説得効果


健全な社会生活関係を維持促進させるための社会心理学として、、、今日は、「説得効果」
について 「一面的説得効果」「両面的説得効果」「第三者による説得効果」に分類し若干
の考察を試みてみます。

<一面的説得効果> 都合の悪いことは隠し、都合の良いことのみを強調する場合に用います。
相手がその事柄に関してあまり情報を得ていない場合や、受け入れ態度が殆ど決まって
いる場合は効果があります。

<両面的説得効果>
説得者にとって都合の悪いことや、短所も併せて開示する説得方法です。
教育水準が高く情報が豊富で、まだ考えが固まっていない相手方に効果的です。

<第三者による説得効果>
説得者の信憑性・信頼性という意味で、第三者による説得はより効果的です。
例えば専門家の話を立ち聞きした場合、自分に説得の矛先が向けられていないので、抵抗無く
内容を受け入れることができます。

最後に、強い説得は唱導方向と逆の態度を形成していまい、説得効果を低下させます。
「引きのテクニック」も大切です。


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