外部分析と内部分析

経営分析の種類(外部分析.内部分析)に付いて、アップします。

(1)外部分析...
企業外部の利害関係人が財務診断を行うために、決算書を分析し比較する方法が
外部分析であって、次のようなものがある。

a.信用分析...債権を回収できるか否かを判定するために行う分析であって、
主として支払能力の強弱を調査することが目的とされる。

b.投資分析...投資の判定を行う分析であって、主として収益性の高低を調査
する事が目的とされる。

c.税務分析...課税所得や納税額が適正であるかどうかを判定するために行う
分析である。

d.監査分析...決算書が会計原則に準拠しているか否かを判定するために行う
分析である。

(2)内部分析...
経営内部の経営管理者やその代理人が経営管理にあたって、営業成績や財務状態が
適正であるか否かを判定する。

a.自己分析...経営管理者やその使用人が自ら行う分析で、経営内容を改善
することが目的とされる。

b.診断分析...委嘱を受けたコンサルタントが行う分析で、改善事項を勧告
することが目的とされる。


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