博士（以下　“Dr”）　「あー。本日集まってもらったのはほかでもない」
助手（以下　“じょ”）　「あのー、集まったといわれても僕だけなんですけど」
Dr　「あそ。とにかく集まってもらったのはほかでもない」
じょ 「ほかでもないということは何か“ほか”というものがあって、それではないということですね。
　　　では、その“ほか”というのは何ですか？」
Dr　「いいところに気がついた。でもそんなことはどうでもいいんだよ」
じょ 「なるほど」
Dr　「行数を稼いだところで本題に入ろうか。実はここに去年の第３１回音萌の会演奏会でのア
　　　ンケート集計結果がある。これを分析して今年の演奏会に活かしていくわけだ」
じょ 「なるほど」

Dr　「まずは客層の分析だ。上のグラフから分かることはなにかね」
じょ 「あらゆる年代の方に観てもらっていますね。あと女性が圧倒的に多い」
Dr　「そうだ。最近の中高生の吹奏楽部員もほとんどが女子だ。私はこれには何かがあるぞとい
　　　うことに気が付いたね」
じょ 「それは何ですか」
Dr　「気が付いただけ」

Dr　「次はこれだ。ほとんどの方が音萌会員もしくは現役部員から演奏会の情報を得ている」
じょ 「ポスターとかでもっと宣伝したほうが良いんですかね」
Dr　「予算の関係もあるから難しいのう」
じょ 「ホームページから演奏会を知った人は意外に少ないですね」
Dr　「まあホームページを見るのは、ほとんど会員だからな」
じょ 「あとは“萌え”でインターネット検索した人が偶然見るくらいですかね」

じょ 「何度も来ていただいている方が多いのはうれしいですね」
Dr　「そのとおり。次回も来てくれると考えると、今年は去年より客が増えると予想できる」
じょ 「来年はもっと増えて、キャメリアホール満席ですね」
Dr　「その次の年は立ち見客がでるね」
じょ 「またその次の年はステージまで客で一杯になったりなんかしちゃったりして」
Dr　「そぉーんなことはないやろぉ」（大木こだま・ひびき風に）

じょ 「H１５卒の酒井君が指揮したアメリカの騎士が一番印象に残ったようですね」
Dr　「そうだ。君のような若い者が音萌の音楽を作っていくのだ」
じょ 「僕なんかもう若手じゃないですよ。年も３０に近いし」
Dr　「あれ？君いくつだっけ？」
じょ 「３１歳ですが」
Dr　「・・・・・・・・」
じょ 「３０に近いでしょ？」
Dr　「・・・・・・・・」                                                    おわり