H13卒　村上 奈緒子

　こんにちは。また、はじめまして。気が付けばなぜか新音萌となっていたＨ13卒の村上奈緒子です。…気が付けばなぜか…。本当に。
　事の起こりは、一本の電話でした。遊びに行っている最中、知らない番号から携帯電話に着信が入ってきたのです。
「…はい、もしもし…？」
「あ、もしもし。音萌の会の井手ですけれど。」
………あ。懐かしい声。
「練習始まったんですが、サックスがいないんですよー。」
「…あ、そ、そうなんですかー…。」
「久しぶりだからテナーのほうが吹きやすいですかね？」
「…まあ、アルトよりは…って、え！もう出るの決定なんですか!?」
「決定ですよー。はははは。とりあえず今日、楽譜だけでも取りに来てください。」

　とりあえず、夕方、言われた場所へ行きました。すると「サックス、数人は来る予定だから、吹けるとこだけで大丈夫だから。」……あれ？いないって言いませんでしたっけ。けれどまあ、出ることとなり、もうずっと楽器に触れていないから、練習しないと恥ずかしい!!と思い、練習には参加していました。するとまた、「ここのソロは、村上さん吹いてくださいね。」……え!?ソロは吹かなくていいからって言いませんでしたっけ!?吹けない、下手くそだからと言ったのですが、またもや決定してしまいました。
　ちょっとだまされた気もするのですが、でも出てみるとやっぱり楽しかったです。私は大学に入って音楽から離れてしまったので、全くステージに立っていいような演奏ではなく恥ずかしかったのですが、それでも久しぶりに楽器を吹けたのは気持ちよかったです。音に囲まれるのは気持ちのいいものですね。もうこういうことでもなければ、楽器を吹くこともできないし、また大勢で演奏することもできないので、いい機会なのかも、と思いました。
　最後に、今回一緒に演奏させていただいた先輩方、本当にお世話になりました。また会員の皆さんも、もしお会いすることがあれば、よろしくお願いします。現役の皆さんも頑張ってくださいね。それでは！