忘年会・一ノ瀬洋次郎先生送別会(於寿司善)
平成12年12月13日
平成12年12月12日に、忘年会と一ノ瀬洋次郎先生の送別会が開かれました。会に先立ち、山内製薬KKから「ファロム錠・ドライシロップ」について説明がありました。出席者は18名でした。(星加晃先生:中座) 出席者名 (前列左から)渡辺敬信、大坪裕美、三崎 功、一ノ瀬洋次郎、宮田栄一、真鍋豊彦、中野直子、松浦章雄 (後列左から)山本浩一、山岸篤至、若本裕之、塩田康夫、加藤正隆、磯川利夫、藤枝俊之、上田 剛、加藤文徳(敬称略) |
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平成12年11月8日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 「当院で経験した川崎病について」 | 住友別子病院 | 磯川利夫 |
症例呈示 | 「入浴剤の誤嚥により気管支けいれん、無気肺を来したと思われる1症例」 | 愛媛労災病院 | 橋本和幸 |
(文責 山本浩一)
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平成12年10月11日(水)午後7時ー
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話題提供 | 「アセトアミノフェンによる溶血性貧血の1例」 | 愛媛労災病院 | 早川星朗 |
話題提供 | 「病診、診診連携について」 | 高橋こどもクリニック | 高橋 貢 |
1)話題提供:「アセトアミノフェンの内服を契機に発症した溶血性貧血の1例」
愛媛労災病院 小児科 早川星朗、橋本和幸
症例は3歳、女児。現病歴:平成12年6月2日の夕方より発熱あり、近医を受診し、感冒と診断され、リカマイシンドライシロップと幼児用PL顆粒を処方され、内服にて様子を見ていた。6月3日も40度の発熱、6月4日になり発熱続き、顔色悪いため当院の時間外外来受診した。
来院時理学的所見:体温39.5℃。眼球結膜黄染、眼瞼結膜蒼白。皮膚色軽度黄疸を認めた。咽頭軽度発赤、呼吸音清明。心音収縮期雑音を聴取。肝臓1cm触知、脾臓も1cm触知した。腹部は平坦で軟。
血液検査所見:末梢血液像では球状赤血球が認められ、正球性正色素性貧血を認めた。また、白血球増加を認めた。間接ビリルビン優位の高ビリルビン血症を認めた。直接クームス試験陽性で、ハプトグロビンの低下を認めた。自己赤血球上に補体成分C3dが検出され、IgGは検出されなかったため、冷式自己免疫性溶血性貧血と考えた。
経過:プレドニゾロンの投与で溶血性貧血は改善した。市販薬中のアセトアミノフェンで肝臓障害と溶血性貧血をきたした成人例があったため、薬剤起因性溶血性貧血の可能性を考えた。本症例ではアセトアミノフェンのリンパ球幼若化試験陽性で、これによる薬剤起因性溶血性貧血と考えられた。 アセトアミノフェンは小児科領域では座薬あるいは内服で比較的安全であるといわれているため解熱鎮痛剤の第一選択薬剤であるが、その投与には十分な問診、薬剤アレルギーの有無の確認が必要と思われた。(以上 発表者抄録)
コメント:小児では、解熱が必要な時の第一選択の薬剤はアセトアミノフェンである。他にはイブプロフェンが小児の解熱剤として認められている。インドメサシンは小児では使用すべきでないとされる。以前からアスピリンとReye症候群の関係が推定されており、最近では「インフルエンザ脳炎・脳症の重症化にジクロフェナクナトリウムおよびメフェナムサンとが何らかの関連がある」可能性が示唆されている。小児の解熱剤について、このような認識がある中でアセトアミノフェンによる副作用が報告されることは小児科医として非常に困った問題と捉えられる。あたりまえのことかもしれないが、安全だといわれる薬剤でも薬剤である限りその使用には細心の注意をすべきということだろう。
2)話題提供:「当院における病診・診診連携について」
高橋こどもクリニック(西条市) 高橋 貢
入院設備や大きな検査機器を持たない私どものような小児科単科の診療所においては病診・診診連携は非常に重要です。開業後約2年の時点で当院から他院に紹介した患者さんの状況を調べ、当院からみた病診・診診連携について検討しました。
対象は平成10年12月2日から平成12年8月31日までに当院から他院を紹介した140例の患者さんです。方法はファイルメーカープロ3.0を用い、紹介患者について、性別・紹介日時・年齢・紹介病名・最終病名・病診、診診別紹介科・紹介病院(診療所)・入院or外来・その後の経過などを調べました。その後の経過は退院以後3回以上来院している者、1-2回、0回と分けて検討した。
結果
1) 性別では男78名、女62名でやや男児に多い傾向でした。
2) 病診・診診別では117名(83.6%)が病院紹介で、診療所への紹介は23名(16.4%)でした。
3) 地域別紹介先では西条市の病院、診療所が41.1%。新居浜市が32.8%でその他25.8%でした。
4) 紹介患者さんの年齢分布では、1歳、0歳、2歳の順で年少児が多くなっていました。
5) 月別紹介患者数では、インフルエンザが流行する時期にほぼ一致して多くなり、平成12年では夏場もやや多くなっていました。
6) 紹介患者の科別検討では、小児科が約半数で以下耳鼻科、整形外科、眼科の順でした。
7) 小児科紹介の際の入院・外来別では、71名の小児科紹介のうち転居のための紹介であった12名を除くと83%が入院でした。病院では西条中央病院が最も多く、次いで新居浜の各病院、周桑病院の順でした。愛媛大学にも糖尿病性ケトアシドーシスの子どもさんの入院をお願いいたしました。
8) その後の受診状況では全140名から転居のための紹介であった12名を除く128名の検討では、その後3回以上来院している者は73.4%、1-2回の者は10.2%、紹介以後1度も来院していない者は21名(16.4%)でした。
9) 時間外での紹介患者状況では、ウイークデーの時間外紹介が8名、土日休日の紹介が8名でした。疾患では気管支肺炎3名、仮性クループ1例、喘息重積1例、腸重積2例、インフルエンザ+熱性けいれん4例、川崎病1例、虫垂炎1例、嘔吐症1例、サルモネラ腸炎1例、無熱性けいれん1例でした。現在は全員元気です。
考案
当院の紹介患者数は全国の小児科医264名を対象にしたアンケートの結果と比較しますと、病院への紹介はほぼ同数でしたが、診療所への紹介は少なかった。私が西条地区の診療所の把握が十分でないためと思われます。色々な活動にも参加して、他科の先生方とも親交を深めたいと思います。最後に、時間外にもかかわらず快く入院をお受けして頂きました、各病院の諸先生に深謝致しします。(以上 発表者抄録)
コメント:病診,診診連携の実情を紹介してくださった貴重な報告である。「開業医から病院への時間外紹介が大変申し訳なく感じる」との意見から、病診連携のうち紹介とくに時間外の病院への紹介についての議論が活発になされた。病院へはどのような紹介方法をとったらよいかとの質問に病院の先生方の答えは、紹介状だけ持たせてくだされば・・・・(A病院)、当直医へ連絡していただければ・・・・(B病院)、いつでも小児科医へ・・・・(C病院)、病室が確保できればいつでも・・・・・(D病院)と表現の違いはあるがどの病院も「時間外も遠慮なくご紹介ください」と心強いものであった。新居浜医療圏の小児科開業医にとって、これは非常に感謝すべき受け入れ体制である。
3)その他:
1、現在新居浜小児科医会には、西条・新居浜・宇摩各区の小児科専門医を中心に31名の会員が所属していてなにかと連絡が不十分になったり、さらには意思の疎通がうまくいかないことが出てきた。このため加藤 文徳先生(住友別子病院小児科)に幹事就任をお願いした。今後の会の運営がさらに強化されるようにと、松浦・山本そして加藤の3人が新居浜小児科医会の「世話役としての幹事」を担当することになった。
(文責 山本浩一)
平成12年9月20日に、早川星朗先生・太田雅明先生の送別会が開かれました。 出席者は12名でした。 出席者名 (前列左から)真鍋豊彦、大串春夫、早川星朗、太田雅明、麻生恵子 (後列左から)山本浩一、上田 剛、松浦章雄、高橋 貢、一ノ瀬洋次郎、塩田康夫、若本裕之(敬称略) |
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平成12年9月13日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 「愛媛労災病院小児科時間外外来の現状」 | 愛媛労災病院 | 早川星朗 |
話題提供 | 「予防接種法の見直しの主要な事項について」 | 三崎小児科 | 三崎 功 |
1)症例呈示:「愛媛労災病院小児科時間外外来の現況」
愛媛労災病院 小児科 早川星朗、橋本和幸
平成11年度に愛媛労災病院小児科の時間外外来を受診した1853名を対象として臨床的検討を行った。休日の来院患児数は一日平均5.1名であった。患児の年齢分布は1歳児がもっとも多く、ほぼ年を経るにつれて減少した。来院時間は20時前後がもっとも多かった。疾患は呼吸器疾患がもっとも多かった。喘鳴を伴う気管支喘息または喘息様気管支炎の患児は10月にもっとも多く、10月には受診患児の38.8%をしめた。25名がそのまま入院となったが、投薬や処置を必要とせず、診察のみで帰宅した患児は443名(24%)であった。外来での死亡例はなかった。
多数の軽症患児が時間外に受診しているが中には重症患児が存在する。小児救急医療に対する社会的ニーズに対応するためには地域の病院間の提携、行政の支援、保護者の教育、啓蒙活動が必要と思われた。(以上 発表者抄録)
*追加発言*
「昭和46〜48年当時の休日・時間外診療の実態について」
ー新居浜小児科医会誌(第100回記念)からー
マナベ小児科 真鍋豊彦
昭和46年から47年代といえば、子どもが増え続けている時代でした。当時、新居浜地域には、住友別子病院に病院小児科があるだけでした。そのため、休日、時間外患者は開業医に集まり、また、そうするのが当たり前の時代でした。
休日診療は輪番制で、46年4月から47年11月までに6回当たりましたが、一日当たり最低70人から最高131人、平均92名でした。診療時間(午前9時から午後5時30分)を過ぎてからの時間外患者は、最低5人、最高25人で、一日平均16人でした。48年1月2日の正月当直は、179人を数えました。
また、昭和47年7月から48年6月までの1年間の時間外患者数は、毎月37〜90人、平均66人でした。
往時を振り返りますと、私は未だ40歳前でしたが、輪番制に組みこまれた他の内科小児科の先生方は、皆さん私より年長の方ばかりでしたし、時間外患者も夫々の診療所で殆ど対処していました。
新居浜地域の病院小児科の先生方には、現在、大変なご負担をおかけしております。私たち開業医も、医師会の休日夜間急患センターに出務し、その責務を果たしておりますが、これもかなりな負担ではあります。
改善策として、夜間一次救急はセンターのみを窓口にし、病院はその紹介患者のみを受けつけることにする、との早川先生のご提案ですが、平日の外来診療に比較的重点をおいている病院と、それに呼応するかのように進む患者の病院指向、このような現状を考えるとき、病院が夜間や時間外を制限するということは、中々実行できないことではないでしょうか。
私は、むしろ今のような状態が益々進むのではないかと危惧しております。(以上 発表者抄録)
コメント:新生児医療の問題、輪番制の問題など、さらに真鍋先生から「昭和46年から48年当時の休日・時間外診療の実態について」の追加報告もなされ、盛りだくさんの内容になった。当時も今も小児の時間外診療については変わりなく大変であることが改めて示された。毎夜同じような状況が際限なく続くことが、病院小児科勤務医にとって大変なストレスになっている。現在病院小児科がおこなっている救急医療におけるマンパワーの不足は、この報告を見るまでもなくもはや明らかなことである。時間外勤務は一日あたり平均2時間とのことであった。もう小手先の手段では解決しないところまで来ているのであろう。最近の東予地区の実態については、県立新居浜病院小児科田内先生の愛媛県小児科医会での報告がある。それによると平成10年度の県立新居浜病院小児科の時間外受診者数は2731人であった。この中で田内先生は、女性の社会進出や核家族が今後ますます小児の時間外診療に対する需要を増やすだろうと指摘している。さらに病院では、小児医療の不採算性から小児科医師の削減が行われ、その結果生じる過酷な時間外労働がベテランの小児科医を退職開業に追いやり、小児医療が病院開設者にとっても魅力的なものにならなければ小児の救急医療の問題は解決しないと指摘した。最近やっと小児救急医療についていろいろな提言、指摘が活発におこなわれるようになった。医療界全体にこの声が届くことを期待する。
2)話題提供:「予防接種法の見直しの主要な事項について」
三崎小児科 三崎 功
平成6年度の予防接種法改正から5年を経過した今日、この度日本医師会公衆衛生委員会が予防接種法の見直しを求めた。以下の内容である。
(1)インフルエンザ対策と新たな予防接種制度の創設
我が国は、平成6年度の予防接種法改正でインフルエンザ予防接種が、定期接種から任意接種に変更された結果として、インフルエンザ予防接種の接種率の著しい減少をもたらした。接種率の高い諸外国に比べ、わが国の現状は特異的な現象と言わざるを得ない状態である。
この度日本医師会公衆衛生委員会は、インフルエンザ対策と新たな予防接種(推奨接種)制度の創設を提言している。即ち予防接種法改正の趣旨である個人の理解と自らの意思によって接種を受けるという理念に基づいた新しい予防接種概念である。
インフルエンザ予防接種を受けるかどうかは、個人自らが決めることであるが、接種費用を公費負担とし、健康被害発生には国が責任をを負うというものである。なかんずく、高齢者、特に老人ホーム等での集団生活をしている高齢者、種々の疾病を持って生活している高齢者への配慮が最も重要である。
そのためには、予防接種を受託する医療機関または接種医師が、安心してインフルエンザ予防接種業務に従事できる体制の整備が不可欠である。従ってこうした接種対象者の健康被害発生に対応する為、成人、高齢者を対象とした健康被害救済制度の創設を提唱している。
(2)新しく定期予防接種に組み入れられるべき予防接種には、流行性耳下腺炎と水痘が取り上げられている。
流行性耳下腺炎は、髄膜炎、難聴等の合併症の頻度が高いという問題があり、水痘についても、罹患すると隔離期間が長くなること、またネフローゼ症候群、白血病、その他副腎皮質ホルモン等の免疫抑制剤を使用している子ども達の感染は、致命的となることから、全ての子どもから水痘を未然に防ぐことがもとめられている。
その他には
(3)予防接種の啓発と接種率向上の対策
(4)予防接種チェックシステムの創設
(5)予防接種センターの設置
等を提言している。日本医師会公衆衛生委員会答申(以上 発表者抄録)
コメント:インフルエンザ予防接種は高齢者が対象になった。小児では、インフルエンザであるがゆえに特有であるワクチンの効果をうまく証明できていない。また病気の重さもさることながら、治療が非常に困難なインフルエンザ脳炎・脳症の問題がある。今いかにこの病気と戦っていくか、予防接種を含めて何が治療法のベストかをさぐっているところである。先進国では自然感染の流行性耳下腺炎では髄膜炎が高頻度に合併するため、あたりまえのように接種されている流行性耳下腺炎の予防接種が日本では以前、他の先進国と同様にMMR(麻疹、流行性耳下腺炎、風疹)としてやっていたが、この予防接種では流行性耳下腺炎の予防接種が原因と考えられる髄膜炎が約1200人に1人みられたため中止された。麻疹と風疹は、別々の予防接種となり継続されている]、定期予防接種からはずされて中止されたままになっている。不思議なことに単独で施行した流行性耳下腺炎の予防接種では、問題になるほどの髄膜炎の発症がない。是非とも予防接種をしておきたい病気である。水痘は、日本でつくられた非常に副反応の少ない予防接種である。米国では、すでに定期予防接種に組み入れられている。
3)その他:
1. 県小児科医会の報告
松浦小児科 松浦章雄
2、入会:藤枝 俊之先生(藤枝小児科=伊予三島市)
異動:太田雅明先生(県立新新居浜病院)、9月一杯で県立今治病院へ。後任は石丸愛幸子先生。
(文責 山本浩一)
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平成12年8月9日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 「構音・嚥下障害が急性発症した16歳男児例」 | 県立新居浜病院 | 若本裕之 |
話題提供 | 「咽頭外傷による化膿性髄膜炎の1例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
(文責 山本浩一)
第389回
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平成12年7月12日(水)午後7時ー
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場所 | リーガロイヤルホテル新居浜 松の間 |
学術情報 | 「オノンドライシロップ」について |
懇親会 | 恒例夏季懇親会 |
平成12年7月12日(水) 午後7時から「学術情報」のあと、恒例の夏季懇親会が開かれました。
出席者は次の16名でした。 出席者氏名 (前列左から)真鍋豊彦、加藤文徳、一ノ瀬洋次郎、磯川利夫、太田雅明、若本裕之、塩田康夫 (後列左から)山本浩一、上田 剛、松浦章雄、三崎 功、篠原文雄、大坪裕美、多々見年光、麻生恵子、宮田栄一(敬称略) |
平成12年6月21日に、長屋聡一郎先生の送別会が開かれました。 出席者は12名でした。(早川星朗先生:中座) 出席者名 (前列左から)三崎 功、真鍋豊彦、長屋聡一郎、篠原文雄、松浦章雄 (後列左から)山本浩一、渡辺敬信、塩田康夫、上田 剛、一ノ瀬洋次郎、若本裕之(敬称略) |
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平成12年6月14日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 「MRIにより化膿性骨髄炎とおもわれた1例」 | 十全総合病院 | 一ノ瀬次郎 |
症例呈示 | ポリオワクチン接種後に脳炎・脳梗塞をきたした乳児(6ヵ月)例 | 県立新居浜病院 | 太田雅明 |
話題提供 | 「カテーテル・インターベンション(catheter intervention) | 県立新居浜病院 | 太田雅明 |
その他 | ポリオ予防接種について |
(文責 山本浩一)
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平成12年5月10日(水)午後7時ー
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話題提供 | 「国際保健の話題から」 1.Female genital mutilation-女性性器切除 2. Emergency contraception-緊急避妊法 |
マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
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LDについて | 川上こどもクリニック | 川上郁夫 |
その他 | 日本小児科学会報告 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
住友別子病院 | 磯川利夫 | ||
松浦小児科 | 松浦章雄 |
1)話題提供:「国際保健の話題から」
マナベ小児科 真鍋豊彦
(はじめに)
国際保健ML(メーリングリスト)で、自治医科大学産婦人科(医師:小原ひろみ)から報告された話題2つを紹介する。
1.Female genital mutilation(FGM)
FGM(女性性器切除)は、アフリカ28カ国や中近東諸国、マレーシア、あるいは先進国の移民社会(ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリア)など、多くの国や地域で実施されている秘儀(?)である。WHOの推定によると世界で1億2000万人、女性の24人に1人、年間に新たに200万人がFGMを受けているという。年齢は、地域や部族による違いがあるが、生後6日目から11歳(月経前)が普通である。
分類は現在4つのタイプに分けられており、一番多いのが、タイプ2(約80%)の「陰核切除+小陰唇部分切除+縫合」である。タイプ4は「その上に、大陰唇切除+大陰唇切除面の縫合」で、尿、経血のための小さな孔を残すだけである。
FGMを行う理由は迷信としか言いようがないが、地域の人にとっては文化であるという。FGMは主にTBA(Traditional
birth attendants)が行い、麻酔はなく、非衛生的で、剃刀、キッチンナイフ、鋏、ガラス片などで切除縫合される。そのため、大量出血
、出血による死亡、ショック、激痛、感染症、尿道、肛門の損傷など、急性及び慢性の合併症を来す。また、分娩に際しても重度裂傷、遷延分娩、膀胱膣瘻などリスクが多い。
医学的には、FGMは女性のreproductive health
を阻害し、全く不必要なことであり、1993年に、FGM禁止を求める国際文書を国連総会で決議、また、UNICEF子供の権利条約で、FGMを人権侵害と位置付け、1995
年の世界女性会議 で、FGMを健康破壊、女性への暴力と宣言し、国際的、国家的、地域レベルで、FMG廃絶へ向けた具体的な対策がとられている。
2.Emergency contraception(EC)
EC(緊急避妊法)は、性交後避妊法(Postcoital
contracetion)と呼ばれているが、一般には余り知られていない。一番用いられている方法は、中用量ピルを用いる方法で、Emergency contraceptivepills(ECPs)
と呼ばれ、Unprotected intercourse(コンドームが破れたり、避妊しなかったり、レイプだったり)から72時間以内に中用量ピルを2錠服用し、12時間後に再度2錠服用するというものである。
中用量ピルは、日本でも多くの産婦人科で容易に手に入る(商品名はドオルトン、ロ・リンデオールなど)。ECPsは、中絶薬ではなく、その効果は、妊娠の可能性のある排卵期に用いた場合、約74%の妊娠が防げるとされている。世界中で1年間に5000万件の妊娠中絶が行われている。
アメリカでは、広く緊急避妊法が行き渡れば、年間100万件の人工妊娠中絶を予防し、200万件の意図しない分娩を避けるこたが出きると試算されている。アメリカ産婦人科学会は、女性は手元に常に中用量ピルを4錠持っておくように、一般人向けのパンフレットを出しているという。(性交後72時間は効果があることになっているが、なるべく早く治療開始した方が効果が高い、また、休日ですぐに処方してもらえない可能性があるため)日本でも、レイプのあとなどに用いているが、この方法自体が一般の人に知られていないため、産婦人科の門戸をたたく人が少ないのが現状である。
このような方法が、多くの人に知られれば、中絶や望まない分娩を予防し、女性の健康を守る一助になる。この方法で、失敗し妊娠してしまったとしても、母体と胎児に対して悪影響が及ぶという証拠はない。
国際保健の分野でも、緊急避妊対策は重要であり、コソボでUNFPAなどがレイプ被害者の女性に緊急避妊薬を配り、それに対して、バチカンが非難した、ということがあったようである。
(おわりに)
国際保健MLにご関心のある方は、下記のURLにアクセスして下さい。(以上 発表者抄録)
http://www.ihp.m.u-tokyo.ac.jp/page51.asp
コメント:FGMの話題は、少しだけびっくりした話題提供であった。とにかく自分たちの理解を超えた話題だったので、なぜこのような話題提供になったかはじめは分からないまま聞いていた。世界が時間的に狭くなりそしていろいろな国の人たちと一緒に生活するようになると、お互いの国の習慣・文化・常識というものが理解を超えたものであっても、ごく身近な事実となって日常の生活の中に顔を出してくるようになる。医師の世界では、おそらくさらにもっと身近に、FGMを受けている女性のお産やこの特異な外性器の手術に伴って起こってくる病気にすぐにでも出会う可能性がある。特別な話題のように思えるが、21世紀ではこのような特別なことに思えることでも現実に行われていることとして理解していくようにしないと、医者も勤まらないということなのかも知れない。ECについては何人かの先生が、すでに知っていた。しかし、なぜこのような簡単な方法がもっと医者以外の人の知るところとならないかが不思議である。ピル服薬後、たとえ妊娠しても胎児には影響がないようである。どう考えても人工妊娠中絶よりは、ECの方が身体への影響が少ない。小・中学生から教えていくべき方法ではないだろうか。
話題提供:「 LD(Learning Disabilities)について 」
川上こどもクリニック(川之江市) 川上 郁夫
LD(学習障害)は「中枢神経系の機能障害に基づく、非常に多彩な症状を表す複雑な状態像」を指す言葉と理解され、「落ち着きがない」、「集団になじめない」、「漢字や算数が苦手」などが認められるが、一人一人症状は異なる。出現率は総人口の2〜5%で、男子が女子に比べて4〜6対1程度で多く現れる。
LD児をよく理解し、本人がなまけているとか、努力がたりないとか、親の教育や躾が悪いなどの偏見をなくし、その子どもにあった早期の個別援助が二次的な障害をおこさないためにも必要である。(以上発表者抄録)
コメント:LDはいざ診断するとなると、非常に診断しにくい病気・病態である。それはいろいろな症状が必ずしもすべてそろっているわけではなく、ある人は1つだけ、ある人はいくつもあるというように症状の数もそしてその症状の程度も一人一人異なるためである。いろいろな病気が混ざっているのか、それとも一つの病気として特定の病因が明らかにされるのか未だ不明な病気・病態である。ただ彼らがどのように言葉や図形や字を理解しているかが少しずつ明らかになってきて、彼らをどのように理解し、どのように接していかなければならないかが分かってきた。そしていま彼らへの教育の仕方について、普通学級を中心としていかになされるべきかが試行錯誤されている。教育の方法について、「彼らを健常者と差別する方向に進まないことを願う」との意見が多く出された。
その他:1)「平成12年度風疹の予防接種」実施についての報告
山本小児科クリニック 山本 浩一
中学生の風疹予防接種率が極端に落ち込んでいることから将来の先天性風疹症候群の発生が懸念されているが、新居浜市ではこの問題を解決すべく平成12年度は、従来どおりの 「 1)90ヶ月未満、2)中学2年生 」 に加えて「 中学3年生の接種希望者 」にも接種券を発行して個別接種を勧奨することとなった。非常に喜ぶべき改正である。
2)日本小児科学会報告
十全総合病院小児科
上田 剛
住友別子病院小児科
礒川利夫
松浦小児科
松浦章雄
「以下 、報告内容について」
1、子育てを科学する。2、感染症の登校基準。 3、川崎病のガンマグロブリン投与方法について; 200mg〜400mg/Kg/回 から1g/Kg/回〜2g/Kg/回へ、開始時期は発症後7日以内。4、アトピー性皮膚炎では治療上のステロイド軟こうの意義と非常に大切なこととして皮膚を清潔にすることが強調されていた(例:学校でもシャワーを)。5、一次救急について和歌山県の場合の現状および問題点。6、「今後の医療には倫理が重要・・・・・」 、子育ての倫理・しつけや道徳の重要性についての強調。このような発表の目新しい点についてまとめて下さった。
(以上 上田 剛先生の報告)
1、川崎病について。
会頭講演では、病因として、A群レンサ球菌のスパ抗原であるレンサ球菌発熱性外毒素が重要な役割を果たしている。サテライトシンポジウムでは、「川崎病の冠動脈瘤をつくらない診断とこつはあるのか」について話し合われていた。それらの具体的内容(治療や検査値による冠動脈異常の発生頻度推定、ガンマグロブリン投与量、時期、アスピリン・ウリナスタチンの使用など)について要点をまとめて下さった。 (以上 礒川利夫先生の報告)
1、サテライトシンポ「保育園のための感染症対策ーー登園基準について」
乳幼児の場合、消化管伝染病については(手洗いなど)学童と同様にはいかないことが指摘された。しかし、より合理的、現実的な案もなく、結局「学校での登校基準に準ずる」が、とりあえずの結論であった。また、感染症から職員を保護することも必要というのが新しい観点に思えた。(以上 松浦章雄:発表者まとめ)
その他に、
2、一次救急については、その地域その地域での一番良い方法を見つけて行くことが必要。 3、ロタウイルスワクチンで、約8%の腸重積の発生がみられ現在中止になっている。 4、水痘の皮膚病変部への劇症型溶連菌感染が発生。ゾビラックスは使うが抗生剤は使わない現在の水痘治療の盲点か。 5、神経芽細胞腫のマススクリーニングでみつかった症例(通常は予後良好例が多いといわれている)で、手術などの治療上の合併症が、手術そのもので10%、化学療法で5%、放射線療法で11%あったなどと主な報告について要点を報告して下さった。 (以上 松浦章雄先生の報告)
(文責 山本浩一)
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平成12年4月12日(水)午後7時ー
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症例呈示 | マススクリーニングで発見された、乳児神経芽腫の3例 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供 | ネフローゼ症候群の疾患特異的遺伝子の検索 | 十全総合病院 | 一ノ瀬洋次郎 |
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「予防接種のお知らせ」の記載の変更について | マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
平成12年3月8日(水)午後7時ー
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新居浜市医師会中会議室 | ||
低身長、日光過敏、易感染性を示す11歳兄と8歳妹の兄弟症例 | 愛媛労災病院 | 早川星朗 |
Cytosine arabinoside(Ara-C)大量療法によりAcral erythemaを認めたAMLの1例 | 住友別子病院 | 磯川利夫 |
健診会場について | 山本小児科クリニック | 山本浩一 |
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平成12年2月9日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 気管支炎を反復後、膿胸を合併した8ヵ月男児例 | 県立新居浜病院 | 若本裕之 |
話題提供 | 先天性サイトメガロウィルス感染症の難聴について | 県立新居浜病院 | 中野直子 |
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平成12年1月12日(水)午後7時ー
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症例呈示 | 後天性サイトメガロウィルス肝炎の1例 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
話題提供 | 「子どもの心研修会、前期(平成11年6月26日、27日)」に出席して | 大坪小児科 | 大坪裕美 |
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集団食中毒(土居町)についてー第1報ー | 鈴木医院 | 鈴木俊二 |
11月6日 | 11月7日 | 11月8日 | 11月9日 | 11月10日 | 11月11日 | 11月12日 | 11月13日 | |
土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
欠席者数 | 40 | 95 | 199 | 230 | 229 | 248 | ||
総数 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | |
% | 2% | 5% | 10% | 11% | 11% | 12% | ||
有症者 | 503 | 771 | 888 | |||||
発病者 | 230 | |||||||
入院数 | 3 | 14 | 14 | |||||
11月14日 | 11月15日 | 11月16日 | 11月17日 | 11月18日 | 11月19日 | 11月20日 | ||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
欠席者数 | 205 | 153 | 134 | 121 | 103 | 85 | ||
総数 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | 2010 | ||
% | 10% | 8% | 7% | 6% | 5% | 4% | ||
有症者 | 888 | 888 | 904 | 916 | 928 | 929 | 930 | |
発病者 | 230 | 243 | 266 | 311 | ||||
入院数 | 15 | 15 | 14 | 12 | 9 | 8 | 5 |
コメント:ある日突然予期せぬ病気の渦中に放り込まれた診療所の生の声を聞いて、今後起こるかもしれない新居浜市でのパニックに備える会となった。サルモネラ食中毒の初期症状は、単なる発熱のことが多く初めの1日から2日間は何か「特別なかぜ」が流行したのではないかとの印象だったようだ。その後に食中毒の可能性に気づき(11月9日)、医師会へ・さらに土居町へ連絡(11月10日)、そして医師会を通して保健所へ連絡(11月11日)、その後すぐにTV報道(11月11日)された。その後診療に追われる毎日となったが、情報を知りたくても情報が得られずTV報道が唯一の情報源となり、診療現場が全くの”つんぼ桟敷”となってしまったようだ。菌検査の結果も提出者よりも保健所の方が早く知っている事もあり、どのように情報が混乱したかは推して知るべしである。このようなパニックが起こった時に、医療側に情報の管理者がいないと自分たちの情報を提供するだけで、集められた情報を全く利用できないままに診療に当たらなければならないのが現実のようだ。校医と学校(養護教諭)、校医と医師会、そして医師会と市および保健所それぞれが双方向の情報の流れをつくることが必要である。医師会としては、情報を管理し、医師会員への情報の提供に努める何らかの機関をすぐに機能するよう用意していくべきであろう。今からでも遅くない。他山の石として、土居町の食中毒事件を何らかの機会を作って学ぶ姿勢があって当然のような気がする。
(文責 山本 浩一
第382回
平成11年12月8日(水) 午後7時から恒例の忘年会及び藤田千春先生の送別会が開かれました。出席者は次の23名でした。
出席者氏名 (前列左から)大串春夫、上田美笑子、藤田千春、麻生恵子、大坪裕美、多々見年光、真鍋豊彦 (中列左から)山本浩一、三崎 功、篠原文雄、塩田康夫、加藤文徳、若本裕之、中野直子、宮田栄一 (後列左から)加藤正隆、長屋聡一郎、一の瀬洋次郎、高橋 貢、鈴木俊二、星加 晃、上田 剛、松浦章雄(敬称略) |
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平成11年11月17日(水) 午後7時ー
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場 所 | リーガロイヤルホテル新居浜 | |
特 別 講 演 | 小児気管支喘息の吸入療法 | |
講 師 | 大阪済生会中津病院小児科 免疫・アレルギーセンター部長 |
末 広 豊 先生 |
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平成11年10月13日(水)午後7時ー
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話題提供 | 第8回 日本小児リュウマチ研究会 | 愛媛労災病院 | 長屋聡一郎 |
話題提供 | アデノウィルス7型感染症 | 県立新居浜病院 | 若本裕之 |
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1)小児成人病予防検診について | 話題提案者 | 真鍋豊彦 |
2)県小児保健懇談会について | 松浦章雄 |
1)話題提供
「第8回 日本小児リウマチ研究会」
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平成11年9月8日(水)午後7時ー
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症例 | 「肺転移をみとめた睾丸卵黄嚢腫の1例」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供 | 「抗生剤と他剤配合変化」 | 鈴木医院 | 鈴木俊二 |
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1)第9回日本外来小児科研究会報告 | 塩田康夫、川上郁夫 | |
2)1歳6ヶ月健診(集団)について | 山本浩一 |
手術前診断について質問がみられた。陰嚢水腫との合併があるので注意すべきとのことであった。導入化学療法でBEP(bleomycin、etoposide、
cisplatin)があるが、etoposideを使用しなかったのはvinblastineより副作用が強いことと、数年後にみられる白血病の発生が気になったからとのことであった。
2) 話題提供
「抗生剤と他剤配合変化」
鈴木医院 鈴木 俊二
抗生剤細粒と他剤との配合後の変化(主に力価残存率)をまとめた。配合変化は25℃湿度75%〜室温(液剤、シロップ剤・ジュース等では遮光冷所(5℃)を追加)にて1日・3日・7日・(10日・14日)後に評価していた。
@散剤との配合では特に混合投与禁の薬剤は無かった。フロモックスではアスベリン等で湿固化が認められたが投与可能だった。バナンは単剤でも固結傾向が有り乾燥剤又は透湿度の低い包材必要だった。
A液剤、シロップ剤との配合変化は、メイアクト・フロモックス・ユナシンは混合投与禁、クラリスは混合投与後保存可能期間の短いものが有った。バナンはアスベリンとはゲル化するため冷所保存が望ましい。25℃で力価残存率の低下が有る物も遮光冷所(5℃)ではほとんど低下しなかった。
Bジュース等との配合ではユナシンが混合投与禁、クラリスがオレンジ・グレープ・ピーチが禁。他剤も力価残存率の低下が著しく配合直後の投与が望ましい。
(以上 発表者抄録)
質疑・討論:非常にはっきりした数字での話題提供であったので、処方の善し悪しが歴然としていた。このため「飲ませ易くするために薬を凍らせたものはどのような変化がおこるのか?」「服薬のコンプライアンスを考えると、少しの力値減少なら処方が許せるのではないか」など、より実際的な質問がでた。
3)その他:
1. <第9回日本外来小児科学研究会報告>
(1)溶連菌感染症のワークショップ 中萩診療所 塩田 康夫
8月21〜22日、第9回日本外来小児科学研究会が大阪で開催されました。21日は溶連菌感染症、22日は中耳炎のワークショップに参加しましたが、W.S.形式はこの会の最大の特徴で、今回は前者について記してみます。初めに、あらかじめ配布されていた参加者へのアンケートの集計報告があり、大まかな傾向として
診断は迅速診断のみ:その理由・・・患児母親へ示す。
臨床診断の補強:キットはストレップA
検尿の時期・・・診断後2or3or4W後
使用抗生剤・・・AMPC
使用期間・・・10日間
登園(校)・・・投与開始2日後or3日後or解熱1日後
診察時期・・・初回受診3日後or内服終了時
同胞等への対応・・・希望者の診断、希望者への投薬
治療後検査は原則せず、再排菌例は原則治療or症状を伴わない例は治療せず
再発治療時抗生剤・・・同じor変更
再発治療期間10日、
という結果でした。
当日のテーマとして、
1)迅速診断キットの比較
これについては、アンケートと同じくストレップAテストパックが使い易いという意見でした。
2)選択薬剤
耐性菌の報告はまだないので、基本的にはペニシリンでよい。再発時にはクラリスやセフェム剤も。MICもよい。新製品のアジスロマイシンは1日1回3日間でよいのこと。できるだけ8時間毎にきちんと内服すること。
3)反復感染児の対応
再発と再感染・・・早期に反復し、同型(T)、薬剤感受性が同じなら再燃と考えられる。1ヶ月以上たっての反復は型が違うだろう。再発する理由として
1.コンプライアンスの欠如、
2.家庭や地域での反復暴露の問題、
3.Copathogenes(ベータラクタマーゼを産生)仮説、
4.GABHS(A群β溶連菌)と競合関係にあるα溶連菌の予期しない根絶(GABHSに感染しやすくなる)、
5.早期の抗生剤治療による免疫の抑制、
6.抗生剤に対する抵抗性・耐性:
AMPC・・・コンプライアンスがよい。6日内服でよいという説もある。
セフェム剤・・・治療の失敗と再発がすくない。
4)同胞への予防投与の是非
一般的にはGABHSの咽頭保菌者への抗生剤投与の適応はないとされているが、長期間のGABHS咽頭炎が蔓延している家族では、全構成員への治療が必要な場合もある。
5)検尿の必要性
この問題については、いろんな意見がでましたが、外国の文献には記載がないとのことです。咽頭炎罹患前に微少血尿がある場合も考えると、診断した時点で尿チェックも必要ではないか、診断後2−4Wで2回は必要ではないか、など。
6)激症型のトピック
時間がなくなり、文献紹介のみ。水痘後に起こりうるそうです。
GABHS感染症は増加している。T1,T3 型が増加しており、アメリカでのリウマチ熱の増加などもあり、今後もこの「古くて新しい悩ましき感染症」の動きに注目していく必要があるとの結論でした。(以上 報告者まとめ)
コメント:溶連菌感染症は、この度の感染症新法では4類で「その他の感染症」としての扱いとなった。しかし小児科医にとって、日常の外来診察では感染後に引き起こされる重大な疾患があるため非常に注意すべき病気の一つである。ところが診断、経過観察の仕方などで、統一された方法があるようでどうも統一されているとは言い難い疾患である。このため、現在日本で行われている標準的な溶連菌の治療法がどのようなものかを判断する貴重な報告であった。わざわざまとめて下さったのでその全文を紹介する。
(2)中耳炎のワークショップ 中萩診療所 塩田 康夫
川上こどもクリニック
川上 郁夫
小児科での対応として、診断には耳鏡・ティンパノメトリー ・ファイバースコープなどが利用されている。抗生剤による耐性菌の出現が心配されているため、抗生剤の使用をできるだけ控えているとの報告あり。
(3)研究報告について
川上こどもクリニック 川上 郁夫
1.微量血液での「血算、CRP」による病気の経過観察について
2.ECHO検診(腹部、LCC」について
3.早朝外来や夜間外来について
4.インフルエンザについて・・・・熱型、脳症、治療、予防注射
5.prenatal visitの必要性について
コメント:いずれもこれからの小児科外来で行われるようになるだろう先進的な試みが主である。
2. 1才6ヶ月健診(集団)について 山本小児科クリニック 山本 浩一
医師の記入用紙が、診断名を主体にしたものになっています。病気が考えられる場合は別として、所見としての「大泉門閉鎖不全」の適当な記入欄がみあたりません。このため「ゴム印」が用意されます。「取りあえず経過観察」の場合は、このゴム印を押して下さい。
3. 全国こどもの健康週間について 松浦小児科 松浦 章雄
すでに県小児科医会会員にはご連絡がいっていると思いますが、今年も県小児科医会が「全国こどもの健康週間」で電話相談(平成11年10月3日)を行います。昨年の「全国こどもの健康週間」での電話相談が思ったより少なかったので、県小児科医会会員以外の方にもご協力をお願い致します。
4. 仮性包茎、伝染性軟属腫の「治療としての処置」はどのようにしているか? マナベ小児科 真鍋 豊彦
「診察時に非常な不安を訴える患児は、何か特別な痛みを伴う処置を受けている可能性が高い。したがってもう一度痛みを伴う処置について考えて欲しい。これらの疾患はともに自然治癒が考えられる疾患であるが、その場での治療をするとなると痛みを伴う可能性が高い。できるだけ何もしないで経過観察が良いのではないだろうか。」との提案で、議論がなされた。
(文責 山本 浩一)
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平成11年8月11日(水)午後7時ー
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症例 | 「West症候群を合併したDown症候群の4例」 | 愛媛労災病院 | 長屋聡一郎 |
話題提供 | 「不登校児のためのフリースペースとグループホーム」 | 渡辺小児科 | 渡辺敬信 |
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1)日本アレルギー学会報告 2)小児保健セミナー報告 3)日本脳炎ワクチンについて |
早川星朗 真鍋豊彦 山本浩一 |
第377回
恒例の夏季懇親会と山崎松孝、国末(徳永)景子両先生の送別会が、リーガロイヤルホテル:中華料理 龍鳳で開かれました。
会に先立ち、塩野義製薬KKから製品(フロモックス)紹介がありました。活鯛の姿造り中国式、海の幸とアボガド入りひかひれスープなど、料理長の丹精こめた珍しい料理をおいしくいただきました。
出席者は次の17人でした。 (後列左から)若本裕之、上田剛、加藤正隆、早川星朗、一の瀬洋次郎、藤田千春、高橋 貢、松浦章雄、、宮田栄一(敬称略) |
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平成11年6月9日(水)午後7時ー
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症例 | 「Eyelid myoclonia with absencesの1例」 | 県立新居浜病院 | 若本裕之 |
話題提供 | 介護保険の「新居浜市の動向」 | 加藤クリニック | 加藤正隆 |
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1)日本小児神経学会報告 2)日本小児科医会生涯教育セミナー報告 3)新居浜小児科医会の「これからのテーマ」について |
若本裕之 真鍋豊彦・松浦章雄 会員 |
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平成11年5月12日(水)午後7時ー
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話題提供 | 「サルモネラ菌による食中毒」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供 | 「手足口病と脳炎」 | 松浦小児科 | 松浦章雄 |
1)話題提供
「 サルモネラ菌による食中毒について 」
住友別子病院小児科 藤田 千春
平成11年3月〜4月にかけて、乾燥いか菓子によるサルモネラ食中毒が日本全国で発生し、患者数は46都道府県1505名に達した。
新居浜でも8歳と2歳の姉弟が胃腸炎を発症し、さらに敗血症も併発。便と血液からサルモネラO-7群が検出された。
近年、食中毒は原因施設が家庭から外部施設へと移行し、大型化や大規模化している。又、腸炎ビブリオやブドウ球菌による発生は減少しているが、サルモネラ菌による発生は平成元年以降年々増加している。Salmonella
enteritidis(O-9群)の増加によるものであり、鶏卵の汚染が原因と考えられている。
サルモネラ食中毒は、5歳以下に好発し、小児では発熱・下痢・血便・腹痛などの胃腸炎自体が重症化しやすく、乳幼児では菌血症から敗血症や髄膜炎などの腸管外症状おこす危険がある。又、排菌が2〜6ケ月間続く長期保菌者になりやすく、更に保菌者から感染するヒトからヒトへの二次感染をおこす事もあり、注意が必要である。(以上 発表者抄録)
質疑・討論:
a. 耐性菌の出現により抗菌薬の選択がより難しくなっていること。
b. 胃腸炎の治療の時と腸管外感染の時との抗菌薬の選択に違いはあるか?さらに、その薬剤の投与経路(経口・静
脈)の 問題は?
c. むしろ発症初期から腸管外感染を考えにいれた抗菌薬の投薬をするほうがよいのでは?
d. 保菌者の乳児園・保育園への通園はどうするか?
など小児のサルモネラ感染症に特有の「個々の症例で悩まなければならない問題」が改めて浮き彫りにされた。今後もますま
す増加する可能性の多い感染症だけに大きな問題提起になったと考えられる。
2)話題提供
「 手足口病と脳炎 」
松浦小児科 松浦
章雄
近年、エンテロ71による手足口病で、重篤な経過をとって死亡する例が報告され、エンテロ71による手足口病では、合併症として脳炎があることが広く知られるようになった。
1973年に自験した「手足口病で脳炎」の3症例(2例死亡、1例治癒)を振 り返ってみた。当時、エンテロ71はまだ同定されておらず、丁度コクサッキーB5が流行していた時であり、「Cox
B5による手足口病で脳炎」と誤って地方会で発表してしまった。
現在の知識から振り返ってみると、1例はCox B5による脳炎とエンテロ71による手足口病の重複感染と考えられた。他の2例は、データ不足で確証は無いが、エンテロ71による手足口病で脳炎であった可能性があると思えた。
また、エンテロ71での脳炎の発生にCox B5の影響はどうか、という私見を述べた。併せて、エンテロ71や手足口病に関する最近の報告などを紹介した。(以上 発表者抄録)
質疑・討論:
a. ウイルスの重複感染について
特に、病気の重症化について。
b. 病気を発症しているときの扱いについて
最近マレーシアや台湾でエンテロウイルス71による手足口病での脳炎による急性死の多発が報告されている。また、日
本でもエンテロウイルス71による手足口病での急性死亡例が報告された。このような致命的な脳炎が多発する手足口病もあるので、手足口病の発症している時休園させるべきか通園を許可するべきかとの討論がなされた。
しかし、「手足口の症状以外に、元気がない・高熱・頭痛・嘔吐などがなければ」今までと同じように、特別に休園の指示をする必要はないだろうとの意見に落ちついた。
2) その他
日本小児科学会報告 松浦小児科 松浦 章雄
1. アメリカに日本から麻疹(はしか)が輸出され、日本も世界的視野でみると病気の輸出国である。
2. 気管支喘息の原因として、RSウイルスやクラミジア・ニュ-モニエがクローズアップされてきている。
3. インフルエンザ脳炎とサイトカインの関係。
などの発表についての報告があった。
(文責 山本 浩一)
第374回
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平成11年4月14日(水)午後7時ー
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症例 | 「免疫抑制剤で治療中に急性腎不全を呈したSLE腎炎の一例」 | 十全総合病院 | 一の瀬洋次郎 |
話題提供 | 「病児保育について」 | 中萩診療所 | 塩田康夫 |
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○感染症サーベイランスの件
○会費徴収法の件 |
1)症例発表
Cyclophosphamide(CP)大量静注療法中に急激に腎機能の悪化がみられ、慢性腎不全に陥ったSLE腎症の1例
十全総合病院 小児科
一ノ瀬洋次郎、上田 剛
【症例】
11歳の女児。平成2年秋(7歳半)にSLEを発症、以後PSL(プレドニゾロン)及びミゾリビンの内服、mPSLパルス療法を受けるも、補体の低下にともない入退院を繰り返していた。平成6年2月より蛋白尿、低蛋白血症が増悪し当科入院。腎生検にて、diffuse
proliferative glomerulonephritis (classW)
と診断された。
入院時、PSL長期服用のためのmoon face、中心性肥満、高血圧、白内障、緑内障を認め、検査所見では、低蛋白血症、蛋白尿、高脂血症があり、ネフローゼ症候群を呈し、血清補体価の低下、BUN、Crの軽度上昇認めた。
以上よりステロイド抵抗性の diffuse proliferative lupus nephritis で腎機能の低下があり、PSLの副作用強いことにより、CP大量静注療法を施行した。入院の6ヵ月間は1ヵ月に1回合計7回の静注を行い、血清補体価が上昇しPSL減量に成功した。7回目のCP静注後退院し、次回静注を平成8年3月下旬に予定した。
紹介病院にて外来フォロー中、3月初旬から浮腫、4日前から下痢、嘔吐出現、前日から乏尿となり再度当科入院。入院時、浮腫および腹水貯留を認め、検査ではBUN、Crが高度上昇し腎不全と診断、直ちに血液透析を開始した。入院32日目より腹膜透析に移行、およそ3年後の現在も在宅腹膜透析を余儀無くされている。
【考察】
CP大量静注療法は、SLE腎症に対し良好な結果を得たという報告は多いが、治療期間中の感染症や腎機能悪化には注意を要するものと思われた。
2)話題提供
病児保育について
中萩診療所 塩田康夫
内容:病児保育について解説し、愛媛県の現状や中萩診療所が行っている病児保育「たんぽぽの部屋」の利用状況を年間月別利用者数、一日あたりの利用者数、その児童の病名および年齢などについて報告した。
3)その他
a. 新居浜・宇摩・西条地区の感染症情報について
全国の感染症サーベイランスシステムの変更があったが、より日常診療に即した現在のシステムを当地区では続けて行くことを確認した。
説明:日常診療に役立つ感染症情報とは、どの感染症が現在流行中かという時間的な同時性が大変重要である。新居浜小児科医会では地域に密着した感染症情報(定点;新居浜10、宇摩3、西条1)を1週間毎に集計して会員間で利用している。前週の感染症の発生が把握できる貴重な資料である。
b.新会員(平成11年4月1日から勤務)
1)若本 裕之先生(県立新居浜病院)
田内久道先生の後任
2)一ノ瀬 洋次郎先生(十全総合病院)
山手智夫先生の後任
(文責:山本 浩一)
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平成11年3月10日(水)午後7時ー
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話題提供 | 「小児の救急医療・新居浜の現状と問題点」 | 県立新居浜病院 | 田内久道 |
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於”すし捨” |
第372回
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平成11年2月17日(水)
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話題 | 「昔の小児科・・疫痢・ポリオなど・・」 | 垣生診療所 | 大串春夫 |
第371回
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平成11年1月20日(水)
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症例 | 「Down症候群の新生児にみられたTAM(transient abnormal myelopoiesis)の1例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
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「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の1例」 | 県立新居浜病院 | 徳山景子 |
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平成10年12月16日(水)午後7時−
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中須賀町ーー寿司勝
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忘年会 |
第369回
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平成10年11月18日(水)
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製品紹介 | 「ムコサ−ルドライシロップ」 | 日本ベーリンガーインゲルハイム株式 会社 高松営業所 学術課長 |
中村 真 |
症例 | 「心臓腫瘍とWPW症候群を合併した結節 性硬化症の1乳児例」 |
愛媛労災病院 | 早川星朗 |
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「ヘリコバクター・ピロリーについて」 | 山本小児科クリニック | 山本浩一 |
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幹事交代の件 |
第368回・・30周年記念会と記念旅行
30周年記念講演会 | ||
日 時 | 平成10年10月31日(土)午後7時 | |
場 所 | ユア‐ズ・コープ翡翠の間 | |
記念講演 | 「新居浜小児科医会の今昔」 | |
マナベ小児科 真鍋豊彦 | ||
祝 賀 会 | 葵の間 |
小旅行(バス利用) | ||
大塚国際美術館見学 | (徳島県鳴門市) | |
日 時 | 平成10年11月1日(日) |
第367回
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平成10年9月16日(水)
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症例 | 「乳児の高ACTH血症と高アルドステロン血症の1例」 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
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「脈絡叢乳頭腫と広汎な脳内出血の双生児例」 | 愛媛労災病院 | 早川星朗 |
第366回
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平成10年8月19日(水)
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症例 | 「パルボウィルスB19の感染によりaplastic crisisと伝染性紅斑を 呈した球状赤血球症の1例」 |
住友別子病院 | 藤田千春 |
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「在宅人工呼吸療法について」 | 県立新居浜病院 | 高橋 貢 |
人事消息 | 愛媛労災病院:篠田邦大氏(転出)、早川星朗氏(赴任) |
(平成10年7月15日、於モンマルトル)
恒例の夏季懇親会が、市内のフランス料理店モンマルトルで開かれ、14人の会員が出席しました。瀬戸内の新鮮な魚介類を巧みに取り入れた料理や、各種ワインを堪能するほどいただきました。また、この席で、懸案の30周年記念行事の日程なども決まりました。
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第364回
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平成10年6月17日(水)
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症例 | 「血球貪食症候群の1例」 | 県立新居浜病院 | 田内久道 |
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「内科学会生涯教育講演会」から−自己免疫性肝炎、 クロイツフェルト・ヤコブ病、糖尿病など |
宮田内科 | 宮田栄一 |
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平成10年5月20日(水) | ||
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「新型インフルエンザ対策検討会(厚生省)の報告書について」 |
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「ステロイド軟膏に関する報道について(ビデオ紹介)」 |
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平成10年4月15日(水) | ||
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「ネフローゼ症候群で発症した紫斑病性腎炎の1例」 |
愛媛労災病院
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山崎松孝
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「胃・食道逆流症について」 |
住友別子病院
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加藤文徳
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平成10年3月18日(水) | ||
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「自家中毒症としてfollow upされていた先天性胆 道拡張症の2症例」 |
十全総合病院
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山手智夫
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「”Healthy People 2000(米国)”から」 |
マナベ小児科
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真鍋豊彦
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日時 | 平成10年2月18日(水) | ||
話題 | @症例「マイコプラズマ抗体の上昇をみたアレルギー性紫斑病と思われる1例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
@話題提供「成人GH分泌低下症とGHの臨床応用について」 | 川上こどもクリニック | 川上郁夫 |
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平成10年1月21日(水) | ||
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@症例「γグロブリン大量療法が著効したギランバレー症候群の1例」 | 県立新居浜病院 |
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@話題提供「小児の超音波プローブを握って10年目の感想」 | 十全総合病院 | 山手智夫 | |
A話題提供「薬剤性膀胱炎について」 | 県立新居浜病院 | 中野直子 |
第358回・・忘年会
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平成9年12月17日(水) |
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長 江 |
第357回
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平成9年11月19日(水) | ||
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症例「頻回再発型の特発性ネフローゼ症候群の一例」 |
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篠田邦大 |
第356回
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平成9年10月15日(水) | ||
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「新生児敗血症・髄膜炎・ D I C の一例」 | 十全総合病院 |
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「日射病と熱射病」 | 大坪小児科 |
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「慢性疲労症候群」 | 渡辺小児科 |
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第355回
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平成9年9月17日(水) | ||
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「ブランハメラ・カタラーリスによる気管炎の一例」 |
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藤田千春 |
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「I T P の臨床的検討」 |
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「国際化時代の予防接種」 |
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加藤正隆 |
第354回
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平成9年8月20日(水) | ||
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リーガロイヤルホテル | ||
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『小児アレルギー疾患の治療と管理』 | 松山赤十字病院 小児科部長 | 小谷信行 |
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「ニポラジンシロップ」 | 日本商事株式会社 |
第353回・・夏季懇親会
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平成9年7月16日(水) | ||
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ユアーズ・コープ | ||
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「ゼスランシロップ」 | 旭化成工業株式会社 | 平林直樹 |
第352回
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平成9年6月18日(水) | ||
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「痙攣重積発作の後、点頭てんかんを来した乳児例」 | 県立新居浜病院 | 高橋 貢 |
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「当院における気管支喘息のステロイド吸入療法の現状」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
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「一保育園での麻疹・水痘の流行」 | 松浦小児科 | 松浦章雄 |
第351回
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平成9年5月21日(水) | ||
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「小児の喘息治療とガイドライン(吸入補助具を中心に)」 | シェリング・ブラウ高松営業所 |
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「低リポ蛋白リパーゼ血症を伴う家族性W型高脂血症に LDHアノマリーを合併した一小児例」 |
愛媛労災病院 | 篠田邦大 |
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「インシュリン抵抗性について」 | 岩崎病院 | 星加 晃 |
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「吸入療法」 | 中萩診療所 | 塩田康夫 |
第350回・・記念会
日時 | 平成9年4月16日(水) | ||
場所 | リーガロイヤルホテル | ||
記念講演 | 「新居浜今昔」 | 住友化学菊本診療所 | 篠原文雄 |
第349回
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平成9年3月19日(水) | ||
製品紹介 | 「抗アレルギー剤ペミラストンの最近の歩み」 | ブリストルマイヤーズスクイブ |
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「partially IgA deficiency 疑の一例」 |
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「当院における結核患者の状況」 |
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篠原聖子 |
第348回
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平成9年2月19日(水) | ||
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「新生児の危急的先天性心疾患」 |
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加藤文徳 |
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「被虐待児症候群の中枢神経病変について」 |
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高橋 貢 |
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「SIDS について」 |
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山本浩一 |
第347回
日時 | 平成9年1月22日(水) | ||
症例 | 「肺分画症の一例」 | 県立新居浜病院 | 後藤悟志 |
話題提供1 | 「線毛運動障害症候群」 | 四国中央病院 | 川上郁夫 |
話題提供2 | 「尊厳死と安楽死」 | 宮田内科 | 宮田栄一 |
第346回・・忘年会
日時 | 平成8年12月18日(水) | ||
場所 | ユアーズ・コープ | ||
話題 | 「小児科領域におけるマクロライド系薬剤の有用性」 | 旭化成工業 医薬学術部 | 黒田達彦 |
第345回
日時 | 平成8年11月20日(水) | ||
製品紹介 | 「クラリシッドDSの紹介と最近のトピックス」 | ダイナボット株式会社 PI室室長 | 小松輝久 |
症例 | 「急性化膿性甲状腺炎の4症例」 | 愛媛労災病院 | 篠田邦大 |
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「Introducing myself」 | 十全総合病院 | 山手智夫 |
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「学校給食の衛生管理について」 | 三崎小児科 | 三崎 功 |
第344回
日時 | 平成8年10月23日(水) | ||
症例 | 「CT検査で見つかった細菌性?肺炎の一例」 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
話題提供1 | 「乳児のクラミジア肺炎の一例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供2 | 「アシクロビル投与による水痘の発症予防」 | マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
第343回
日時 | 平成8年9月18日(水) | ||
症例 | 「脳内海綿状血管種と思われる一例」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供 | 「マイコプラズマ肺炎の臨床的検討」 | 愛媛労災病院 | 山崎松孝 |
第342回
日時 | 平成8年8月21日(水) | ||
製品紹介 | 「アレルギー疾患用ミルク『のびやか』の紹介」 | 明治乳業株式会社 | 赤間 功 |
症例 | 「頭蓋骨骨折後の化膿性髄膜炎の一症例」 | 県立新居浜病院 | 篠原聖子 |
話題提供 | 「病原性大腸菌0−157について」 | マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
第341回・・夏季懇親会
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平成8年7月17日(水) |
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照八 |
第340回・・東予児童相談所見学会
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平成8年6月19日(水) |
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東予児童相談所 |
第339回
日時 | 平成8年5月15日(水) | ||
症例 | 「良性家族性新生児痙攣の一女児例」 | 愛媛労災病院 | 篠田邦大 |
話題提供1 | 「原発性肺高血圧症の一例」 | 県立新居浜病院 | 後藤悟志 |
話題提供2 | 「神経性食思不振症について」 | 大坪小児科 | 大坪裕美 |
第338回
日時 | 平成8年4月17日(水) | ||
症例 | 「先天性胆道閉鎖症と新生児肝炎の各症例」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
話題提供1 | 「低身長児および正常児の身長に対する意識調査」 | 県立新居浜病院 | 高橋 貢 |
話題提供2 | 「マクロライド少量長期投与療法」 | 鈴木医院 | 鈴木俊二 |
第337回
日時 | 平成8年3月27日(水) | ||
症例 | 「好中球減少症の一例」 | 四国中央病院 | 川上郁夫 |
話題提供1 | 「百日咳」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
追加 | 「当院での百日咳の発生状況」 | マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
話題提供2 | 「心的外傷後ストレス傷害(PTSD)」 | 渡辺小児科 | 渡辺敬信 |
第336回
日時 | 平成8年2月21日(水) | ||
症例 | 「急性小児片麻痺症候群の一例」 | 県立新居浜病院 | 篠原聖子 |
話題提供1 | 「日本小児癌学会の報告」 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
話題提供2 | 「自治医大卒業生の現況」 | かとうクリニック | 加藤正隆 |
第335回
日時 | 平成8年1月17日(水) | ||
症例 | 「すこしめずらしい症例をいくつか」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
話題提供1 | 「ピークフローメーターによる気管支喘息の管理」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供2 | 「悪性腫瘍患児への病名告知の問題」 | 松浦小児科 | 松浦章雄 |
第334回・・忘年会
日時 | 平成7年12月12日(火) |
場所 | 寿司勝 |
第333回
日時 | 平成7年11月15日(水) | ||
症例 | 「IgG2欠損症の一例」 | 十全総合病院 | 上田 剛 |
話題提供1 | 「Noonan 症候群」 | 県立新居浜病院 | 篠原聖子 |
話題提供2 | 「Lesh-Nyhan 症候群、GM1-gangliosidosis etc. の症例紹介」 | 四国中央病院 | 川上郁夫 |
第332回
日時 | 平成7年10月25日(水) | ||
症例 | 「ガンマグロブリン療法を行ったABO不適合の一例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供1 | 「最近経験した興味ある症例」 | 中萩診療所 | 塩田康夫 |
話題提供2 | 「脂質スクリーニング」 | 愛媛労災病院 | 篠田邦大 |
第331回
日時 | 平成7年9月9日(土) | ||
特別講演 | 『心臓手術の傷跡・こどもの心臓とこころ・』 | 国立循環器病センター 小児科部長 | 神谷哲郎 |
第330回
日時 | 平成7年8月23日(水) | ||
症例 | 「左冠動脈肺動脈起始(Bland-White-Garland 症候群)の一剖検例」 |
県立新居浜病院 | 後藤悟志 |
追加 | 「BWG症候群の一例」 | 中萩診療所 | 塩田康夫 |
抄読 | Pediatrics 95:500-505,1995 N.Sigurs et al ; "Asthma and IgE antibodies after RSvirus blonchiolitis :A pros pective cohort study with matched controls" |
十全総合病院 | 上田 剛 |
話題提供 | 「biofilm 感染症」 | 山本小児科クリニック | 山本浩一 |
第329回・・夏季懇親会
日時 | 平成7年7月19日(水) |
場所 | 江戸っ子 |
第328回
日時 | 平成7年6月21日(水) | ||
場所 | リーガロイヤルホテル新居浜 | ||
特別講演 | 『小児の骨発育の重要性』 | 岡山大学医学部小児科 教授 | 清野佳紀 |
製品紹介 | 「ヒト成長ホルモン製剤『ジェノトロピン』」 | 住友製薬株式会社 |
第327回
日時 | 平成7年5月17日(水) | ||
症例 | 「新生児頭蓋内出血」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
話題提供1 | 「胎便吸引症候群を合併した新生児腹壁破裂の一例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供2 | 「C型肝炎について」 | 宮田内科 | 宮田栄一 |
第326回
日時 | 平成7年4月19日(水) | ||
症例 | 「もやもや病の一例」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
話題提供 | 「尿酸代謝について」 | 岩崎病院 | 星加 晃 |
第325回
日時 | 平成7年3月15日(水) | ||
症例 | 「小腸造影により術前に診断し得たメッケル憩室の一例」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供1 | 「Leigh 脳症の一例」 | 県立新居浜病院 | 重見律子 |
話題提供2 | 「学校の定期健康診断の施行規則の変更について」 | 三崎小児科 | 三崎 功 |
第324回
日時 | 平成7年2月15日(水) | ||
症例 | 「低体温で発見された糖尿病性ケトアシドーシスの一例」 | 県立新居浜病院 | 篠原聖子 |
話題提供1 | 「二次的に甲状腺機能異常を呈した二症例」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供2 | 「先天性サトメガロウイルス感染症」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
第323回
日時 | 平成7年1月18日(水) | ||
症例 | 「サイトメガロウイルスの関与が考えられた乳児の肝障害の一例」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
話題 | 予防接種・乳幼児健康診断についての話し合い |
第322回・・忘年会
日時 | 平成6年12月21日(水) |
場所 | ユアーズ・コープ |
第321回
日時 | 平成6年11月16日(水) | ||
製品紹介 | 「セフエム系抗生物質セフゾン細粒について」 | 藤沢薬品工業 学術部 | 山本邦彦 |
症例 | 「新生児期に発症した原発性肺高血圧症の一例」 | 十全総合病院 | 吉岡明彦 |
話題提供1 | 「ビデオによる発作脳波同時記録」 | 県立新居浜病院 | 高橋 貢 |
話題提供2 | 「アポトージスとは」 | マナベ小児科 | 真鍋豊彦 |
第320回
日時 | 平成6年10月19日(水) | ||
症例 | 「伴性無ガンマグロブリン血症の兄弟例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供1 | 「家族性高脂血症」 | 愛媛労災病院 | 田下秀明 |
話題提供2 | 「障害児教育について」 | 大坪小児科 | 大坪裕美 |
第319回
日時 | 平成6年9月28日(水) | ||
症例 | 「低体温と思春期早発を来した重複障害児の一例」 | 県立新居浜病院 | 篠原(旧姓星加)聖子 |
話題提供1 | 「筋緊張性ジストロフイーと遺伝子解析」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
話題提供2 | 「最近の臨床検査法」 | 鈴木医院 | 鈴木俊二 |
第318回
日時 | 平成6年8月17日(水) | ||
製品紹介 | 「マクロライド系抗生物質リカマイシンDS200について」 | 旭化成工業 学術部 | 平林直樹 |
症例 | 「急性散在性脳脊髄炎の一例」 | 愛媛労災病院 | 村木敬行 |
話題提供1 | 「 air による高圧浣腸での腸重積の診断・治療」 | 十全総合病院 | 大林浩二 |
話題提供2 | 「医薬分業のメリット・デメリット」 | 渡辺小児科 | 渡辺敬信 |
第317回・・夏季懇親会
日時 | 平成6年7月20日(水) |
場所 | 海徳 |
第316回
日時 | 平成6年6月21日(水) | ||
症例 | 「股関節炎・筋炎・骨髄炎を来した敗血症の一例」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
話題提供1 | 「尿路感染の画像診断」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
話題提供2 | 「劇症型溶連菌感染症」 | 松浦小児科 | 松浦章雄 |
第315回
日時 | 平成6年5月18日(水) | ||
製品紹介 | 「セフエム系抗生剤『メイアクト』について」 | 明治製菓株式会社 | 小松義雄 |
症例 | 「MRIが診断に有用であった二症例」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
話題提供1 | 「Pompe病」 | 中萩診療所 | 塩田康夫 |
話題提供2 | 「当科の川崎病の臨床的検討」 | 県立新居浜病院 | 星加聖子 |
第314回
日時 | 平成6年4月20日(水) | ||
演題 | 「当科におけるてんかん部分発作の検討」 | 県立新居浜病院 | 重見律子 |
話題提供1 | 「Aneurysm post MCLS」 | 山本小児科クリニック | 山本浩一 |
話題提供2 | 「新生児の免疫特性と感染防御機構」 | 愛媛労災病院 | 森 誠二 |
第313回
日時 | 平成6年3月23日(水) | ||
症例 | 「新生児と乳児期早期の感染症の数例」 | 十全総合病院 | 大林浩二 |
第312回
日時 | 平成6年2月16日(水) | ||
症例 | 「化膿性髄膜炎の三例」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
第311回
日時 | 平成6年1月24日(月) | ||
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「最近経験した急性脳炎の二例について」 | 県立新居浜病院 | 星加聖子 |
幹事交代 | 三崎 功→渡辺敬信・松浦章雄 |
第310回・・25周年記念会兼忘年会
日時 | 平成5年12月15日(水) |
場所 | 常富寿司 |
第309回
日時 | 平成5年11月17日(水) | ||
症例 | 「最近一年半の間に経験した新生児重症例の検討」 | 愛媛労災病院 | 森 誠二 |
第308回
日時 | 平成5年10月27日(水) | ||
症例1 | 「血液凝固製剤第]V因子を使用したアレルギー性紫斑病の二例」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
症例2 | 「川崎病を合併したと思われる水痘の一例」 | 十全総合病院 | 田中輝英 |
第307回
日時 | 平成5年9月24日(水) | ||
症例 | 「潰瘍性大腸炎の四例について」 | 住友別子病院 | 加藤文徳 |
第306回
日時 | 平成5年8月25日(水) | ||
症例 | 「単純ヘルペス脳炎について」 | 県立新居浜病院 | 星加聖子 |
第305回・・夏季懇親会
日時 | 平成5年7月21日(水) | |
場所 | ユアーズ・コープ | |
製品紹介 | 「リカマイシンの効能追加について」 | 旭化成 学術部 |
第304回
日時 | 平成5年6月16日(水) | ||
症例 | 「播種性肝血管種の一例」 | 十全総合病院 | 大林浩二 |
第303回
日時 | 平成5年5月19日(水) | ||
症例 | 「経過中 tonic status を来したレノックス症候群の一例」 | 県立新居浜病院 | 田和律子 |
第302回
日時 | 平成5年4月21日(水) | ||
症例 | 「IgA腎症の二例について」 | 住友別子病院 | 藤田千春 |
第301回
日時 | 平成5年3月17日(水) | ||
特別講演 | 「肛門疾患」 | 大橋外科 | 大橋勝英 |