アクトヒブ :不活化ワクチンです。インフルエンザ菌b型(Hib)の莢膜多糖体と破傷風トキソイドを共有結合した、ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)です。
対象者:2カ月齢から5歳未満(4歳まで)・・・・・(任意接種でも、接種が可能な年齢は4歳まで)
アクトヒブ 0.5ml(Hib多糖体の量として10μg)を、
1)接種開始年齢・・・2カ月齢以上7カ月齢未満:通常4回接種・・・(ただし、1歳までの接種漏れがある時は、計3回または計2回となる)
初回接種として通常、3回、4〜8週間の間隔で皮下注射。ただし、初回接種は1歳を過ぎたら接種しない。
追加接種:初回接種の最後の接種から27日以上あけて1回皮下注射。
2)接種開始年齢・・・7カ月齢以上12カ月齢未満:計3回(ただし、1歳までに接種漏れがある時は、計2回となる)
初回接種として通常、2回、4〜8週間の間隔で皮下注射。初回接種は1歳を過ぎたら接種しない。
追加接種:初回接種の最後から27日以上あけて1回皮下接種。
3)接種開始年齢・・・1歳以上5歳未満:
1回皮下接種。
不活化ワクチンです。生きた菌が入りませんので、インフルエンザb菌による病気の発病は心配ありません。しかし注射の成分による反応に注意しなければなりません。局所の発赤・腫脹、その他発熱、発疹、嘔吐などに注意してください。
☆他の予防接種は、
”1週間以上たってから”うけて下さい。☆
プレベナー:小児に重症な感染症を引き起こす主な血清型13種(4、6B、9V、14、18C、19F、23F、1、3,5、6A、7F、19A)による、小児の侵襲性肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎、菌血症など)を予防するワクチンです。
対象者:2カ月齢から5歳未満・・・・(任意接種では、6歳未満まで)
プレベナー13 0.5mlを、
1)接種開始年齢・・・2カ月から6カ月齢:(通常計4回・・・ただし2歳までの接種漏れがある時は、3回または2回となる))
初回接種として、通常3回、27日以上の間隔で皮下注射。ただし2歳未満に接種する。
追加接種:初回接種の最後の接種から60日以上の間隔をおいて、1歳以降に追加接種として1回皮下注射。
注:初回2回目、3回目の接種は、2歳未満で行うこと。超えた場合は、行わない。
追加接種は実施可能
2)接種開始年齢・・・7カ月齢以上12カ月齢未満:(通常計3回・・・・但し2歳までの接種漏れがある時は、計2回となる)
初回接種として2回、27日以上の間隔で皮下注射。ただし2歳未満に接種する。
追加接種:初回接種終了後60日以上、1歳以降で、追加接種として1回皮下注射。
注:初回2回目の接種は、2歳未満で行う。超えた場合は、行わない。
追加接種は実施可能
3)接種開始年齢・・・1歳以上2歳未満:(計2回)
60日以上の間隔で2回皮下注射。
4)接種開始年齢・・・2歳以上5歳未満:(計1回)
1回皮下注射
不活化ワクチンです。生きた菌が入りませんので、肺炎球菌による病気の発病は心配ありません。しかし注射の成分による反応に注意しなければなりません。局所の発赤・腫脹、その他発熱、発疹、嘔吐などに注意してください。
☆他の予防接種は、
”1週間以上たってから”うけて下さい。☆
《B型肝炎ワクチン》・・対象:2カ月以上1歳未満
3回接種します。
1回目:2カ月ごろからの接種開始が勧められています
2回目:1回目から27日以上あけて接種
3回目:1回目から139日以上あけて接種
注意:接種方法が他の予防接種と少し異なります。
B型肝炎ワクチン接種後の注意
不活化ワクチンです。生きたウイルスは入りませんので、B型肝炎ウイルスによる病気の発病は心配ありません。しかし注射の成分による反応に注意しなければなりません。
局所の発赤・腫脹、その他発熱、発疹、嘔吐などに注意してください。
BCGの接種方法は 管針法といってスタンプ方式で上腕の2ヵ所に押しつけて接種します。接種したところは、室内で乾燥させてください。10分程度で乾きます。
注意:BCGは、乳幼児の結核感染の重症化を防ぐ働きがあるとされています。平成17年4月1日から生後6カ月未満の乳児にツベルクリン反応検査をしないでBCGを接種するようになりました。
通常3ヵ月以内の乳児は、母親から臍帯からを経由してもらった移行抗体で保護され、感染症になりにくくなっています。このため感染症に弱いかどうか(免疫不全があるかどうか)分からないことがあります。一方、免疫不全の方がBCGを受けると全身感染症になってしまう危険が指摘されています。生後すぐからBCG接種が可能ですが、このような理由から生後3ヵ月以降に実施するよう奨励されています。今回の改正(平成25年4月1日)で、対象者は1歳未満、標準的な接種期間が生後5カ月から生後8カ月までとされました。
BCGは牛型結核菌を弱めた生ワクチン(生きた菌を感染させる)です。接種後2〜3週間で局所に赤いポツポツができ一部に小さくうみをもったりします。約4週間過ぎると化膿巣(かさぶたと、膿をもった状態)が出現し、その後徐々に膿(うみ)や発赤が無くなり、なおっていきます。これは異常の反応ではありません。包帯をしたり、バンソウコウをはったりしないで、そのまま普通に清潔を保ってください。自然になおります。
接種した側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常様子をみてかまいませんが、気になるほど腫れるようでしたら診てもらってください。
また、通常BCG接種後2から3週間後に、接種部位が発赤や腫脹をして、さらに膿(うみ)を持ったようになりますが、接種後1週間以内に化膿してきた場合は、受診をして特別な状態であるを確認してもらってください。
☆他の予防接種は、
”1カ月以上たってから”うけて下さい。☆
三種混合(DPT=ジフテリア・百日咳・破傷風)
予防接種について
3つの病気の「菌そのものではなく」て、
それぞれの菌の「成分の一部」を接種します(不活化ワクチンです)。
注意
1、出来るだけ規定の回数をこえない
2、出来るだけ左右交互に接種する
1期(4回)
1期初回接種(3回)
1回目
3〜8週間隔で
2回目
3〜8週間隔で
3回目
----------------------------------------
さらに12〜18ヵ月後に
1期追加接種(1回)
4回目
================================
注意:
1期初回接種の「接種もれ」について
1回目〜2回目の間が、8週以上あいた時、
2回目と3回目を3〜8週間隔でやること。
2回目〜3回目の間が、8週以上あいた時、
6ヵ月未満なら3回目をする。
6ヵ月以上経った時は、3回目をしないで1期終了とする。
(2回目の終了後12〜18ヵ月後に1期追加接種をする)
1期追加接種(4回目)の「接種もれ」について
12ヵ月〜18ヵ月後にできなかった時、
なるべく早く接種する(
90ヶ月=7歳6ヵ月までに )
======================
2期(1回)二種混合(DT)=ジフテリア・破傷風ワクチン
5回目
小学校6年生で、百日咳をのぞいた二種混合ワクチンを接種する
2つの菌(ジフテリアと破傷風)の
「成分の一部」を接種します(不活化ワクチンです)。
百日咳にかかったことがはっきりしている方では、(三種混合ではなく)この二種混合使用します。
1期初回接種(2回)
1回目
3〜8週(できれば4〜6週)間隔で
2回目
--------------------------
1期追加接種(1回)12〜18ヵ月後に
3回目
===============
小学校6年生で
2期(1回)4回目
1、今日は激しい運動はしないでください。
2、接種した日に軽い発熱をすることがあります。
3、接種後1週間は、注射部が赤くなったり、
はれることがありますが2〜3日で消えます。
4、まれですが、腕全体がはれることがありますが、
はれがひどく、かゆみや痛みが強いときには冷やして下さい。
それでも良くならないときは医師に相談してください。
5、注射部位にしこりが残ることがありますが、
1〜2ヶ月できえます。
大きくなるときは医師に相談してください。
☆他の予防接種は、
”1週間以上たってから”うけて下さい。☆
四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)ワクチン
・・・DPT-IPV
三種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンが加えられたものです。
初回免疫として、
生後3カ月から12カ月までに3から8週間の間隔で
3回接種
追加免疫として、
標準として初回免疫終了後12カ月から18カ月までの間に
1回接種
合計4回接種します。
「接種の実際の方法」
初回接種(3回)生後3カ月から12カ月の間に接種
1回目
3〜8週間隔で
2回目
3〜8週間隔で
3回目
----------------------------------------
さらに初回接種終了後12〜18ヵ月までの間に
追加接種(1回)
四種混合(DPT-IPV)ワクチン接種後の注意
不活化ワクチン(生きた菌やウイルスではなく、その成分の一部が含
まれる)ですので、三種混合ワクチンや不活化ポリオワクチンと同じように、
接種局所の発赤・腫脹、発熱などに注意してください
(三種混合予防接種、不活化ポリオ予防接種の説明を参考にしてください)。
☆他の予防接種は、
”1週間以上たってから”うけて下さい。☆
1、95%以上の人が免疫を得ることができます。
2、今日は安静にしてください。
3、注射部位が赤くなったり、痛んだり、少し熱をもつことが
ありますが、いずれも2〜3日で消えます。
4、接種後5〜12日に、38.0℃前後の熱が出ることが
ありますが、熱のわりには元気で、2〜3日で下がります。
5、発熱した人には発疹がパラパラと出ることがありますが、
2〜3日で消えます。
6、熱性けいれんをおこしたことがある人は、熱をはかり、
発熱すればいつもの発熱時と同じように処置してください。
心配な時は、来院して下さい!
☆他の予防接種は、
“1カ月以上たってから”うけて下さい。☆
<経過表>
━━━┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
病日 ┃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
━━━┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体温℃┃
40┃ /\/\/\
┃ / \
39┃ / \
┃ /\/\/\/ \
38┃ / \
┃ / \
37┃/ \
┃/ \――――――――
36┃
┃←<カタル期>→←< 発疹期 >→→→←←< 回復期 >→→
━━━┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
口内疹┃ <コプリック斑>
発疹 ┃ <全身の発疹→→その後色素沈着がおこる>
結膜炎┃ 両目が充血する
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
鼻や咳┃ とても強い咳!!
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はしかは大変重い病気です
予防接種を受けていない1歳前後の赤ちゃんが多くかかります。
うつる力が強く、とても重い病気です。
合併症:脱水症、中耳炎、肺炎によくなります。
まれに脳炎があります。
《 経過 》
なにも合併症がなくても、10日間以上!!
「咳が強く、高熱が約7日間あり、
さらにその後4〜5日間の注意が必要」です。
カタル期
1)はじめの2〜3日は、熱、咳、鼻みず、眼やになどかぜと
同じ症状で、この時期に〃はしか〃と診断するのはむずかし
いものです。
発疹期
2)いったん熱が下がったようにみえて、再び高熱になります。
この時、顔から全身にひろがる発疹がでます。咳が強まり重症感
がでてきます。さらに4〜5日高熱と激しい咳が続きます。
回復期
3)咳は解熱後も続きます。発疹の後が黒く色素沈着をおこします。
病気が終了した後も免疫力(病気に対する抵抗力)が一時期低下し
ますので注意が必要です。
注意
重い合併症があるので、なおるまでは目が離せません。
経過が思わしくないときは来院して下さい。
ただし、伝染力が強いので来院時する時は、できましたら受付に
連絡して受診日時の指示を受けて下さい。
他の子にうつしたかも知れない!
接触させた時には、早めに知らせてあげましょう。予防接種を受けて
いない子がはしかの方と接触したときは、72時間以内の時は麻疹、
または麻疹・風疹混合ワクチンの緊急接種をします。また、感染症に
弱い方は4〜5日以内にガンマグロブリンの注射をうければ発病を防ぐ
(または軽症化する)ことができますが、血液製剤のため主治医と
よく相談してください。
その他:
保 育 所 、 幼 稚 園 、 学 校は
許可がでるまで休んでください!!
家
庭 で 気 を つ け る こ と
1.高い熱
:いつもの“かぜ”のときと同じようにしてください《つらいとき》は
熱さましを使ってください
2.強いせき:せきどめや二次感染を防ぐために抗生剤を処方しますが、
それでもとても強いせきが続きます
3.食べ物
:食欲がなくなります。水分を十分におぎなってください。
食べれるものは、何でもかまいません
4.入
浴 :熱がなくなり2日後以降たって、せきが少なくなっていれば
入浴しても よいでしょう
単独風疹(ふうしん)ワクチンの予防接種につい
通常は、麻疹に感染したことがはっきりしている方が接種します。
弱毒化した風疹ウイルスを接種し、軽く風疹にかかった状態にする(生ワクチンです)
風疹は小児では通常軽い病気です。しかし、妊娠初期の方が感染すると
胎児への影響(胎児に奇形などの障害が発生する)があるため、非常に大切な
予防接種といえます。
ワクチン接種 接種後1週目ごろが注意
‖ (ウイルスがふえるため)
‖
‖
→ → → → → → →|→ → → → → → →|→ → → → →
→ →‖
弱毒化した風疹ウイルスの接種で出現する症状は少ないと考えられますが、
風疹に感染した状態にするため症状の出現に注意してください。
まれに発熱・発疹・リンパ節腫脹・関節痛あり、これらの症状は、
一過性で数日以内に消失します。
☆ 心配な時は来院して下さい。 ☆
成人も接種することができます。妊娠していないことが大前提です。
MR(麻疹ましん・風疹ふうしん)混合ワクチンの予防接種について
弱毒化した麻疹ウイルスと弱毒化した風疹ウイルスを混合して作られた生ワクチンです。
麻疹と風疹に軽く感染した状態にします。それぞれの単独ワクチンでは、二回接種しなければなりませんが、一回の接種で二つの病気の予防接種ができます。現在は、ほとんどの方が「麻疹・風疹混合ワクチン」を選択しています。
接種した後は、麻疹と風疹の単独接種接種の場合と同じです。
接種後1週間前後での発熱や発疹に注意してください。
☆他の予防接種は、
“1カ月以上たってから”うけて下さい。☆
日本脳炎ウイルスそのもではなく、成分の一部を接種します(不活化ワクチン)。
小学校入学前に基礎免疫(1期初回2回、1期追加1回) を終了させる
基 礎 免 疫 (通常3歳で開始、 計3 回 )
1期初回接種(2回)
1回目終了後、1〜4週間隔で2回目を
2回目が5週以上あいた時は、“なるべく早く(2年以内に)接種する”ことが望ましい。
1期追加接種(1回)
初回接種終了約1年後(通常4歳)に3回目を
1期追加接種が1期初回接種終了後1年後に出来なかった時は、“4年以内に接種する”ことが望ましい。
───────
───────── ─────────
2期接種(1回)・・・・これは追加接種です
通常9歳(小学校4年)から13歳
1、今日は激しい運動や入浴はしないでください。
2、ときには注射部位が赤く腫れたり、発熱や頭が痛くなる
ことがありますが、通常、2〜3日で消えます。
3、今日が注射1回目の人は、
1〜4週間隔で2回目を注射します。
今日が注射2回目の人は、
1年後にもう1回注射(3回目)をします。
これで、基礎免疫がつきます。
その後の追加は、
9歳(小学校4年)から13歳でやります。
☆他の予防接種は、
“1週間以上たってから”うけて下さい。
おたふくかぜの予防接種について
(流行性耳下腺炎)
おたふくかぜ弱毒ウイルスを接種し、
軽くおたふくかぜにかかった状態にする(生ワクチンです)。
ワクチン接種 接種後 1〜2週ころが注意!!
↓ ‖
‖
↓ ‖
‖
→ → → → → → → ‖ → → → → → → → | → → → → → → → ‖
発熱、頭痛、嘔吐、耳の下の腫れに注意
☆ 発熱、頭痛、嘔吐が続くときは来院して下さい
☆
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の
予防接種をうけたあとの注意
1、90%以上の人が免疫を得ることができます。
2、今日は安静にして下さい。
3、ワクチン接種は、軽いおたふくかぜにかかった状態
にします。接種後約3週間は健康状態に気をつけて
ください。
4、ときには接種後1〜2週ごろに、耳の下が軽くはれる
ことがありますが数日で消えます。
5、熱がでるほどの副反応はまれですが、接種後1〜2週
ごろに発熱し頭痛、嘔吐が続くときは髄膜炎が心配さ
れます。
心配な時は、来院して下さい!
☆他の予防接種は、
“1カ月以上たってから”うけて下さい。
参考!!
おたふくかぜ(病気)の説明
おたふくかぜの経過について
(流行性耳下腺炎)
経過:約7〜10日間かかる
感染 発病→→→ ( 約7〜10日間 ) →→→ なおる
‖ ‖ ‖
・・・ 約2週間 ・・・・ ‖ ‖
‖ ‖
耳下腺の腫れ(片側→ 両側) →→→→ 腫れが
顎下腺の腫れ(片側→ 両側) なくなる!
ほかに発熱などがみられる。
★《全経過》を通じて「頭が痛い、はき気、嘔吐」には注意
このような症状が続いたら髄膜炎(ずいまくえん)!!
注:耳下腺(耳の下)、顎下腺(あごの下) のあるだ液を分泌する器官
保育所、幼稚園、学校
「はれ」がひくまでは 他の子にうつる可能性があります。
《許可がでるまで休んでください。》
家庭で気をつけること
1) 食べ物 :すっぱいものや、よくかまなくてはいけない食べ物は
さけましょう。
2) 入浴 :高い熱があるときや痛みが強いときはやめましょう。
こんなときは来院してください!
1、頭痛がつよく、何度も吐くとき
2、1週間たっても「はれ」がひかないとき
3、熱が数日以上続くとき
4、耳の下の腫れが赤くなったとき
5、睾丸を痛がるとき
注意:数日間で腫れがひいてしまったとき
“ おたふくかぜ ”ではなく
→→→反復性耳下腺炎!!
が考えられます。来院してください
水痘(みずぼうそう)の予防接種について
弱毒化した水痘帯状疱疹ウイルスを凍結乾燥した生ワクチンです。自然水痘に罹患すると重篤化しやすい人を主たる対象として開発されてきたワクチンですが、健康児への接種も差し支えありません。副反応はほとんど認められないといわれています。
緊急接種:このワクチンの特徴で、自然水痘患者と接触後72時間以内にワクチン接種をおこなえば水痘発症の予防が可能です。接種した場合に、その後もし発症したとしても重篤化する心配はありません。感染発症を避けたい場合は主治医に相談してください。成人でもこの発症予防処置が可能です。
1、熱などの副反応はほとんど認められません。
2、接種を受けた人のうち、12〜15%では、
後に水痘にかかることがありますが症状は軽い
といわれています。
3、今日は激しい運動は避けて下さい。
☆他の予防接種は、
1ヵ月以上たってからうけてください。☆
子宮頸がんの予防接種について
子宮頸がんワクチンは、不活化ワクチンです。
定期予防接種の接種対象者:小学校6年生から高校1年相当の女性
サーバリックス(2価):
接種により、HPV(ヒトパピローマウイルス)16型、および18型感染に起因する子宮頸がん(扁平上皮細胞癌、腺癌)およびその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍2および3)の予防が期待されます。(任意接種では、10歳以上の女性が対象です。)
接種方法(3回接種・・筋注):
1回目・・・・2回目(1回目の1カ月後)・・・・3回目(1回目の6カ月後=2回目の5ヵ月後)
ガーダシル(4価):
接種により、HPV(ヒトパピローマウイルス)6型、11型、16型、18型の感染に起因する以下の疾患の予防(任意接種では、9歳以上の女性が対象です)
・子宮頸がん(扁平上皮細胞癌、腺癌)およびその前駆病変(子宮頸部上皮内腫瘍1、2および3並びに上皮内腺癌)の予防
・外陰上皮内腫瘍1,2および3並びに膣上皮内腫瘍1,2および3
・尖圭コンジローマ
接種方法(3回接種・・筋注)
1回目・・・・2回目(1回目の2カ月後)・・・3回目1回目の6カ月後=2回目の4カ月後)
☆他の予防接種は、
“1週間以上たってから”うけて下さい。☆
子宮頸がんの予防接種を受けた後の注意
注射局所の痛みが強く感じられます。局所疼痛、紅斑、腫脹や発熱に注意してください。接種後にめまいや失神することがあるため、接種後20から30分は注意が必要です。
☆他の予防接種は、
“1週間以上たってから”うけて下さい。☆
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