読むだけでも楽しい、
読んだらきっと出かけたくなるムックです。
(便利な観光マップ付き)
内子には、江戸時代から明治時代にかけて造られた古い町並みが残っている。そこには、昔からの暮らしを大切にする人々が、家屋や芝居小屋だけでなく、手仕事や行事、農村の景観などを守りながら穏やかに生活している。
そして、ここはノーベル賞作家・大江健三郎の故郷でもある。彼が愛した風景について、母校を設計した建築家で友人の原広司氏がエッセイを寄せ、この町の公共施設を美しい木造建築にした建築家・吉田桂二氏が町並み保存について語る。
歴史、文化、自然と共に、現代の息吹も伝える「内子新風土記」。懐かしさと温かさが、誌面から立ち上ってくる。
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