新春の川のほとり、
水はゆっくりと蛇行し、
浅瀬ではサラサラと音を立てながら流れている。
川向こうでは「ラン栽培のハウス」が並び、
正月でも管理者の姿が見え隠れしている。
「農」に生きる者の躍動感が、静かに伝わってくる。
あたらし年の光は空に満ちて、
キリッとした新鮮な息吹を運んでくる。
「ハウス」の横には「葉たばこ畑」が続き、
すでに「マルチ」が張られ春の訪れを待っている。
やがて「葉たばこ栽培」も忙しくなってくる。
想像するだけでも、全身に躍動感を覚える。
風はまだ肌に冷たいけれど、
村人と交わす挨拶に、
温かい「こころ」が伝わってくる。
土手にはやがてタンポポの花が咲くだろう。
もう高度成長は望めないけれど、
元気を出して「農」の未来に夢をつなごう!!