カラスウリ

野山に行くと、真っ赤に色づいた「カラスウリ」が竹藪や雑草.雑木の上に
ぶら下がっているのを見ます。
なかなか趣があり、絵筆を走らせたくなるものです。

この「カラスウリ」、色が艶やかなので有毒かと思っていたら、昔から
あれ止め化粧料にしたり、お酒に入れてヒビやアカギレの妙薬として
用いられているそうです。
黄色の「キカラスウリ」もありますが、これは日本だけにしかなく、
根から澱粉をとり「天花粉」として利用されているそうです。

「カラスウリ」というのは、「カラス」が好んで食べるのでその名が付いて
いるそうですが、実は人間にも珍重されているんですね。。。

以前、カラスの悪口をいっぱい書いたのですが、、、
又しても「カラス」と対決しなければならなくなりました。

でも、よく聞いてみますと、、、

カラスは賢い鳥で、人間の言葉を教え込むと喋るようになるそうです。
また、童謡にも歌われているように、山に帰ると「可愛い七つの子」も
いるんですね。。。
やはり、、、
ここらで、そろそろ喧嘩をやめて共栄共存の道を模索していかなければ
ならない様です。
人間の都合だけで、一方的に「カラス」を退治し、自然界を変えていこうと
すると無理が生じ、何時かは天罰が下りそうな気がします。
   


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