不況からの脱出


小渕恵三首相直属の諮問機関である「経済戦略会議」の中間報告が、
まとめられましたね。

戦後日本の経済成長を支えた「日本的システム」は陳腐化し、ほころびが
生じておるとし、「過度に公平や平等を重視する社会風土から効率と公正を
軸とした社会への変革」「健全な競争社会の構築」を実現する様、強調され
ています。

ところが、どう具体化するかの道筋はハッキリしていないそうです。
早くも、「現実を無視した絵に書いたモチだ。」という批判が出ているとか、、、

簡単に言えば、、、
競争型社会は、弱肉強食の世界でもあるが、また反面、個人の努力の報われる
社会でもあります。
「公平.平等な社会」と「競争社会」、どちらも優れた側面をもっております。

どちらに重点を置くか???
それは、その時代の状況によって判断する事柄であり、極端な「競争社会」への
シフトは良い結果をもたらすことは出来ません。

適正な「競争システム」を導入し、活性化をはかり、早く「不況」から脱出して
欲しいものです。


戻る