農業基本法に付いて、、、少しの考察...


昭和36年に制定された現行「農業基本法」は、市場原理を導入し、
多産業との格差を是正しようとするものであったのですが、「新基本法
の答申」では、国民的視点から、食料.農業.農村政策を総合的にとらえ
農業の構築を図っております。

しかし、環境農業.中山間地農業の将来性.ビジョンが見えてこない気が
します。

今、農家は子供に農業を継がせ様としません。
魅力があるなしの問題ではなく、収入が少なく生活が出来ないのであります。

そこで提案なのでありますが、、、
今後は、家族農業ではなく、生産農業法人を設立し、安定的経営を構築する
必要があります。

地域によっては、農業生産法人の設立が難しいところがありますが、第三
セクター方式で組織化し最終的には生産農業法人に移管し、生産法人を育
成するというのが今後の日本農業のあるべき姿であると思うのですが、如何
なものでしょう?

大規模企業の農業の参入も決して賛成しない訳ではないのですが、農村の
公的機能(環境.国土保全)考えるとき、地域自らが形成する農業生産法人
の方が、よりその責務を全うし易いのではなかろうかと思うのですが、
如何なものでしょう?

ご意見を、お待ちしております。


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