日本には、「太陽暦の正月」「陰暦の正月」「巳午の正月」と3回も正月があります。
「巳午の正月」は、仏様の正月です。
これは、源平の戦いで平家が破れ、別れ別れになるとき、餅をついて仏様に
供え、「おさがり」をみんなで食べたことから始まったそうです。
しかし、次第にこの様な行事や風習は簡素化され、薄らいできております。
私の小さい頃、「お正月」はもっと賑やかで、お正月らしさがあった様に思います。
最近は、正月も休まないお店が多くなったり、お勤めの人も正月以外で休みを
取ったり、酪農家は正月も搾乳をしなければなりません。
また、地球温暖化のせいでしょうか???暖かくて、お正月って感じがしません。
...少しは、不況の影響があるのかも分かりません。
現在、社会の風潮としては、「量より質」そして「こころ」の豊かさを求める
暮らしに移行しております。
行事や風習は簡素化しつつも、古き良き風習は何時までも残していきたいものですね。。。