静岡の名物に「うなぎパイ」がある。鰻の味は余りしないのだが、鰻の骨から取ったパウダーが生地に練り込まれているという。
土産物で何度かもらったことがあるが、キャッチフレーズの「夜のお菓子」が印象に残る。旅行から帰ったその夜に食べてもらいたいという願いを込めたというが、「鰻」と「夜のお菓子」が組み合わさって、精力増強に役立つというイメージが強い。
何年か前、「うなぎVSOP」を貰った。「夜のお菓子」ではなく「真夜中のお菓子」である。金色のパッケージを破るとブランデーの香りが漂い、マカデミアナッツがまぶされたパイが顔を出す。高級感もあり、話題づくりのお土産には最適だ。「VSOP」は、ブランデーを含むことからの命名だが、「Very Special One Pattern」の道を突き進んで欲しい。