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会長あいさつ
S47年卒 井手 浩一
50年前にOB会を始めた頃にどこまで想定していたか。2年や3年でポシャるのは見苦しいから、せめて5年は頑張ろう。その他には何も考えていなかったのが正直なところです。それが10年15年と回を重ねて〈今年は何をやろうか〉と色んなプランが湧いて来て、ここまで回数が増えて来ました。恐らく初期のメンバーの誰に尋ねても、50回まで続くなんて考えていた人間はいなかったと思います。
多分、年に一遍、演奏会のためだけに集まる、というスタイルが長続きした要因かもしれません。或いは毎年でなく、5年か10年に一遍気が向いた時に出て来たのでも一向に構わない。それが夏が近くなると曲目を決めて楽譜や練習場所を手配して、さあ練習だと気合いが入るからおかしなもんです。
東京や大阪から帰って来る人間は練習に合わせて帰省して来るから、いつから練習に入る、というのは大問題です。ちなみに今年の場合で本番を含んで練習期間は8日間、本当の勝負は最後の3日間、それ以上の拘束は難しい。昔と違って、今の大学生は忙しいですし。それでも帰って来て楽器を吹こうかという人間は、普段から各地で活動していますから、それなりの音がします。良く聞くと部分的には大学オケの響きがしたり、アマチュアブラスやママさんブラスのサウンドがしたりするのも妙です。
さて、飽きずに同じことをしている間にOB会も変容して来ました。我々創立メンバーは出来た頃のことを昨日のように憶えていますが、もうそれを若い世代に押しつける訳にはいかない。今までのことは一旦置いておいて、次の50年は0から出直すつもりでやったら良いと思います。
第2半世紀も〈まずは3年くらいやれたらいいや〉の気持ちで頑張って下さい。1つだけ忠告。実際には3年なんて、半年くらいにしか感じられないんです。良い例が今回のコロナ騒ぎです。これも既に記憶の彼方に薄れて行こうとしています。
我々も『コロナ対策班』を作って、どうやったら現役の動線とOBの動線が交わらように行動出来るか、図面を書いて実際にホールへ行って対策を練ったのですが、これも何年かすれば〈そんなこともあったなあ〉で済んでしまう。だから、次の役員さんは〈なんでもメモしてやろう〉の精神で記録を残して下さい。そうでないと、あの時の会報がない、○○回のプログラムがないと大騒ぎになりますよ。
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