地域に親しまれ.利用されていた「精米所」が、廃止されることにりました。
私が小さい頃(昭和30年頃)は、「水車」で米つきをやっておりました。
コトコト コットン、 コトコト コットン、、、
...水車がまわり、それはそれは風情がありました。
その後、地域とか農協.個人の精米所 が作られ、「水車」はなくなってしまい
ました。
精米所の「おじさん」と言えば、一日中精米機の音の中で仕事をされてる
ためか無口な方が多かった様に思います。
今でも、律儀で働き者って印象が残っております。
その後、農協の精米所が廃止され、最近になって「コイン精米機」が登場し、
その上、過疎化.高齢化.米離れ等...いろいろな要因が追い打ちをかけ、
地域の精米所も遂に閉鎖されることになったのであります。
幸いにも、この度、、、、意欲ある方が新規に精米所を始められたので、
「コイン精米機」と合わせて利用することが出来る様になりました。
今度の精米所の「おじさん」は、無口ではなく、ジョークの上手な近代的な
方です。
時代の移り変わりと共に、私の生まれ育った村も変化していまいります。
集落は生きております。
幅広い人材の育成.確保を進め、地域に即した無理のない発展を期待したい
ものです。