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[8月第1週] |
[うだるような夏]
うだるような夏。
朝早くから、じぃぃーとか、
ミーンミンミンという蝉の声が重なって
うなりのように聞こえます。
町の中を歩いていても、
どこからともなく聞こえてきます。
時に、「うるさーい」とか言いたくなるんですが、
やっぱり松山って、なんだかんだいいながら
田舎なのかなと思います。
ここは三津です。 |
写真:白石光一 |
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古い土蔵も残っている三津浜の町並み。夾竹桃がきれいです。 |
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8月第2週 |
[三津港]
三津港です。
けだるい夏の午後、
昼寝でもしてるみたいに、
船が繋留されたままじっとしています。
それでも三津って、なんか絵になります。
先日、ここで花火大会がありました。
行きたかったけど、
行くまでの道路の渋滞を考えると、
気持ちが折れました。
混んでようがなんだろうが、
絶対見に行く」という人は、
やっぱり若いんでしょうね。
ということで、
花火の写真はありません。 |
写真:白石光一 |
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古い土蔵も残っている三津浜の町並み。夾竹桃がきれいです。 |
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8月第3週 |
[宝厳寺]
これは、先日撮ったばかりの写真です。
まさか、火災で本堂が焼失し、
重要文化財の一遍上人立像まで
なくなってしまうなんて
この時は想像もしませんでした。
時宗の開祖・一遍上人生誕の地で、
子規と漱石が散策し、
山門のところで句も詠みました。
色里や十歩はなれて秋の風
なくなると、
一層その大切さがわかります。 |
写真:白石光一 |
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寺の前の参道には、かつて遊郭がありました。今、当時をしのばせるものはほんどありませんが、ネオン坂の名前は健在です。 |
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8月第4週 |
[伊佐爾波神社]
道後の伊佐爾波神社の階段です。
135段あるそうで
上り切ったところに
延喜式の社殿があります。
こういう自然石の階段は、
少なくなったせいか、
時々、ここで
映画のロケやテレビの撮影なんかがされます。
夏休みも終わりですね。
この女の子、
何を急いでたんだろう。 |
写真:白石光一 |
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ここは、和算の算額がたくさん奉納されていることでも有名です。人の集まるところに問題だけ書いて奉納し、その解答を算額にしてまた奉納するといったことがされたようですが、松山の人って数学好きだったのかなあ。 |
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