第1章 データで見る土佐っ子気質
[高知の地理]少ない耕地と深い森に彩られた風土
[高知の自然]ラテン気質を育てた自然の猛威
[土佐っ子の歴史1]流刑の地が培った反権力の思想
[土佐っ子の歴史2]長宗我部氏が生んだ平等思想
[土佐っ子の歴史3]山内氏の差別が生んだ明治維新の原動力
[土佐っ子の歴史4]戦国時代に書かれた土佐っ子気質
[高知のイチバン]「イチバン」や「はじめて」がいっぱい
高知の世界一/高知の日本一/高知の企業日本一・世界一/高知の日本三大
高知の百選/高知のはじめて/土佐っ子創業企業
[高知のイメージ]県民性本にみる高知のイメージ
[土佐っ子のつきあい]「いごっそう」のつきあいはどう?
[土佐っ子の家庭生活]結婚はしないのに離婚が多い?
[高知を代表する龍馬]何にでも「龍馬」の名前がつく
[土佐っ子が愛する龍馬]土佐っ子が誇る坂本流馬の生涯をたどる
[土佐っ子と酒]土佐っ子といえばお酒が大好き
[土佐っ子の健康意識]病人が多いのも土佐っ子気質のせい?
[土佐っ子の行動]高知から出たくないのはなぜ?
[土佐っ子と安全意識]危険は多くとも心の準備はできている
[高知の教育]整った教育環境は吉と出るか?
[司馬遼太郎が見た高知]司馬遼太郎が描いた土佐
[人材が豊富な高知]いごっそう気質は個性的な文学者と漫画家を育てる
第2章 高知の見どころ
[高知城]高知の中心にそびえる南海道随一の名城
伝統を重視した高知城の天守
銅像に国の重要文化財、高知城を探検する
山内一豊の出世街道をたどる
一豊の妻の「内助の功」/パクリ疑惑の一豊
[高知城下町]堀や水路で区分されている高知の城下町
今も残る城下町地名の由来
山内家のルーツと代々の藩主
野中兼山の天国と地獄/一領具足を取り立てた兼山
小御所会議でも「酔うて候」
吉田東洋の人となり/土佐勤王党主・武市瑞山
よばれたれの龍馬を救った剣道と姉・乙女の存在
龍馬暗殺の黒幕は?
板垣死すとも自由は死せず
奇人と呼ばれた中江兆民/天才を忘れた頃に思いだす
[高知日曜市]三百年以上の歴史を持つ庶民の市場
[はりまや橋]高知市中心部にある、純信とお馬の恋の名所
恋愛成就の神になった純信とお馬/坊さんカンザシ異説
[桂浜]月の名所の砂浜と長宗我部氏の城跡
長宗我部元親の子供時代/長宗我部氏お家断絶の理由
強さの集合体が土佐の闘犬/桂浜にちなむ名の大町桂月
龍馬銅像建立異聞
[五台山]五重丸の景観の五台山
小学校中退の大植物学者/ライオン宰相・浜口雄幸
[よさこい祭り]おらんくの血が騒ぐ「よさこい」
伊予人が作曲した「よさこい鳴子踊り」
[高知市街]高知の市街を走る日本一の路面電車
豊作を願う「どろんこ祭り」/人はそれを「沢マン」と呼ぶ
山内氏のお庭焼だった尾戸焼/紀貫之の出発は内陸から
出てこい第二のハルウララ/土佐路の春はキャンプではじまる
[南国]紀貫之がつとめた国府は南国市にあった
からくりに計算機など、科学者が誕生する地域
改良に改良を重ねた尾長鶏/長宗我部氏が居城した岡豊城
長宗我部氏がもたらした土佐打刃物/土佐しっくいを生んだ土佐石灰
[香美]アンパンマンとやなせたかし
吉井勇が愛した温泉宿/いざなぎ流と陰陽道
[龍河洞]太古の息吹が聞こえる鍾乳洞
龍河堂発見のいきさつ/古代人が残した「神の壺」
[香南]豊かな水と緑に囲まれた地域
酒飲み天国の「どろめ祭り」/絵金の絵がローソクの光に浮かぶ
[嶺北]美しい自然に囲まれて…
日本一の歌手と大杉/四国の水がめ・早明浦ダム
[いの]川の流れにそって身体も心もリフレッシュ
山国・土佐の産出品が育てあげた土佐和紙
[佐川・越知]太古のロマンを感じるまち
勤王の志士と佐川町の関係/平家の落人伝説
[室戸岬]空と海が出合う室戸岬に残る弘法大師の足跡
日本一のレンズを持つ灯台/
空海と名乗るきっかけの洞窟/室戸岬で知るクジラの知識
中岡慎太郎と陸援隊/深海からの贈り物・海洋深層水
大漁を祈るシットロト祭り/日本三大奇祭・御田まつり
[安芸周辺]はじめて見るのに懐かしい、心の風景に出逢う街
弘田龍太郎の曲碑をめぐる/安芸市のシンボル・野良時計
三菱の創設者・岩崎弥太郎/まむしと恐れられた黒岩涙香
五藤家の援助で誕生した内原野焼/安芸出身書家の作品を鑑賞
[北川・馬路]ユズ飲料でまちおこし
日本一の魚梁瀬スギの山林/青い睡蓮を咲かせるモネの庭
[四万十川流域]日本最後の清流・四万十川を徹底的に遊ぶ
小京都・中村をつくった一条氏/大逆事件と幸徳秋水
世界一のトンボの種類/四万十川のヌシ・アカメ
[足摺岬]小説と映画で評判を呼んだ「足摺岬」
太平洋の安全を守る灯台/二十一もある「足摺七不思議」
アメリカ帰りのジョン万次郎は、スパイ容疑をかけられていた
[竜串]長い年月がつくりあげた奇岩・怪岩
国天然記念物指定の恐怖の木/美しい竜串の海中を楽しむ
[大月・宿毛]サンゴと熱帯魚が彩る大月の海
不思議な現象・ダルマ夕日/ワンマン宰相は金持ちだった
[横浪・中土佐]スカイラインから眺める海と半島の魅力
「カツオの一本釣り」を体験/大きな松明が夜空を焦がす
[檮原]日本三大カルストのひとつを探検する
龍馬脱藩のルートをたどる/田ごとの月を楽しむ千枚田
第3章 高知のうまいもの
[カツオのタタキ]高知県人が自慢するカツオ料理の代表
[カツオあれこれ]無駄なく食べられるカツオ/紀州人が考案した「土佐節」
[皿鉢料理]はちきん思いの男たちを満足させる料理
[高知の宴席]完飲・返杯が高知ルール/勝つより負けたい「はし拳」
[魚の寿司]さまざまな魚がまるごと寿司に変わる
[寿司あれこれ]押し寿司の一種、こけら寿司/高知だからできる山菜のすし
[ウツボ料理]見かけに騙されてはいけない淡白な味
[魚あれこれ]関サバに並ぶ土佐の清水サバ/土佐を代表する半透明の珍味
[川魚料理]四万十川の豊かな幸を味わう
[川の幸あれこれ]四万十川の風で育つアオノリ/夏の終わりの贈り物「ガネ」
[碁石茶]村々の交流のためにつくられた醗酵茶
[里の味あれこれ]おいしくてごめんね土佐ジロー/海原雄山おすすめの嶺北牛
[鍋焼きラーメン]須崎のまちおこしに寄与するラーメン
[街の味あれこれ] パラソルが目印の冷菓/全国デビューのぼうしパン
[土佐小夏]所変われば名前も代わる土佐の柑橘
[果実あれこれ]みかんより人気の土佐ブンタン/いじめられて甘くなるトマト
[かしきり]ドングリからつくる郷土料理
[ふるさとの味あれこれ]魚の「ぜんざい」、魚の「しるこ」/土佐野菜たっぷりの煮物
[ケンピと芋ケンピ]老舗の銘菓と芋のお菓子の関係
[お土産あれこれ]高知なのにエチオピア饅頭/高知で生まれた宇宙酒 |