程で、京都市内の国立京都国際会館
で、約170ヶ国の代表が参加して開催された。
政府は、2日の会議で、土地改良法施行令を改正する政令をさだめた。輸入米6.5%値下げ
第四次土地改計画の計画期間を10年から14年間に延長し、1993年度から2006
年度に変更する。
.....財政構造改革推進特措法の施行にともなう措置。
来年1月からの政府米売り渡し価格の中で、輸入米は対前年マイナス6.5%と大幅な
値下げとなった。
業務用など低価格帯の米価水準低落につながる心配がでてきた。
第4回目のMA米入札結果を発表
食料庁は12月22日、平成9年度4回目のミニマム.アクセス(MA)米一般枠の平成8年農業生産指数を98と発表
入札結果を発表した。
落札数量は主食用、加工用を合わせ12万2,200トンと、前回10月入札とほぼ横這い。
9年度の累積輸入数量は50万トンを超えた。
平均落札価格は1トン当たり7万7,929円で、前回入札に比べ約1万2,000円の大幅 上昇。
農水省は12月25日、平成8年(1996年)の農業生産指数を98.0と発表した。
前年比2%減。
コメが作付け面積減少から前年を3.8%下回ったため。