さあ、ついに坑内へ!ワクワク、ドキドキ!

坑内には人形が設置され、江戸時代の採鉱を再現しています。着物は、「山襦袢」といって死に装束なのです。昔は死を覚悟して仕事していました。足下を見ると・・おお、本物の鉱石が置いてあるぞ!チェ、盗られないように赤ペンキをつけてやがる。残念・・

これが有名な「中持衆」です。男45s、女30sの鉱石を背負って山道を登り下りしていました。実際に同じ重さの俵を担げる装置がありますが、腰を痛めないように注意してください。「重かったろうな〜。」と感慨深く物思いに沈みます。・・コラ、鎖の中にはいるな!

鉱石展示室です。別子銅山産の素晴らしい「吹き寄せ」や「黝銅鉱(安四面銅鉱)」の結晶が展示されています。「負けた!私の持っている標本より素晴らしい・・」と泣いているところ。博物館と勝負してどうする!

「ん〜、こっちの斑銅鉱もきれいだな〜。」とかぶりつきで見ているところ。昔はこんなものがゴロゴロ、道に転がっていたと言うんですからスゴいですよネ。みんな電線になってしまったか、と思うとちょっと惜しい気がします。