農業情報

(平成11年1月)...「たばこ新聞」より...

食料自給率

農水省は、平成9年度食料需給表を公表した。前年度から1ポイント減って、過去最低の41%となった。
穀物自給率も同じく1ポイント減って、28%となった。
生産調整は続行
昨年12月の米関税化移行決定と時を合わせるように、一部マスコミが「コメの生産調整は99年度限り」と報じた。
生産現場の混乱を憂慮した農水省は直ちに「コメ関税化切り替えと関連づけて、国が生産調整を廃止するかの
ごとき報道は事実無根」と反論した。

(平成11年2月)...「たばこ新聞」より...

スーパー301条復活へ

アメリカ政府は1月26日、不公正な貿易政策をとる国に対する制裁条項を盛り込んだスーパー301条と政府調達
条項を復活させると発表した。これに対し日本政府は翌27日、一方的措置への懸念を表明した。
豆腐.納豆用国産に転換
農水省は1月28日に開いた第3回「大豆研究会」で、大豆食品の需要拡大の方策や今後の大豆の生産対策などの方針
を示し、大豆を維持拡大させるため減農薬栽培などの特色ある大豆作りを進めることにした。

(平成11年3月)...「朝日新聞」、「たばこ新聞」より...

JT、米社たばこ事業部買収

日本たばこ産業は9日、たばこ事業で世界第3位の米食品たばこ会社、RJRナビスコ社の米国以外でのたばこ事業を、
78億300万ドル(約9500億円)で買収すると発表した。
「新基本法案」国会審議へ
「食料.農業.農村本法案が9日の閣議で決定し、国会に提出された。今国会中の成立を目指す。
現行農業基本法が1961年(昭和36年)に制定せれて以来、38年ぶりの抜本的改正。

(平成11年4月)...「たばこ新聞」より...

農水省、WTO専用ホームページ開設

農水省は7日、同省のインターネット.ホームページに、世界貿易機関(WTO)次期農業交渉に関係する情報を提供する
専用ページを開設した。  ホームページ.アドレス(http://www.maff.go.jp/)
地域で農政改革をどう推進するか。。。
全国農業会議所は今月中旬から来月末にかけて、農林水産大臣諮問第一次答申に向けたアンケートを実施する。対象は全農業委員
の他、全国の農業法人経営者、稲作農業経営者6万5千人余り。調査結果に基づいた答申の取りまとめは9月下旬の見込み。

(平成11年5月)...「たばこ新聞」より...

食糧事務所の検査業務が2001年以降は民営に...

農水省は来年の通常国会で農産物検査法を改正し、食糧事務所の米の格付けなどの検査業務を2001年以降、民営化する方針を
固めた。
豪州がWTOへの異議を取り下げ...
オーストラリア政府は、世界貿易機構(WTO)に申し立てていた日本の米関税化に対する異議を取り下げる決定をし、日本政府に
伝えた。

(平成11年6月)...「たばこ新聞」より...

ネット上で情報提供

東北農業試験場は、東北地方の低温.冷害に対する稲作栽培を支援するため、「水稲冷害早期警戒システム」を開発、インターネット
を通じて情報を提供している。ホームページアドレスは、 http://ss.tnaes.affrc.go.jp/ まで。
就農相談に600人が訪れる...
農業を仕事にしたい人のためのガイダンス「ファーマーフェア’99」が12日、大坂駅前の新梅田シティで開かれた。政府が前日、
雇用70万人超創出の緊急対策を決めたことを受けてか、600人を越す入場者で賑わった。問い合わせは、電話03−3214−6641 まで。

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