第一章 高縄山から和気浜へ
高縄山の高縄寺と善応寺
風早名物半鐘まつりと櫂練り
安楽山大通寺
恵良城跡と鹿島
柳原港と一心庵
虚子のふるさと柳原村西ノ下
風早の文学的風土
粟井坂
和気浜堀江
円明寺と太山寺
興居島の伝説と由来
第二章 伊予路そこかしこ
軽之神社
十六日桜
大宝寺の姥桜
熟田津の所在地
三津浜懐古
三津の朝市
軽便鉄道と高浜港
梅津寺公園
古三津の藤原純友遺跡
古三津刈屋口古戦場
久米の如来院と浄土寺
星ヶ岡
土居氏の本拠と館跡
来住廃寺跡より繁多寺へ
ていれぎと紫井戸の片目鮒
第三章 伊予松山巷談
烈女松江の話
中江藤樹「鑑草」から見た松江事件
烈女松江事件についての新史料
伊予絣と鍵谷カナ
松高生の見た松山のおんな
歩兵第二十二連隊と松山海軍航空隊
第四章 伊予の道後
湧ヶ淵の大蛇
石手寺
宝厳寺と一遍上人
道後の湯
湯釜薬師・湯神社・伊佐爾波神社
道後湯の町散歩
一草庵と山頭火
湯築城跡
河野家継嗣騒動
義安寺の螢塚と姫塚
第五章 松山城物語
加藤嘉明の勝山築城
孫六出世譚と会津転封
伝説「松山城の石垣」
蒲生家断絶
松平定行の松山入城
松平定政の意見封事
久松松平氏の治政
享保の大飢饉
久万山一揆
樗堂と一茶
松平定通と藩政改革
第六章 松山藩幕末維新こぼれ話
長州征伐女の夜這い
対長州藩応接始末
新選組十番組長原田佐之助
廃藩一揆騒動
大林寺の幽霊譚
岩村県政と自由民権思想
藩校明教館と松山中学
あとがき |