Fl

Trb

Ob

Hrn

Cla

和田、渡辺、杉野、石橋森田、山根、矢野、鈴木玉田、舘野、飯田、嶋村藤岡

Euph

Sax

Tub

Fg

Per

Trp

河野、越智、尾崎、久保、房田、坪田

Cb

　ついに来ました本番当日。あいにく朝から小雨がパラつき、おーもとはカッパを着て会場入り。みんなに９時半に集まってもらってプログラムの仕上げ作業です。行くともう石橋先輩と大財くんが並んでベンチに腰掛けて新聞を拡げているので、
「おはようございます」って言ったら、「これ済むまで待って」って…クロスワードですか！？もうかなり佳境に入っている様子だったので、まだ時間前だし作業の準備にとりかかりました。（石橋先輩はすぐ合流、完成間近だったんですね）作業には、出演者のみなさんや、阿久津さん(H1)も来て下さいました。非常にスムーズに終わり、やれやれ今年は楽だったなーと。
　さて私は色々事情があってリハーサルは途中参加。しかも朝から睡眠不足のせいでフラフラ。途中メガシャ○っていう目が覚めるドリンクを飲んだんですが、効果無し。みんなで昼ご飯を食べに行くときも「お腹すいてるけど、食事より寝ときた〜い」ってゴネてたんですが、ロクソツ（辰段、鶴岡、鈴木）と弥生ちゃんに連れられて高島屋へ。地下で花束を注文し、作ってもらってる間に８階で中華料理をいただきました。「ダッタン野菜炒め」に惹かれて四○飯店に入ったのにだれもそれを注文せず。私はスーラータン麺と杏仁豆腐にしました。普段酢は好きなんですが、今日はやたらとのどにひっかかりゲホゲホむせながらすすります。涙目になりながらなんとか平らげるとあら不思議、黒酢パワーか陳健○の魔法か、おーもとはすっかり元気になり、足取りも軽く本番前のホールに戻りました。ありがとう陳先生！

　さていよいよ開場時間。お客さんの入りは昨年比１．２倍ってところ。現役効果でしょうか。森田先輩の元気な指揮のもと「カーペンターズ・フォーエバー」で演奏会は始まりました。ソリストが次々スタンドプレイ。会心のソロや緊張気味のソロ。スタートの一曲としては快調な滑り出しです。
　続く「ビッグバンド・ショーケース」はクラリネット渡辺さんの円熟味あふれるソロや、赤い帽子の石田さんによるドラムなど聞き所盛りだくさん。なんですが楽譜にかじりついていた私は周囲を見回す余裕無し。
　そして赤いＴシャツに吊りズボンの藤永さん登場。おしりのポッケには赤いバンダナとキメキメです。「ウエスト・サイド・ストーリー・メドレー」はもう自分が吹いてるのはスイングなんだかスイングじゃないんだか。もうンパンパンパはお腹一杯です。
　「ポーギーとベス」では、今回初めて聴いた丹下さんのファゴットと水田さんのデュオ。なるほどこうなってたんですね。丹下さんは楽器持ち替えで大活躍です。仲田さんのいやらしソロもすごかったです。
　第２部は現役ステージ。しかし私は着替えたり、休んだりでステージ袖から戒能
さんのチェロ、橘さん、神田さん、森平さん、横本さんのサックスによる「おくりびと」だけは聴きました。橘さんは朝早くからこのソプラノサックスの練習してたんだ〜。ひじょうにタイムリーなステージで、お客さんも楽しかったんではないでしょうか。できれば戒能さんはもっくんっぽいコスプレがよかったかなあ。
　「アルメニアン・ダンス・パートI」は事故多発。臨時記号のミスはもちろん、飛び出しや暴走（？）など県警にしかられそうな小事故が連発。あとで録音を聴くのが怖いです。井手さんの変拍子の小さい指揮は本人いわく「大きくしたら遅れるのに」だそうです。大御所指揮者の晩年の指揮のようでしたが。
　続く「１６世紀シャンソンによる変奏曲」は、緊張した面もちの山下さんが壇上へ。わたしは降り番だったので見てるだけでしたが、山下さんは練習のとき苦労していた箇所をきちんとこなし、表情は硬かったですが大役を勤め上げました。偉いよ、山下さん！いやもう一曲ありますが。
　「行進曲『秋空に』」は元気よく演奏できたんじゃないかな、カラ元気だけど。やっぱり今回はちょっときついプログラムでしたねえ。
　「スラブ行進曲」のころには、もうバテバテ。再び登場した井手さんも壇上に苦労して上がり、なんだか２４時間やってるテレビ番組の終わりのほうみたいな妙な感動が…。桜は吹雪きませんが、音萌は華やかに散りました…。
　そして伝説のアンコール。「ロマネスク」で終わる演奏会はなんだか物足りない。３・３・７拍子の最後が６！みたいな感じです。
　来年には復活させないとね、「夏の思い出」。こうして、鉄人レースは終了し、みんなの心に感動と反省を残していったのでした…。
　最後になりましたが、客演のみなさんにお礼を…
トロンボーンの阿部竜之介さん、いつも現役ともどもお世話になっています。ミュートを操るのは苦手ということで、スタンドプレイはなしでしたが、見事なソロが輝いていました。まさに最強の助っ人です。ありがとうございました。
同じくトロンボーンの水田夕起子さん、いつもいつもありがとうございます。最強のご夫婦でうらやましいです。賛助の方に頼りっぱなしのトロンボーンパートのもはやリーダーです。しかも早くから練習に参加していただき大助かりです。
ホルンの三島清美さん、低音はおまかせしっぱなしで…。私が横で拙い演奏を聴かせてしまい恥ずかしい限りです。飲み会でのお話も楽しく、もはやホルンには欠かせない一員です。これからもよろしくお願いします。
トランペットの坪田俊伸さん。旧姓で呼んだり、「じいちゃん」って呼んだり、たいへん失礼しました。今後も失礼します。演奏以外にもたいへんお世話になりっぱなしで、面倒くさい後輩ですが今後ともお世話になります！今回のカーペンターズのソロ良かったッス！
チューバの山内啓明さん、低音パートのご指導までありがとうございます。スイング教室で塩見君も成長したようです。美しいお嬢さんをお連れだったときは、どんな関係の女性なのかドキドキしてしまいましたが、ホントのお嬢さんだったんですね。最近めっきり寂しくなった低音パートを今後ともよろしくお願いします！
そしてパーカッション。藤永香音さん、長い長い足をガン見しちゃってごめんね。すごい親子です似てません。杉野汐美さん、そっくりです！とっても好感の持てるいいコですね。是非東高に行って音萌に来てほしいなあ。そのころ私はいくつになってるんだろう…。野尻匠くん、昨年に引き続きありがとう。貴重な夏休みをこんな大人達に囲まれて過ごしちゃっていいんでしょうか。絵日記なんかに書いちゃったりするんでしょうか。いい見本だけ参考にして、悪い大人は見なかったことにしてね。床で寝る大人はダメ見本です。みんな演奏会をたのしく盛り上げてくれたありがとう！

　打ち上げ報告
　例によって撤収作業をしていたので、嶋谷さん、石橋先輩、久美ちゃん、そして激務の中聴きにきてくれたみずまんは、井手○計事務所に寄って荷物と井手さんの車を放り込んでからタクシーで移動。国際ホテルに着くなりオニの会計飛田さんがお名前のとおり飛んできました。黒服もびっくりのこわい門番です。いやいや、いつもめんどい役を買って出ていただいて助かっています。最高の会計です。
　すでに盛り上がっている会場では森田先輩が早くも真っ赤。乾杯の「練習」の後、ひさびさに飲んだビールはしみました〜！飲んだら寝てしまうので、ずーっと飲んでなかったからなあ。まあ普段から家では飲まないんですが。今回は井手さんに労をねぎらっていただいてちょっと恥ずかしかったですね。プログラムの準備は相棒のみずまんがいなかったので、時間がかかっちゃいましたがみんな手伝ってくれたし、好きな仕事なんで苦にならなかったですよ。ただ例の楽譜探索でどっと疲れましたが。
　浜辺先生が到着されて本番の乾杯。もう私は見事な酔っぱらい完成です。パーカッションはいつも仲良く一つのテーブルに。いつも見事な表紙イラストを無償で描いてくれる上野氏は、なぜかオジサンテーブルで社交的に話しててびっくり。アナウンスの合田さんもお子さんが気になるでしょうに、打ち上げも来てくれました。ロクソツテーブルはなぜか後頭部の話で盛り上がり、私のカメラでいろんな人の後頭部を激写。井手さんの脅威の毛量にびっくり。そうです、「毛の話」はおーもと作です。ホテルの支配人のご厚意で、時間を延長していただき、誰もがこころゆくまで盛り上がりました。１次会が終わり、みんながゴスペルに移動する中、みずまんは帰宅、山ちゃんはダーリンがお迎えが来たので（キャッ）帰宅。山ちゃんのダーリンはみんなの写真も撮ってくれました。久美ちゃんもご主人が迎えに来たのでお見送り。あ、ロクソツは私と舞さんだけになっちゃった。ついでに森田先輩も奥様が迎えに来るまで一緒に待ってお見送り。なんか潤美ちゃんと、弥生ちゃんと舞さんとである意味おくりびと？ゴスペルはすでに妙なテンションになってて、アングラっぽいというか、フォークの集いというか…。いつものカウンターの端っこに座ったら、お酒を頼む前にジェンガを始めちゃったり。どうしても「今年の最弱キャラ」を決めなければならないようです。ちなみにジェンガは舞さん、潤美ちゃん、藤岡くんを中心に、困ったときの理系頼り冨田さんで行われました。塩見くんは決定的瞬間を激写すべくカメラをスタンバイ。なんでみんなこんないジェンガ好きなんでしょう？
　カウンターの反対側の端っこでは石橋先輩がお一人で漱石ポーズ。今日の演奏を内省されてたんでしょうか。奥のテーブルは７０年代っぽい雰囲気。音楽をこころから愛する集いって感じです。手前の席は夜の帝王山内さんと、夜の首領河野さんが女性会員に囲まれてたんですが、山内さんがお酒を飲んでないって聞いてびっくり。そ、そうだったんですか、私てっきり…。
　わたくしおーもとは、越智さんやかいのーさんに褒められたり、オタクだと言われたたり。まあ、オタクですな。いいんです、キャラですから。そんなこんなで、解散したのが深夜２時。大声で笑いすぎたからか、スーラータン麺で噎せたからかノド痛〜い。過激な夏の一日はこうして終わったのでした。